遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



 

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抜粋

これまで東京電力が公にしてきた福島第一原発における事故収束作業の状況は、全くの虚偽であったことが判明しました。汚染水の海洋への流出は続いており、日本政府が乗り出さざるを得なくなりました。1年と年限を設けた上で東京電力の筆頭株主になりましたが、日本政府はこれまでは極力経営その他に口を出すことを控えていました。

このため福島第一原発の事故収束作業と、同発電所が事故の際に放出した大量の放射性物質によって汚染された地区の、人々の生活や事業の補償問題については、東京電力はこれまで任意に進めることが出来ました。しかしそのずさんで無責任な対応のつけは、日本政府、ひいては国民全体に回ってくることになりました。日本政府はまず、東京電力が2年以上に渡り汚染水を太平洋に漏出し続けてきたことを認めなければなりませんでした。

しかもその量は半端なものではなく、最新の試算によれば毎日300トンという量であり、各メディアはこの量が1週間でオリンピック・サイズのプールがあふれてしまう程の量である事を伝えています。


▽ あまりに多い解決すべき課題

チェルノブイリの事故以降、人類史上最悪となった原子力発電所事故が発生した後、日本政府は東京電力に対し2つの矛盾した指示を与えました。

ひとつは津波の襲来に対して適切な防衛策を採っていなかったがために起きた福島第一原発の事故について、発生するすべての費用は東京電力が負担しなければならないとするものです。もう一つは国から受け取った財政援助金をできるだけ早く返済できるよう、経費節減やリストラによって一日も早く利益を確保できる体制を再構築せよというものです。しかし実際には、福島第一原発が引き起こしたあらゆる被害について、東京電力一社で弁済することなど、到底できそうにはありません。


今年始め、下河辺和彦(しもこうべ かずひこ)取締役会長は東京電力の債務超過が、切迫した状況にあり、このままでは一時国有化の策も失敗に終わる可能性があると警告しました。国と東京電力は事故収束作業開始当時、その費用総額は1兆円程度と見積もっていました。

ところが東京電力が支払った費用はすでに3兆円を支払っており、事故収束・廃炉作業の終了までには少なくともその5倍の費用が掛かるものと見られています。そのためには来年2014年3月までに、東京電力に対しさらに1兆600億円の資金注入が必要になります。これだけはもう避けることが出来ません。

▽ 不足する現金

はっきり言えることは、東京電力にはこれらすべての費用をまかなうだけの現金は無いという事です。そしてここにきて福島第一原発では、汚染水問題を始めとする放射性物質の漏出の範囲が拡大しつつあり、政府としても東京電力の資金不足を認めざるを得ないだろうというのが大方の見方です。安倍晋三首相は経済産業省に対し、福島第一原発の汚染水問題の解決に直接乗り出すよう指示せざるを得なくなりました。結局国民が支払った税金からまず400億円というお金が、福島第一原発の事故処理の序章とも言うべき部分で使われることになりました。


東京電力はこの資金で原子炉建屋付近の土壌を凍結させて地下水が入り込まないようにし、これ以上汚染水が生み出されないようにする対策を実施する予定です。しかしこの対策はこれまで一度も試されたことはありません。

しかしこの対策はきわめて高くつきます。年間を通して地中を凍結させておくためには、莫大な電気を送り続けなければなりません。維持費用がきわめて高額に上る恐れがあるのです。

▽ 汚染され続ける地下水

今回政府が400億円という多額の追加援助をせざるを得なくなった事で、東京電力に福島第一原発の現場の事故収束能力があるのかどうか、その点が改めて問われることになりました。......汚染水の漏出を止めることが出来ない、この点こそ東京電力には福島第一原発の事故を収束させる、その能力が無い ことを証拠づけるものだという指摘もあります。東京電力が地下に築いた防護壁は、地下水の水位の上昇を招く結果に終わりました。
東京電力の尾野昌之原子力・立地本部長代理は汚染水漏出について、現在制御できない状況にある事を認めました。


汚染水の容量の増加は非常に早く、このままでは汚染水を太平洋に流し込む以外、対応のしようが無くなる可能性があります。「状況はすでに、東京電力の対応能力を超えてしまっているのです。」
かつて原子炉設計に携わった工学博士の後藤政志氏が、こう語りました。

東京電力は一企業としてできることはやって来ましたが、その事と福島第一原発の事故の完全解決とは全く別の次元の問題だったのです。

http://www.dw.de/tepco-unable-to-foot-the-fukushima-bill/a-17017060
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ニューヨークタイムズの記事にありました( http://kobajun.chips.jp/?p=13119 )が、日本の原子力行政は

「福島第一原発の事故収束作業すら、日本の原子力ムラの勝手にさせ、一層自体を悪化させてしまった」

挙句、そのツケを国民に押し付けてきたことになります。 福島第一原発の事故について彼らが『反省』など一切していないことが、この一事によっても解ろうというものです。

結局、巨額に上る福島第一原発の事故収束・廃炉作業の費用が私たち一人一人の肩にのしかかってきますが、それを支払ったからと言って福島第一原発の事故の収束が図られる保証は無いのです

以上



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ソ連のしたこと

① ソ連はチェルノブイリ事故で地下水汚染を防ぐために必死に努力していたのです。国中から炭坑夫を集めて、溶け落ちた燃料が地下水に接触しないように先回りして穴を掘って塞いでしまうという対応まで行っているわけです。地下水対策をきちんとやらないと河川に流れ出てそのあと海に行ってしまいます。それは国際的に大問題になるので何としても防がないければいけないということで、国家が総力をあげて対処した わけです。

② 国民に対しては、放射線管理区域は年間約5ミリシーベルトということになりますが、それを超えるところと世界標準の年間1ミリシーベルトから5ミリシーベルトの間については移住権を与え、選択肢を与えています

日本の場合 政府としての取組が十分行われていない。本来は国として取り組まなければいけないのに原賠法の適用を見送り、すべて東電の責任範囲内にしてしまった。事故が起きてしまったら ほんらい経営問題として対処すべきことではないのに金がかかることはやらなかった。

① 被害者に対する補償問題の全てをこじらせている。

② 事後的に基準を緩めて放射線管理区域に人を住み続けさせている。

③ 被害を受けた人に対して生活再建とか補償のスキームを作っていない。結局、被害を受けた人に全部しわ寄せがいっている。生活再建の目途も立てられず、放射能を浴びたらそのまま。

④ 発災以来、新潟県で甲状腺がんになった人は1人です。福島は今確定しているものだけで18倍で、疑い例を合わせると30数倍 100倍近いかもしれないということになっている。


事故後に生まれた赤ちゃんについて、チェルノブイリでは甲状腺がんは確認されなかったのです。放射性プルームが通るときに生まれていなかったからです。

ソ連政府は、事故後に生まれた赤ちゃんの発症率と事故のときに実際にもう呼吸していた方の発症率を見て、事故後に生まれた赤ちゃんが正常に戻ったことから(事故の影響を)認定したということです。

5年目ぐらいだったでしょうか。もう少し経ってマクロで意味がある数字を新規に生まれた赤ちゃんと比べてみれば原発事故の影響かどうかはっきりわかるのです。今の段階で影響がないと否定してしまうということが本当によいのか どうかについては歴史に学ぶべきではないかと思っています。

経営と安全を天秤にかけるいうことが今の事態を招いていますし日本の国際的な信用を落としているのではないでしょうか。

日本では大雨について報道していましたが、BBCなどは一時期この汚染水の問題をトップニュースで扱っていました。これほど差があってよいのでしょうか。

世界で日本の評判がどんどん落ちていきます。まじめに対応するべきではないでしょうか。


 



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....どうも 怒りのお手紙になりそうです....

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以下抜粋

この8月中旬にも「不起訴」の決定が下りるとの見通しが報道されています。
どうしてこの未曾有の事故責任が不問にできるのでしょうか?! 
一日も早く強制捜査に踏み切り、是非とも起訴するように、大至急、東京と福島の地検に、お願いしてください。

みなさん、地検への『お葉書』作戦にご協力ください! 拡散大歓迎!


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■福島原発告訴団より緊急のお願い:地検への『お葉書』作戦■
 
“心に訴える暑中見舞い”を

 

****************  <地検住所>  ****************
 

福島地方検察庁 〒960-8017 福島県福島市狐塚17番地

 
東京地方検察庁 〒100-8903 東京都千代田区霞が関1丁目1-1


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『私たちは、日本政府だけでなくこの仕事をする国際社会からも、支援を必要とします』



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青白い光が噴火中に火口に吸い込まれる

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噴火直前にUFO

はたまた.....気象兵器でしょうか....UFOでしょうか?

ライブカメラってありがたいですね。

 

2013 8

2013.5

2011

 

京都大学櫻島研究所もなにかやっているらしい....

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http://grnba.com/iiyama/i/etc/acros.htm

「4~5年前から、なぜ京大チームが人が住んでいる桜島にダイナマイトを仕掛け、爆破実験をしなければならないのか?

このことは、やっと2年前から小さく報道されだしたが…、避難に役立てるためという表看板とは違う、ほかの目的があるのでは?と感じている人が鹿児島市内には結構おられる…。

最近の桜島の噴煙は、時々真っ黒! 昔は常に白かったのに、黒い噴煙が上がると、ゴホゴホ喘息症状が増える。昔は火山灰をかぶっても何ともなかった…。今は空気が重い感じで、何かヘンだ。

沖合には気持ちの悪い黒灰色の軍艦が常時停泊しているし…、何か不吉な予感がする…。」



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