ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

フランス遠征~選手村での様子

2007-05-14 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


各国選手たちが一緒に生活する選手村は築100年を越える石造り。オーナーは主催者クラブの元会長クロードさんで、内部の改装などオーナー手作りの宿舎です。古い建物なのでバスタブはありませんがシャワーは完備、いつでも熱いお湯が出ます。
 


1階が食堂とキッチン、みんなここに集まって一緒に食事をいただきます。壁には大会ポスターと一緒にみなが自分の国から持ち寄った各国の旗、国際色を感じるところです。
 


今回すぐに仲良くなったのがスロバキアチーム。6名で参加していますがうち1名はドライバー、1名が監督でランナーは女性2名、男性2名。こちらはその監督さんとランナーの娘さん。監督さんは2時間19分のマラソンベストを持ちチェコ出身で今はスロバキア在住。そんなわけで今年のスロバキアチームは「チェコ・スロバキアチーム」と命名されています。
 


早くもお国自慢の飲み物(もちろんアルコール)が登場、マイダーリンの持っているのはコーラではなくスロバキアチームの手作りワイン。簡単にペットボトルに詰めてありますが自家製ワインは最高!彼らは車で来ているので実にたくさんのワインを持ってきてくれています。もちろんキッチンの冷蔵庫にはフランスワインとビールも満載です。
 
レースが始まるまでワイン漬け、レースが始まってもワイン漬け、走力よりも肝臓を鍛えるべし、TPC。
 

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フランス遠征~エトルタ観光

2007-05-14 | お出かけ先のナイススポット
フランス到着からレース終了の翌日午前中まで、主催者側クラブのお世話になっています。レース開始までの2日間も、午前中は体調管理のための自由時間、午後は主催者手配で観光や見学ツアーやショッピングが組まれています。
 
わたしは月曜日早朝にルーマニアから移動してきて、午後に選手村入り、すでに到着している各国選手団と出会い、昨年度から引き続き参加の選手たちと再会を喜び、ルーマニアチームの先発隊とも合流し、ほっと一安心。 
 
お昼からの観光ツアーにも間に合い、荷解きをする間もなく皆と一緒のバスでエトルタに向かいました。2年前にも訪れたことのあるエトルタ、ノルマンディー上陸作戦の舞台ともなった石灰岩の高い岸壁が見ものの北西部海岸地帯です。
 


エトルタはアメリカ人のリッチマンたちが多く住んでいることから、街のランドマークにはフランス国旗と星条旗が掲げられています。
 
日本選手団とも合流、今年の日本からの参加者は3名、うち1名は女性で同い歳ということを事前に聞いていたので出会えるのをとても楽しみにしていました。

「ネエネエ、ダーリン、今年ノ日本カラ参加女性ハ、私ト同ジ歳ノ人ナノヨ、出会ウノガ楽シミダワ。」
「エ、ソンナ年寄リノ女性ガ来ルノカ~」
「ヒドイヨ~、年寄リナンテ~~!」
ダーリンと交わしていたこんな冗談もすぐに通じるその女性はミキティ、すぐに仲良くなれそうです。さあ、ここから奇岩ハイキングが始まります。



2年前に案内してもらった時には後方に見えている反対側の奇岩に上りました。20分ほどの行程で、見晴らしが良かったです。今日はちょっと風が強いかな、どこまで昇るんだろう?海岸にいる人が本当に小さく見えます。
 


でもまだまだどんどん上って行って・・・

 

岩の切れ目から海が見えます、風が強いので足をとられないように注意して・・・腕を広げていたら飛んで行きそうです。
 


でも奇岩の眺めは絶景。ちょっと空の色が曇り気味なのが残念。海の色が白っぽく見えるのは海底が石灰岩のためです。
 


岩の割れ目に入ったり・・・(向かって右端マイダーリン、その横膝に手をついているのが私、その横ミキティ、ほかルーマニアメンバー)
 


つるつる滑る苔むした岩を下ったりするのもスリリング。
 


海岸に出てきました!全行程2時間余り、「コレッテ、プレ・レース?」などと言いながらのハイキング、危険なところは皆で助け合って全員無事ゴール!
 

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フランス遠征~パリから移動編

2007-05-14 | お出かけ先のナイススポット


16日からのレース期間の4日間を挟んでその直前日曜日から次の日曜日(今年の場合は13日~20日)が主催者側による招待期間。選手村のオープンも13日から。多くの外国選手が到着する初日にはパリ市内の任意のところ(空港や鉄道駅)からの送迎サービスがあり、例年は空港で主催者手配の送迎バスにピックアップしてもらっていました。
 
ところが今年は一日遅れのフランス入り。ブカレストからパリのシャルル・ド・ゴール空港まで飛んできた(=飛行時間約3時間)ものの、そこから開催地となるノルマンディー地方まで自分達で移動です。


(上の写真は空港駅でパリ市内行きの鉄道に乗り込む私、空港が余りにも広くたくさん歩いてやっと到着しました。)

4度目となるフランス遠征なのにいつも移動は主催者にまかせっきりで自分で鉄道を乗り継いでいったことのない私。同行のルーマニアチームの頼れるリーダー、ステファンの道案内だけが頼りです。ルーマニアチームの先発隊2人はすでに土曜日にパリ入りして日曜日に主催者によってピックアップ、私たち後発隊はステファン・マイダーリンと私です。
 
私は、だだっ広いシャルル・ド・ゴール空港で人に聞きながら、空港で手に入れた無料の地図を見ながら、ステファンと相談しながら道順を確認して進んでいきます。


(上の写真は郊外への電車の発着駅サン・ラザール駅構内。中央奥、若草色のリュックがマイダーリン、右隣ステファン)

マイダーリンはつねに荷物番、私たちが道順を聞きに行っている間や切符を買いに行っている間、ずっと荷物と一緒~余り自分からは動かず、方角が決まれば着いて来ます。自分で率先して地図を見たり道を開拓していくのは得意ではないのです。


(上の写真はサン・ラザール駅で荷物番をつとめるマイダーリン、ルーマニアの三色カラーを見つけ喜んでいます。後に有人切符売り場があります。)
 
それでも迷うことなく、空港~ガラ・デ・ノール駅、メトロでサン・ラザール駅まで移動し、ここから郊外へ向かう電車に乗れば目的地イブトまで1時間半ほどです。サン・ラザール駅を出発するときに電話しておいたので主催者のクラブ・コショワのメンバーがイブト駅まで迎えに来てくれています。



いよいよ、TPC2007の始まり、ちょっと武者震いです。


  

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世界は三人種

2007-05-14 | ルーマニア・わたしの日常

 
ルーマニアの骨董市で見つけた私の好きなカード。白色・黄色・黒色人種の子供達が仲良く腕を組んでいます。黄色人種はアジアのどこの国かな?日本ではない装束です。切れ長の一重まぶたの瞳がアジア人らしいです。白色人種の民族衣装はルーマニアのものだそうです。
 


こちらは、モンマルトルの丘、ケーブルカーの中でのマイダーリン。「white woman、black woman、yellow woman、with me!」(=白人女性、黒人女性、ソレニ黄色人種ト一緒。)と鼻の下を伸ばしています。昨年の、新婚旅行を兼ねてのフランス遠征、ノルマンディーでのツール・ド・ペイ・ド・コー大会を走った後、4日間パリに滞在していたときの一枚です。
 
明日月曜日早朝より、4度目のペイ・ド・コー大会に行ってきます。レースは16~19日、4日間連続で91キロを走るツール形式のスーパーマラソンです。

  
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