ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

女子大生に混じって5位

2010-04-18 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
今年で18回目の開催、ブカレスト大学マラソン大会(Crosul Universităţii din Bucureşti)。伝統あるブカレスト大学は、首都名を冠しているようにルーマニアの国立大学の最高峰。大学が主催だけれど一般参加も出来るので、ラン仲間に誘われ大学生たちに混じります。
 


ことしはベテランの部・子供の部もクラス分けされ、ブカレスト大学以外の大学からも続々参加があり大賑わい。走る距離は2.2キロほどですが、大学生の誰しもがスポーツ得意ではありません~スタートダッシュで勢いよく飛び出したものの、呼吸が続かずおばちゃんランナー(=ワタクシ、マドモワゼル)に軽く交わされる男子生徒多し。折り返し地点に行くまでに、すでに歩いている若者多し。
 
ベテランの部が新設されたものの、表彰は男女それぞれ1位だけとの情報を得て、私はスタート直後からイオアナ(=わたしよりも少し年上のスピードランナー、今までに2敗している)を完全マーク。1週間前のトレイルマラソンの疲れが芯に残っています。
 
最後まで付いていってラスト200mほどでスパート、ちょっと仕掛けるのが早すぎると思ったけれど、前に出てしまいました。案の定抜き返され、ゴール直前までもつれ込み、胸の差で先着。ベテランの部1位を確保。
 
・・・したと思ったら、着順判定係が勘違いしたようで、「1位」の着順カードはイオアナに。報道係から「ベテランの部1位、おめでとうございます。」とインタビューと撮影を受けている間に、着順記録係のところに行くのが遅くなってしまいました。
 
「大丈夫かなあ?でも、インタビューを受けたし。」と心配になりながら、着順記録係へ。ここへ着順カードを持って行ってはじめて着順が確定するのです。でもここではイオアナがベテラン1位になっていて、女子総合5位の選手を探しています。着順表で、女子5位のところだけ誰もいないのです。
 
ここであとから着順判定係が追いついてきました。わたしに向かって「貴女よ、あなた、女子の5位。」、走っている間じゅう、前のイオアナしか見ていなかったので前に何人女子大生がいたのか、まったく判っていません。
 
「あなたが女子の5位。で、どこの大学生?」、あ===、着順判定係の大きな勘違い。わたしが女子大生に見えて、胸の差で遅れてゴールしたイオアナをベテランの部1位にしてしまったのです。

「え~、でもわたしがベテランの部、1位です。」と言うと、「ベテランの部は50歳以上と言うことにしておきましょ、総合5位のほうが賞品がいいのよ。」と主催者に丸め込まれてしまいました。イオアナも「50歳以上の部優勝」と、その気になっているし、別にここでとりたてて騒ぐ必要もなし。イオアナとわたしの勝負は、二人がいちばんわかっているし。
 


と言うわけで、それぞれ賞品をゲットした私たち。イオアナには賞状・トロフィーとTシャツ&スポーツタオル。わたしは賞状と大学のロゴ入りバッグ・スポーツタオル・文房具セット(いかにも大学生らしい~)と賞金60レイ(約2000円)。
 
このバッグ、「大学のロゴが入っているなんて、格好悪いよ。年寄りは持てないよ、これがないほうがいいよ。」とベテラン勢には不評ですが、わたしにとっては断然ロゴ入りがいいです、思い出の品になるし!スポーツタオルもロゴ入り、もちろんお気に入り。
 


女子総合6位までの入賞者はわたしを除いてすべて女子大生、ベテランの部がなければ6位にイオアナがくるところでした。ちなみに気になる賞金は、1位300レイ、2位200レイ、3位100レイ、4位80レイ、5&6位60レイ。順位表の横に書かれていたのをチラッと覗き見。300レイといえば学生にとってはかなりの大金。賞金が事前に公表されるのが普通なので、トップグループでは俊足自慢の女子大生がしのぎを削っていたのです。
 
さらにお楽しみは全参加者を対象とした抽選会。末等のTシャツ、スポーツタオルもたくさん用意され、30レイのお小遣いも10人に。特等は黒海のビーチリゾート、エフォリエ・スッド(南エフォリエ)のホテルにペアでご招待、7日間、3食込み。しかも合計7人に当たります。
 


さすがに盛り上がりました、プログラムの最後の抽選会まで居残っていない人も多く、抽選券の名前を読み上げても名乗り出ないこと多し。「無効にします!」と主催者が判断すると、また盛り上がって「次行こう、次!」、抽選会風景はいずこも同じ~。
 
でも、ビーチリゾートに7泊8日のご招待、とはゆったりバカンスを楽しむルーマニアらしい企画。ホテルに7連泊して、何もしないで海岸でのんびり過ごすのがルーマニア流。毎日、プラージェ(=太陽の下での日光浴)を楽しむのです。日本人には何もしないことが退屈すぎるかも?

@Bucharest


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
先に謝っておきます。?? (minorun)
2010-04-20 20:40:59
>>「あなたが女子の5位。で、どこの大学生?」、

>着順判定係⇒私が女子大生に見えて、

相変わらず・・・若いですね~ 流石です。私ではありえません。(唖然!)



>胸の差で遅れてゴールしたイオアナを・・・

一瞬!意味を誤解して・・・お二人の写真をガン見してしまいました。
えっ?はい(反省)セクハラですねm--m
返信する
minorunさんへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2010-04-21 04:06:02
はい、minorunさんにご指摘いただくまでもなく、わたしも書いていて気付きました。

胸の差≠胸のふくらみの差

>ガン見
しなくても、誰が見ても明らかです。

ピンクの服着て、サングラスで目元(の皺)を隠して、遠くから勢いよく走ってきたので、元気そうに見えたみたいです。

近くで見れば、どう見ても大阪のオバちゃんです~。
返信する

post a comment