ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

フランス遠征~早くもリラックスムード

2007-05-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
開会式の後振舞われたシャンパンやワインのおかげで、宿舎に戻ってもリラックスムードが続きます。今日から宿舎入りしてくる各国メンバーもいて、すぐに打ち解け、昔からのラン仲間のように話が弾みます。クロードさん手作りのりんごのお酒も振舞われ、毎日が“宴会”です。


 
スロバキアチームの最年長62歳のミハイはギターとハーモニカを取り出すエンタテイナー。同じチームのムードメーカー・レンカちゃんが音頭をとりみんなで踊りだしてしまいました。明日からレースなんだけどぉ~~。
  

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フランス遠征~子供達との再会

2007-05-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
毎年この大会にチャーミングな色を添えてくれるのが子供たち。主催クラブに所属するクラブメンバーの子供達であったり地元のマラソンファンの子供たちであったり、たくさんの子供たちに出会います。
 
そして嬉しいことにみんなちゃんと私のことを覚えてくれていて、頬キッスのご挨拶をしてくれるのです。 
 
一番のお気に入りはマリーちゃん。初参加の04年に出会い、私のファンになってくれたようで05年には彼女から志願して日本選手団おつきの旗持ちになってくれました。「ヒロコ、がんばって、マリーより。」と日本語で手描きしたTシャツを着て応援してくれました。


(上の写真は05年のマリーちゃん、私は少し膝をかがめています。)



今年はこんなに大きく綺麗なマドモワゼル。その横は親友のマチルダちゃん。マリーちゃんのご両親は揃ってこの大会に連続参加、フローレンスとフィリップです。フィリップは地元の警察官、マイダーリンたちとも仲良しです。フィリップは4月のロンドンマラソンを2時間54分で走ったばかり。今回も年代別クラスのいいところに食い込みそうです。 
 


そして男の子達。肌の色は違うけれども大きく成長した男の子はオリビエ会長の息子さん。子供がいないことから赤ちゃんのときにご養子にされています。



04年に日本選手団の旗を持ってくれた時にはまだまだ小さかったです。写真のなかで日の丸を持ってくれているのが3年前の彼です。出会ったときには少しはにかみながらもいつもスマイルを返してくれます。
 


まだまだおちびちゃんなのがこの男の子、バレンタインくん。主催者メンバーの甥っ子さんです。開会式の最中にも寝転がってしまっています?
 


二年前はこんなにおちびちゃんでした。ルーマニアの国旗を持つバレンタインくん、後がルーマニアチームの、向かって左からビクター、ステファン、そしてマイダーリン。このときはまだ名前を知らなかったし、一人でよくちょこちょこしていたので「ガブローシュ」とルーマニアチームで名前をつけて呼んでいました。
 


去年もこんなにおちびちゃん、レースの後片付けを手伝うバレンタインくん。彼のおじさんがクラブメンバーで、いつも設営などを担当されています。
 


そして今回、よく応援してもらったのがこちらのファミリー。お兄さんは13歳ですが英語をしっかり話します、外国招待選手であるわたし達と自分の息子が英語で話しているのを見てお母さんはとても嬉しそうです。妹さんも人見知りせずお人形のように可愛らしいです。
 
こんなたくさんの可愛らしい応援を受けるからこそ、このレースはぜひとも完走しなくてはなりません。いよいよレースは明日の夕方から始まります。
  

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フランス遠征~開会式

2007-05-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


レースの中心地、イブト市の市庁舎で行われた開会式には市長さんはじめ地元選出の国会議員さんまで出席され、各国選手団の紹介・スポンサーの紹介・ポスター製作者の紹介、とプログラムは進んでいきます。上の写真マイダーリンの後が立派なイブト市庁舎。
 


開会の辞、マイクの前がイブト市の市長さん、4年連続でお目にかかりました。その向かって右横が国会議員さん。新しく選出されたサゴジ大統領派の政党とのこと、かなり胸を張っておられます。さらに右横が主催者のクラブ・コショワのオリビエ会長。
 


大きなポスターの紹介。このポスターはイラストではなく、オブジェを写真に撮ったものだそうです。なんとアシックスのシューズが使われています。
 


そして各国選手団の紹介。こちらはスロバキアチーム。アジアの私達からは見慣れないスロバキアの国旗を初めて見ました。スロバキア選手に混じって右から二人目はクラブ・コショワのオリビエ会長。国旗を持ってくれるのは地元の子供達。毎年この子供達との出会いがとても楽しみなのです、どんどん成長していくのですが、みんなちゃんと私のことを覚えてくれています。
 


こちらはポーランド選手団。この国旗も初めて私の頭の中にインプットです。

日本にいるときにはあまり国旗というものを意識したことはなかったけれども、外に出るようになってとても愛着を感じるようになりました。主義・主張に関係なく、これが私の国旗なのだ、と。

ルーマニアに嫁ぐようになって、親しい女友達が「結婚祝い、何がいい?」と尋ねてくれました。私は間髪をおかず「日の丸の国旗!」~えらいものを欲しがるなあ、と怪訝そうな彼女。でもその国旗が、今一番役に立っています~マラソン大会で表彰台に上がったときに何度も掲げることが出来ました!

今回わたしはマイダーリンと一緒にルーマニアチームとして参加、ルーマニアの三色旗と日本の日章旗を持ってきています。
  

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フランス遠征~観光ツアー編

2007-05-15 | お出かけ先のナイススポット

 
翌、15日は夕方から開会式。それまでの間、午前中から観光ツアーであちこち連れて行ってもらいました。まとまってバスで出かけ、まず、Semardの港から船に乗ります。



小さな観光船で沖合いに出ると風と波を受けて大揺れ。船首に出て皆でジェットコースターのように波超えを楽しみます。かなり揺れますがしっかりロープにつかまっていれば大丈夫。時に波をかぶったりしながらもわざとジャンプしたりして大はしゃぎしてしまいました。
 


ダーリンも船首の一番前に出てルーマニアをアピール。もっとロマンチックにタイタニック・ムードを味わいたかったけれども、大揺れの船なので時に立っていることも出来ないほど。海の色は石灰岩の影響で白っぽい緑、風と波が強く残念ながら時おり霧雨。
 


かんたんな市場を通り抜けて、ランチはムール貝とフレンチフライ。マイダーリン、ムール貝が初物だったらしく不思議そうに眺めてから一生懸命ひとつずつ食べていました。



私もこんなにたくさんのムール貝ランチをいただいたのは初めてです。メインディッシュがムール貝、付け合せにフレンチフライ、そしてフランスパン。レース前の食事としてはちょっと物足りなかったかな?



上の写真はランチをいただいたレストランで開催クラブ会長のオリビエと。プチホテルに併設されています。



そのすぐ横には、1日4本しか列車がやってこないというフランス国鉄の駅があります。フランス国鉄ももうすぐ民営化される方向とのことですが、そうなるとこのような小さな駅は廃駅になるのでは、と地元の人たちは心配しています。日本でも国鉄が民営化されたときに小さな駅が無くなったり、また地元の力で復活したり、といろいろ問題は尽きないです~洋の東西いずこも同じ。

日本では鉄道はすべて民営であることをみんなびっくりしていました。「ソレデ、全部ノ会社ガ、ウマク行クノ?」「皆、働キ口ハアルノ?」~「モチロンヨ!」、たとえば大阪~京都間には3つの鉄道が走っていること、つまり大阪から京都に行くのに三社線から選択できること、2社の運賃はほぼ同じ、もう1社の運賃は少し高いけれども圧倒的に速く、それぞれ選んで利用していることを説明するとみんな納得していました。ルーマニア国鉄の民営化は?~「ココ、100年間ハ、アリエナイ」。



午後からはSeine-Maritimeのガラス博物館へ。7000年の歴史を持つこの地のガラス細工、ガラスが偶然発見された時代からのガラス加工の歴史を展示しています。今では全世界の70%のガラスを生産しているそうで、ガラス工芸品からワインのボトル、香水瓶にいたるまで、世界のブランドがここから発信されているのです。

展示されている香水瓶のなかには日本の資生堂Zenの香水瓶もあり。私の使っているバン・クリーフFirstのボトルもありました。つづいて実演コーナー、実際にガラスを細工しているところを見るのは初めてでした。

楽しい観光ツアーは今日で終わり。いったん宿舎に戻り開会式会場へ移動、明日からはレースが始まります。
  

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