今日はサント・ゲオルゲの日。ルーマニア正教のカレンダーで赤丸印になっている祝日(=サルバトアレ)。と言っても、通常のカレンダーでは普通の日なので学校などはお休みではありません。(ここらあたりの公立学校は昨日丸一日お休みでした、先生方の賃上げ闘争ストライキのため)
サント・ゲオルゲはルーマニア正教の中の聖人。白い馬に乗って足元には仕留められたbalaur(=中国の伝説の中のドラゴンのようなもの)。たいていの宗教画でこのようなシーンで描かれています。
この日にお供えするのが、このたまご。4月始めのイースターでさんざん卵を食べているけれど、また卵を色付けしてお供えします。
今回お姑さんは赤玉ねぎの皮を利用。しっかり煮立たせたところへ卵を入れて10分ほど。ゆで卵ができる間に殻も色づきます。
「エコロジックな染料でしょ。」とお姑さん。卵がきれいな色に仕上がりました。これって卵の草木染。赤玉ねぎの皮でこんなに染まるなら、きっと身の回りのものにも応用できそう。
先月、草木染のスカーフをいただきすっかりその色合いが気に入ったわたし。手染めだったので、草木染の方法も教えてもらいました。栗の殻でも染まるそうです。ルーマニアの秋になったらそこらあたりの公園にたくさん落ちているカスターネ(=栃の実、みかけ栗にそっくり)を使ってやってみるつもり。
卵がこんなにきれいに染まるなら、赤玉ねぎの皮でもチャレンジしてみようかな~。カスターネがたくさん木になるのは秋のこと、秋までちょっと長いし。
@Bucharest
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