ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ポリスチャンピオンシップ1日目

2007-06-14 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


ルーマニア全土から約600名、入場行進をして開会式に臨みます。これだけたくさんの警察官に守られているのだから、ルーマニアで一番安全な大会だといえます。

国家養成レベル選手の参加はなく、あくまでも職務を持っている警察官達の大会。とはいえ、通年トレーニングを続けているマイダーリンやステファンのような選手はほんの一握りで、後はこの大会のために寄せ集められ、運動会気分で参加している人たちです。陸上競技以外から、たとえばサッカーチームからの飛び入り参加もあります。

なんといっても職務免除ほぼ1ヶ月、選手権への旅費参加費はすべて国家持ち、年代別で3位以内入賞すれば報奨金(1位250RON、2位150 RON、3位100 RON)までもらえるのですから、ルーマニア国家警察、太っ腹です。

男子種目は100m、1500m、走り幅跳び、ボール投げ、年代別に4~6キロのクロス。女子種目は60m、800m、走り幅跳び、ボール投げ、2キロのクロス。すべて年代別クラスわけがあります。

専門選手の参加が少ないことから、走り幅跳びでは昨年まで女子に踏み切り板がもうけられておらず、踏み切ったところから着地したところまで計測していましたが、さすがに今年は少し厳しくなって、本来の踏み切り板の3倍ほどの幅を持たせた踏み切りゾーンを砂場近くに設けてありました。

同様の踏み切りゾーンを昨年までの男子走り幅跳びで採用していましたが、今年はこれも厳しくなって本来の踏み切り板を使うようになりました。・・・という具合の大会です。



上の写真はブカレストチームのペトリカ選手。セナの生まれ代わりといわれているほどの利腕ドライバーですが、フィールドでも長身を生かしてロングジャンプ。昨年優勝でしたが今年は順位をひとつ落として2位。でも、ブラボーです。我ながらうまく撮れたかな、ジャンプの写真。

とはいえ、男子長距離陣は少し様相が異なります。年代の若いクラスには、ブカレストのクロス・ロッテリー4連覇中のマギャル選手が参加しています。クロス・ロッテリーといえば、一般の部優勝商品ダチア・ローガン国産車。商品が大きいのでかなりレベルの高い大会なのです。そこでマギャル選手は車を4台もゲットしているのです。



いつもは近寄りがたいマギャル選手ですが、お近づきのしるしにスタンドで一緒に写真を撮ってもらいました。ダーリンと同じ警察官同士だったんですね~。今日もダントツの速さ(1500m=4分04秒)で圧勝、ほかを寄せ付けません。スピードを維持するためのスキンヘッドですが、27歳です。



男子35歳以上の部ではステファン4分24秒、マイダーリン4分29秒と続き、ブカレスト警察チームのワンツーフィニッシュでした!


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