ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアで活躍する日本人スポーツ選手

2010-04-26 | ルーマニア・ブカレストの日常
わたしの一番身近におられるのは、バレーボールの今村直美選手。チーム・ディナモ所属で、なんと言ってもブカレスト在住。そして先週末、ルーマニアバレーボールリーグの最終戦が行われました。会場はわたしの家からゆっくり歩いても10分とかからないところ、これはぜひ応援に行かなければ~。金曜日からの三連戦でリーグの最終順位が決まります。
 
金曜日は現在2位どうしのコンスタンツァと直接対決。相手はディナモよりもやや上背のあるアタッカーをそろえ、強力打線。ブロックをしてもはじかれていきます。逆にこちらが打ち込んでも次々ブロックではね返され、手ごわいです。1セットを先取したあと3連敗。セットごとの点差は1~2点とごく僅かのシーソーゲームが続いていたのですが、残念。
 


今村選手のポジションはレシーバー、15番。レシーブ専門の選手で、チームの中で一人だけ違う色のユニフォームを着ています。私服姿で出会ったときの今村選手と、レシーバーのユニフォームでコートに立つ今村選手はまるで別人のよう。表情が戦う顔になっています。
 


コンスタンツァには10名以上の男性ばかりのサポーターグループが来ていて、試合開始直後から立ち上がっての大声援。あまり騒ぎすぎるのか警備員とにらみ合いが続き、途中、サポーターの数名が退場させられるという盛り上がり。
 


土曜日は現在4位のバカウと対戦。余裕のストレート勝ち。わたしが日本から持参の鳴り物「よさこい・ぱちぱち」を使って応援していると、後ろ席の女の子たち、「これ、5分でいいから使わせて。」「どうぞどうぞ、最後までつかって。」~今村直美選手が好プレーをすると「ビネー(=good)、ナオミーー!」と声援する彼女らもディナモのサポーター。EvelinとAmeliaちゃん。


 
ディナモのサポーターであるということは、当然そのチームのレシーバーの名前も知っているわけで、日本から来ていることも知っています。ルーマニア人からも名前を呼んで応援してもらえるなんて、格好いいです!
 


さらにこの女の子達はわたしの前に座っていた子達。わたしが持参した鯉のぼりを使っての声援。この物珍しい飾り物は5月5日の子供の日のため、と説明すると私を囲むように話を聞いてくれました。ルーマニアの子供の日は6月1日。
 


日曜日は現在首位のガラチと対戦。大型選手が強い&速いのアタックをどんどん決め、残念ながらストレート負け。ディナモの最終成績は3位。
 


表彰式の後、日本人の大応援団の前に来てくれた今村選手。「皆さんのおかげで、初めてのヨーロッパで8ヶ月間、頑張ることができました。支えてもらってありがとう。」と挨拶をするその目には少し涙。今日は彼女のルーマニアでの最後の試合だったのです。
 


もちろんルーマニア人サポーターにも人気。多くの人に取り囲まれ、写真撮影。
 
このあとの所属先は未定、いったん日本に戻りますが、いくつかオファーが来ているそうなので代理人を通じての契約となります。8ヶ月間、お疲れ様でした、言葉も違うこの国で本当によく頑張られたと思います。新天地でのご活躍をお祈りいたします。

ルーマニアで現在活躍中のサッカー選手:
リーガ1(ルーマニア1部リーグ)、FCアストラ・プロイエシュティ(Astra Ploieşti)に所属する瀬戸貴幸選手、ご自身のブログはこちらから。ルーマニアにやって来た当初(2007年)、「自転車に乗って通勤するサッカー選手」と話題になり、その姿が新聞でも報道されました。

その後、チームもリーガ3から2、1へと昇格、自身も守備的ミッドフィールダーのポジションでリーガ2(ルーマニア2部)のベストイレブンに選出されるなど順調に活躍。先週金曜日の試合にもフル出場、チームは0-0で引き分け。

ルーマニアで活躍していたサッカー選手:
2005年当時、ディナモ・ブカレストに所属していた加藤慶明選手。当地で6ヶ月間プレーした後、帰国。プロ引退後指圧・鍼灸師となり、日本サッカー協会C級コーチ。スポーツトレーナーの道を歩み始められています。ご活躍をお祈りいたします。

@Bucharest


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