MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

悶える猫柳

2012年03月21日 | あらかると

都心では風速10m以上の北風が記録されるほどの、
北風の強い一日だった。

冬のような青空が出ていたので、近くの公園へ・・・
皮手袋にフードのついたダウンウェアと言う防寒体勢で、
公園内を闊歩したが、
強い北風にも拘らず厳冬期の肌を射す様な冷たさはなく、
「春の北風」らしさを感じた。

巻頭の写真は開花を始めた猫柳で、
日当たりの良い側が花粉をつけていた。

すでに受粉を終えた蕊は先端が黒く変色している。


早々春(晩冬と早春の狭間)に銀色の毛で覆われていた猫柳の開花は、
近づけて鑑賞すると、まさにドラマチックな美の世界でもあった。


で・・・・
これらの猫柳の花、
なぜか極端に巻き気味で、悶えているようにも見えた。

なぜ?????
公園の中ではこの猫柳の近辺の放射線が一番高かったという。
フカヨミかもしれないが、もしかすると・・・・


が、
余計なフカヨミをしたところで、
遺伝子の知識が皆無の個人ゆえその真実は計りがたく、
春の春らしい息吹を楽しみたいと思う。


ちなみに、
公園の別の場所の猫柳は正常でした。


すべてマクロ撮影のように見えますが、
SONYα380に標準装備の18mm~55mmの標準ズームレンズで、
絞り優先のF11で撮ったものをトリミングしています。
55mm側でも被写体から23cmまで近寄れるのがこのレンズの良いところ。
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