ポタリング中に道路脇の植え込みに咲く可憐な花を発見した。
緑の草叢のなかで派手目の赤紫色で目立っていたのである。
葉の形や花の大きさなどは「ゲンノショウコの赤紫種」に良く似ているのだが、
葉や花がゲンノショウコよりもやや華奢である。
野草の花が美しく咲いていて、名前がわからなければ調べようと言うのがモットーで、
これは、中学時代に自由研究の植物採集をしたときについた後天的な性格のようである。
ネットが発達する前は図鑑で調べなければならず、
様々な図鑑を買ったが、現物と照らし合わせるのは大変で、
なかなか解明できないこともあった。
が・・・・
いまやネットの時代で、図鑑などは不用になった。
花の色、花弁数、咲く季節、草か木かなどを入力して検索すると直ぐに見つかる。
ということで、
巻頭の花の名前は「ヒメフウロ」と判明した。
次に見つけたのが、この季節にはあちこちで見られる下の写真の花。
前から気にはなっていたが、花が地味なので調べることもなかったが、
「ヒメフウロ」を検索しているときにその名前を見つけた。
名前は「アメリカフウロ」で、
立って見ていたのでは下のような薄紫の色は確認できない。
さらに、
薬草として馴染みのある(?)ゲンノショウコもフウロソウ属フウロソウ科の仲間で、
こちらの花は以前から知っていたが、フウロソウ科とは知らなかった。
関西に多いと言われる「赤紫色の花」と、
関東に多い「白紫色の花」がある。
フウロという名前の花でこれまで知っていたのは、
高山植物の「ハクサンフウロ」で、
以前登山を趣味としていた頃に知った名前だが、見たことはない。
山と渓谷社のホームページには「ハクサンフウロ」の写真が掲載されていたので、
掲載してみました。
登山の装備の必要がない「霧が峰車山」などでも見ることができるらしいので、
そのような機会があれば見てみたいとは思う。