ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

腰痛がうそのように・・・

2007-05-31 | ルーマニア・わたしの日常


週明けから陸上競技場での合同練習に顔を出していますが、先週からの腰痛でこの1週間、走ることはおろか、腰をかがめてズボンをはくこともままならず、靴紐を結ぶのも腰を下ろさなくてはできないくらいの症状。ストレッチも出来ません。
 
ところが、昨日から使い始めたルーマニアの薬が劇的に効いて、今朝は足取りも軽く1時間あまりも走ることができました。腰痛に悩んでいる私を見て、今回の合同練習の総監督タリチャーノ氏とチームリーダーのステファンが薦めてくれたもの。「Diclofenac」という名の塗り薬(ジェル)と内服薬です。
 
火曜日にステファンに薦めてもらった時には、「デモ、内服薬ハ、内臓ニ負担ガ、カカルンジャナイカシラ・・・」~「出来ルダケ早クニ、トレーニングヲ、再開シタインダロウ。」~「ソレハ、ソウダケド・・・」と二の足を踏んでいました。
 
そして翌日には、見かねたタリチャーノ氏もこの薬を推薦。「走ッタ後ニ、身体ヲ冷ヤサナカッタカイ?」「重タイ物ヲ、片一方ノ腕ダケデ、持ッタリシタカ?」~「トテモ重タイモノヲ、両手ニ持ッテ運ビマシタ。」と、カウンセリングつき。「痛ミノアル間ハ、アスファルトノ上ヲ走ラズ、土道カ芝ノ上ヲ走ルコト。」「決シテ、スピードトレーニングヲシナイコト。」~これは承知、走ると腰に衝撃が来て、走りたくても走れないのですから。
 
「ディクロフェナック」という名前をうまく薬局で伝えられないと困るので、マイダーリンに紙に書いてもらって買いにいきました。「Dati-mi Diclofenac.=ディクロフェナックを下さい。」、薬局のお姉さん、「1回1粒、一日3回ヨ。」と説明もしてくれました。
 
「今日ハホトンド、気ニスルコトナク、走レマシタ。」と練習の後タリチャーノ氏に報告すると、「今ノ季節ハ暑イ気候ダケレドモ、少シ風ガ吹クダケデ、身体ハ冷ヤサレテシマウ。汗ヲカイタ後ハ、出来ルダケ早ク、全部、着替エルコト。」「家ニ帰ッタラ、ホットバス(=お風呂)デ腰ヲ温メルコト。」と、またまたアドバイスをいただきました。
 
タリチャーノ氏は大学で体育を専攻、ハンドボールの元国家養成選手。今ではブカレスト警察の体育部門長、アドバイスもまったく的確です。
 
私自身、ここまでひどい腰痛は初めて。大阪に居るころは社会体育指導員として腰痛体操や肩こり体操を指導していたのに、職から離れるとすっかり自分の身体のケアを忘れてしまっていました。指導中にはえらそうに、「腰痛の約80%は、腹筋不足、筋力不足ですよ~、皆さん、軽いトレーニングを忘れずに~。」なんて言っていたのに、自分もそんな年齢になって、筋力の衰えを思い知りました。
 
痛み発覚して次の日だけは安静にしていたけれども、2日目からは「ベッドに横になっているだけでは、さらに筋力が低下してしまう。」と自己判断して、ウォーキングだけでも続けていたのは正解だったようです。そういえば痛み止めを服用してクロス(=短い距離のマラソン大会)も走ったりしたなあ・・・~これはちょっと無茶でした。
 
ウォーキングを続けていたおかげで、フランスでのレースの脚の疲れはうまく取れてくれたみたいです。筋肉的に疲れている時には、完全休養ではなく、積極的休養を。これで次のトレーニングをより早くに開始出来るようです。次なるレースは約3週間後、DHLマラソン(=山岳フルマラソン)。
 
それにしてもルーマニアの薬は劇的に良く効きます。昨秋にフルマラソンを走ったときに足裏に大きなマメを作ってしまったときにも、こちらのお姑さんが塗ってくださったヨーチンのような色の液体が効いて、つぶさずに済んだどころか3日目から普通に走れるようになりました。

筋力不足からくる腰痛に悩んでおられる方にお勧めしたいルーマニアの「ディクロフェナック」、処方は未確認ですが筋肉に作用する薬だそうです。
 

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kado)
2009-08-08 01:10:44
この薬
どうやら
ボルタレンみたいですね。
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Kado先生、ありがとうございます! (マドモワゼル・ヒロコ)
2009-08-08 15:13:05
おお!
この薬が何であるか、判りました!
ルーマニア語で発音すると「ディクロフェナック」、和製英語にすると「ジクロフェナク」、鎮痛剤なのですね。
↓ここで調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%B3

でも、ルーマニアの一般薬局で入手できる薬は、日本のものと比べて処方が強いそうです。
だから、効いたのかな?
(人々の病院不信は根強く、余り病院に行きたがる人が少なく、売薬で治そう&ごまかそうとする人が多いから。)

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