ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

東京国際女子マラソン、途中棄権

2007-11-18 | 日本でランニング


東京女子マラソン、体調が全く整わずにあっさり途中で止めてしまいました。最初から脚も身体も重く、ペースも上りません。30キロを過ぎて、とてもあと12キロは走れない、と。
 
これは普通のマラソン大会じゃない、歩くような速度で走っていてはタイムオーバ
ーで失格になる、と。走る前から身体も精神も疲れている、とことん疲れ果てる前に棄権したほうが、リカバリーしやすいだろう、身体への負担を最小限にとどめたほうが得策だろう、と。
 
日本へ帰ってきたのが直前の月曜日。中4日で東京へ移動。欧州での夜行電車+南回り乗り継ぎ飛行=合計72時間近くの移動による疲れと時差ぼけなど体内時計の狂いがきちんと直っていませんでした。
 
2週間前にもフルマラソンを走っていました。このときは32キロまではじっくり我慢して余裕のあるペースで走り、くだりになるラスト10キロをキロ4分半でカバー、トータル3時間18分でした。ビルドアップで走りきったレースでした。でも疲れが残っていることは自覚していました。
 
そして今回の東京女子マラソン、最初から人の多さに酔ってしまいました。参加人数500名ほどのマラソンで人酔い?そうです、すっかりルーマニアボケ。かの国のマラソン人口は少なく、フルマラソンで男女合わせても30~40名ほどの大会が最大規模なのです。

競技場に到着したときから、審判員・スタッフの多さに人酔い。控え室となっている体育館内にランナーが余りにも密集しているために人酔い。スタンドに上ってみても次々詰めかける観客に人酔い。

スタートしてトラックを2周回半する間、余りにもの人の多さに全くペースがつかめません。競技場を出てからも前に続々とランナーの隊列。3時間半以内にゴールをする人たちばかり。しかも女性ばかり、黒髪ばかり(茶色に染めている人もいますが)。完全に人酔いです。
 
幅広い車道を使っているので、なるべく人にまぎれないようにコースどり。できるだけ他のランナーを見ないようにして走るようにしました。いつもならば、たくさんの人に混じって走ることを何よりも楽しみにしているのに。
 
過去に何度も3万人規模のマラソンを走っています、女子ばかりのマラソンも何度も走っています。それでも今回は人酔い。百戦錬磨を誇るワタクシ、マラソン大会で人酔い、なんて初めてです。気持ちがくすんでしまい、目標がかすんでしまい、走れなくなってしまいました。

東京女子を走るならもう少し早く帰国して、日本で一度でもレースを経験すべきでした。そしてやっぱり2週間前のフルマラソンレースは、走り過ぎかな?~いつでもどこでもレースに出過ぎること、これが一番のネック。

そんなことよりも何よりも、日本からルーマニア、環境の変化で十分なマラソン練習ができていませんでした。山のない平地だけのところでの練習にうまく取り組むことができていません。

井の中の蛙、大海に沈む・・・十分予想できた結果となってしまいました。反省。


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