ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

飛行機が飛ばなかった強運

2010-04-22 | ルーマニア・わたしの日常

 
今回、日本からルーマニアにやって来た航空券、往路4月15日出発&復路4月21日の7日間有効の往復券を買っていました。それがいちばん安かったから。今まではずっと一年間有効の航空券で復路変更可能なものを利用していたのですが、かなり高額で財布に優しくないのです。
 
この7日間有効チケット、往路だけ使って帰路放棄(帰りの航空券を使わず捨てること)するつもりでいました。片道しか使わなかったらペナルティーがかかる、片道の普通運賃との差額を払わなくてはいけない、と旅行代理店からきつく言われたので、ちょっとびくびくしながら。たいていはペナルティーなど追徴されないらしいけど、私はいまだかつて帰路放棄をしたことがないのでどうなるのかわかりません。
 
そうしていると、アイルランドの火山噴火。ルーマニア到着直後はよく潜り抜けたものだ、と、ほっとしていました。そして航空券に記載された復路の日付の前日、ふと気付きました!もし帰りの航空券が、噴火の影響でフライトキャンセルされていたらどうなる?
 
ネットで調べてもフライト情報が出ていなかったし、問い合わせるべきルーマニア国内のフィンランド航空の支店に電話しても呼び出し音がなって、留守電に繋がるだけ。だいいち電話番号は携帯電話の番号。航空会社の窓口が携帯電話だなんて、おかしくない?
 


らちがあかないのでフライト当日、空港まで行ってみることに。ことの顛末を聞きつけたマイダーリン、ちょうど非番だったので付いてきてくれました。でも、付いてくるだけで、尋ねたり交渉したりしてくれるわけではありません、いつでもどこでも窓口でつたない英語で交渉するのはわたし。
 
さてオトペニ空港まで出かけたその日、多くの路線が運行再開していたけれどフィンランド航空は飛んでいない!これはラッキーかも??ペナルティーの心配がなくなった上に、インフォメーションで聞いてみると、どうやら購入した旅行代理店経由で片道分、払い戻されるというのです。日付変更や代替便への振り替えができるというけれど、それらはまったく不要。自分で手配するから、と払い戻しを選択。
 


同じ便でヘルシンキ経由で本国へ帰ろうという中国人たちは、スーツケースを引きずって右往左往しています。ちょっと申し訳なかったけれど、嬉々として空港を後にしました。
 


空港からの帰り道、バネッサ名物の大きなミチ(=ルーマニア風棒状挽肉ハンバーグ)の店に立ち寄り、ダーリンと乾杯!支払いはわたしに任せて!!もともと私の財布から出て行った航空券代だけれど、帰路放棄をして半額が帰ってくるとは思ってもいなかったラッキー。
 
帰宅後、さっそく航空券をネット手配した旅行代理店にメール。
>今回は大変な目に遭い、お疲れのことと思います。
とていねいな書き出しで返事が来て、未使用の航空券は購入した航空運賃の半額が返金される、とのこと。未利用の空港税なども一緒に払い戻しして欲しいけれど、これは交渉中。
 
日本出発前はPCが大噴火(~ウィルス警告を出している真っ赤な画面はまさにそんな感じ)しておおあわてしたけれど、捨てる神あれば拾う神あり、今回ばかりは本当に強運でした~。


グルメ情報:


バネッサ名物の大きなミチの店は、バネッサ空港南側の通りに面しています。立体交差路から通りを東に入り、少し進んだところ、道路北側。普通のミチの2~2.5倍はありそう、これにパンとマスタードを添えて2.7レイ(約90円)。私達はふたりで6個のミチ・パン、ビールも頼んで完食。ここは屋台ふうなので、B級グルメかな。



同じ通りに、ブカレストっ子だれもが「あそこのミチはおいしい!」と絶賛するミチのレストランがあります。名前は「ココシャツ(Cocoşatu)」、看板のイラストでわかるように「Cocoşatu」とは腰の曲がった人。でもここは普通サイズで少しお高いそうです。美味しいものが高いのは当たり前~、安くておいしいのがB級グルメ。マイダーリンはアンティークマーケットで食べる屋台のミチも美味しいよ、と言っています♪

@Bucharest

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