ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

優勝商品はマウンテンバイク

2007-05-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
レースとあればとことん出かけていく私とマイダーリン。3日前からのひどい腰痛も痛み止めの飲み薬でごまかし、今日は2つのレースをはしごです。
 


先ず、クロス・ロコモティバ。ロコモティバと言うランニングクラブの主催で、参加することに意義あり。人数も少なく距離も2キロ弱だったので次なるメインレースのウォーミングアップがてら走りました。
 


そして凱旋門広場をスタートするクロス・ミリタリー。以前は軍隊と警察官のためのクロスだったようですが今はオープン。誰でも参加できます。18歳以下の部、19-25歳、26-35歳、36-45歳、46-55歳、そして55歳以上と年代別クラスわけあり。腰痛の私が助かったことには、26-45歳の2クラスだけが4キロ走、そのほかはもっと短い距離。今の私は距離が短いほうがごまかせます。
 
年齢を証明するものを示してクラス別に当日受付、エントリー代はこれまでのクロスと同様、タダ。ここでクラス別に色分けされたTシャツをもらい、同じ色のTシャツのクラスが一緒にスタートします。

18歳以下の部と55歳以上の部は1キロ走で白のTシャツを着て10時スタート、19-25歳と46-55歳の部が赤のTシャツで10時10分スタートの2キロ走、26-35歳と36-45歳の部は4キロ走で青のTシャツで10時20分スタートです。ナンバーカードはありません。
 
私は赤のTシャツで若い子達に混じってスタート。自分のクラスで一番年齢が若いので、腰痛なく無難に走れば勝てるだろうレースです。しかし今日は腰痛。最初はゆっくり目に同年代の女性アドレアナについてスタートしましたがほどなくして「血」が騒ぎ、無理をしなくてもいいのにペースを上げてしまいました。

アドレアナに先着すれば優勝なので、彼女にじっと付いていって最後にスパートすればいいのですが、なんといってもアドレアナは元国家養成選手、日本にも招待されて来ているくらいの選手です。スピードで勝るものを蓄えているかもしれません。
 


そのまま若い女の子達を何人か抜き、陸上競技場内のフィニッシュ地点へ。私のすぐ前にもう一人若い女の子がいます、彼女にはリバティ・クロスでも負けているし勝負にはならない相手です。そのまま決勝審判員が私たち二人の腕をつかんで「19-25歳の部」の着順判定員のところに連れて行きます。
 
いくらなんでもそれは無いでしょう~~「Nu、nu(=ノー、ノー)」と必死で拒否。「貴女ハ、何年生マレ?」ときかれて、ルーマニア語で生まれ年を伝えます。「エ~ット、1、9、6、・・・」、念のため年齢まで聞かれて、やっと私の年代別クラスの着順判定員のところにたどり着きました。やった~、優勝だぁ~、年代別2位は予想通りアドレアナ、今日も頑張りました~。
 


ご褒美はマウンテンバイク+リュック+栄養補助食品セット+大きなカップでした!



仲間達も次々入賞、フランスで調子の悪かったステファンは今日こそ本領発揮の年代別優勝、マイダーリンも続いて2位、フランスで一番成績の良かったビクターが3位でした。



「ビクター、疲レテイルノネ。」
「ソウダヨ、トテモ、トテモ、疲レテイルヨ、彼ラハモウ、練習ヲ再開シテイルケド、僕ハマダ駄目。」
「私モ3日位、寝テバッカリ。私達、年寄リダモノネ、回復ニ時間ガカカルノヨ。」
フランス遠征していたルーマニアチームの最年長は私、続いてビクターなのです。お互い、寄る年波を分かち合っています。
 


3位まですべて同じ商品、マウンテンバイクをゲットして早速乗っているマイダーリン。ほかにステファンのロディカ奥様も2位入賞、ステファン・ファミリーはマウンテンバイクを2台ゲットです~兄弟二人なので良かった良かった~。
 


アフターは近くのテラスでビール。昨年のDHLマラソンで友達になったラビニアとも再会、ルーマニアでの一番の女友達です。ラビニアは入賞こそ逃したものの、お楽しみ抽選会でNOKIAの携帯電話が当たりました。こちらでは「携帯1円」と言うセールは無く、携帯電話はかなりお高いです。良かった良かった~。
 
しかし腰痛、また明日もレース。明日は10キロ!
 

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