MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

国分川の酔芙蓉

2013年08月24日 | あらかると

やや涼しかった午前中に松戸市の国分川上流をポタリング。

季節になると毎日のように翡翠がやって来る橋の袂の、
土手の傾斜地に「酔芙蓉」が咲いていた。
昨年は、樹高が低く花も少なかったが、
この一年間に相当成長したようで、多くの花を付けていた。

酔芙蓉は咲き始めは白い花だが、
午後には赤くなって萎んでいく(巻頭の写真・川は国分川)。
赤くなっているさまを「酔っている」として名づけられたのである。
普通は民家の庭先などで栽培されているものだが、
どこからか種が流れ着いてこの場所に発芽したものであろう。

国分川上流は松戸市によって河川改修が行われており、
水質を浄化し「清流」を取り戻すために水生植物などの植栽が実施され、
両岸には遊歩道が整備され近隣の散歩コースとなっている。

遊歩道の一部には花壇が作られ、イノコロが自然さを演出していた。


今年は高温が続いたためかすでにミノリを迎えているエノコロもあり、
丸々と実った種がいつもの年より多く付いていた。
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