ジョギング中のあれこれ

走りに行くのはたいてい夕方。日中は暑いので日が沈みかけてきた頃から出て行きます。家から半周約1.5キロの公園を通り抜け、30分ほどのジョギングでスタジアム（＝練習用400ｍトラック）へ。

いつものように公園を走っていると、ベンチに座った子供から「ガブリエラ・サボー！」と声が掛かりました。シドニー五輪女子5000ｍ金メダルのサボー選手のことです。いゃあ、私はサボー選手とは似ても似つかぬ外見ですが、走っている女性を見て子供が思いつくのはサボー選手。ルーマニアでの知名度が判ります。

日本で有名なルーマニア女性ランナーといえばなんと言っても、マラソンのリディア・シモン選手ですが。


　
また別の日、公園をトコトコ走っていると小さなお孫さんを連れたおばあちゃまに出会いました。走っている私を見て、まだ歩くのもおぼつかないお孫さんの手を引いて「イチニ、イチニ」、走る練習開始です。

ルーマニア語で、１＝ウヌ、２＝ドイ、と言います。まだ若手のおばあちゃま、お孫さんと一緒に「ウヌ、ドイ、ウヌ、ドイ」、ルーマニアでも「イチニ、イチニ」の掛け声はあるんだ～、と納得したシーンでした。



上の写真は自転車（＝ルーマニア語でビチクレータ、なんだか可愛らしい発音です）と「イチニ、イチニ」のワンコ（＝クツ、またはクッツェール）。

3歳でヒットチャート1位になったクレオパトラちゃんのCDアルバムにも「cutu」と言う曲があり、日本語訳は「ワンコ」になっています。クレオパトラちゃん、今年は同じアルバムからまた別の曲「Numar pin' la unu」がヒット中。もうすぐ5歳です。
　
話がそれてしまいました～さてまた別の日、スタジアム横のスポーツセンターに集まってくる球技のジュニア達に声をかけられました。「ニーハオ！」～「アラ、違ウワ、私ハ日本人。」、「失礼、ジャア、日本語デ、te iubesc(=I love you)ハ、何テ言ウノ？」～「愛してる」

「ヒャッホー、愛してる、愛してる」、若い選手達、大はしゃぎでお互いに「愛してる」を繰り返していました。これまた可愛らしかったです。

　

上の写真は街で見つけたバンダナ（中国製）。漢字の形が面白いようで、衣類やカバン、マイカー、そして入れ墨にまで漢字を使っている人がいます。しばしば、ヘンテコな日本語表記に出会います。熟語の一文字が横を向いていたり、鏡文字的に書かれていたり。余りにもヘンテコすぎるのでまた後日、まとめて大公開いたします。


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