MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

玉虫が翔び、黒面形天蛾が現れ、山百合が咲き初む

2018年07月04日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


台風から変化した低気圧で、今日は一日中風の強い日となった。
風、といえば当地では6月26日から本日まで、
自転車を乗るにはやや危険の伴うような、
強い風の日々(最大風速10~15m・船橋)が9日も続いている。

梅雨明けが早かったり、強い風の日々だったり異常気象なのだろうか?

昨日の朝は風がやや弱かったので、久しぶりに大町公園へ出かけた。
が、やはり昼過ぎには風が強くなり南風に背中を押されながら帰ってきた。

巻頭の写真は、鑑賞植物園前の斜面で咲き始めた「山百合」で、
園内では「玉虫」の飛翔も目にすることができた。
昨年は異常発生かと思うほどの「玉虫」が見られたので、
台風の一過の穏やかな晴れの日に期待したいと思う。

下は、園内北口に近い「東屋」付近に舞い降りてきた「玉虫」。


また北口近くの湿地では「オオシオカラトンボ」の産卵シーンが見られた。
メスの産卵中、交尾相手だったオスが、ほかのオスからの攻撃を守っていた。
交尾が終わったとたんに産卵を始めたことが、やや驚きであった。


「クロメンガタスズメ」
やや大型の雀蛾の一種で、背にドクロのような模様があり、
年毎に数が減っていたが・・・・今年は期待したいと思う。

下の写真は、今年の初見で、東屋の天井で休んでいた個体。


鑑賞植物園前の小さな池では「日本赤蛙の子」が小さな葉の上で日光浴をしていた。
大きさは1.5cmほどだが、人が近づくと跳んで逃げてゆく。
小さいながらもその生命力の強さには驚かされた。


「市川動植物園(大町公園内)」の天気予報は明日から土曜まで傘マークで、
日曜日以降に晴れ間となるようだ。
暑さ対策を十分にし、こまめな水分補給をしながら園内散歩を楽しみたいものである。
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