MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

夏の蝶(黄揚羽、黒揚羽、黄斑セセリ、ベニシジミ)

2013年06月26日 | あらかると

今日も一日中雨。
明日は雨が止むようだが、晴れ間は出ないという予報。

ということで、この二週間ほどで撮った夏型の蝶等を。

公園を散歩していると「トラノオの花」で吸密している「夏型の黄揚羽」を発見。
春型よりは一回りも大きく素晴らしい固体だった。
まずはレンズを望遠に換えて2m先から撮影した。

「挙動不審者」と認識するわけでもないのだろうが、
レンズを換えている最中に飛び去ってしまう蝶も多い。

まず、離れた場所からシャッターを切り、一枚の写真を確保し、
2枚目3枚目からは、徐々に蝶に近付きながら撮る。
複眼の昆虫は「ゆっくり近付く」と以外に近寄れるもので、
巻頭の写真は25cm近くまで寄って撮っている。


さらに近付こうとしてカメラを寄せて行ったが、逃げられた。
しかし、まだトラノオの蜜が欲しいのだろう、
近くの木の上で日光浴をするかのように翅を広げていた。


つぎは生まれて初めて撮った「黒揚羽」で、これも夏型で大きい。
黒揚羽を見ることはあるのだが、いつも高いところを飛んでいて、
これまでは「撮りたくても撮れない」存在だった。


黒揚羽の撮影はオートで撮ると真っ黒にしか写らないので、種の特定が難しい。
露出補正で+2、さらにRAW現像で2段階ほど補正したのが下の写真で、
この時点で模様が現れ「黒揚羽」と判明した。


下の写真はベニシジミ。
花は「コウホネ」で、黄と紅のコラボは珍しい。


黄斑セセリは普通に見られる蝶で、
夏の蝶にふさわしく7~8月頃に良く見られる蝶。
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