思い出に残る 霊能者......
祖父は面長で 眼光鋭く 彫りが 深く どこかの組の
親分といっても通るような日本人離れした面構えだった。
その当時の二人の総理大臣に手紙を書き 老人会の元
ができた と聴いている。農作業はあまりせず 羽織を
着て 飛び回っていたそうで 村人からは 揶揄をこめ
”お羽織さん” と呼ばれていたそうだ。
6歳ころだったと思うが....その祖父が亡くなった。
ジャリ ジャリッと 石ころ道を 踏みしめる音がした.....
そのとき 唐突に 祖父が 死んだ と わかった。
幽霊も見たし 言い難い瘴気のようなモノがタチコメル
場所も感じたりして......ある家にどうしても入れなかった
ことがある。その後その家にいろいろと起きた....上野駅
の地下道は名状しがたいジトーっと冷たく重くいやーな
氣が 充満していて 怖かった のちに 戦後家のない
ひと多くは子どもたちが其処にいたのだと知った.......
ふしぎな経験はいくつもあって わたしは 見えない
世界に興味をもち さまざまな霊能者に あった。
ハーモニーの山川先生は そばを 通り過ぎられるとき
ビンビンと パワーを感じ この方はホンモノと思った。
代価 を 知ったのも先生からである。
なぜ 宗教なのに お金をとるのですか? と尋ねると
無料(タダ)では ひとは有難がらないのです と先生は
答えた。
そうかもしれない 無償でもらえるものに ひとは価値
を感じないのかもしれない。もしくは代価を払わなけれ
ば ホンモノ 大切ナモノは手に入らないのかも知れない。
先生はわたしの語りなど ご存じないのに あなたの語り
は清流の鮎の語り 泥沼に清らかな蓮は咲く 泥の中の
どじょう のような語りをしなさい と言われた。
ハーモニーとは別のある宗教団体の初代教主は 「人類」
の大峠が やがてくる。ひとはフライパンの上でジルバ
を踊るような熱暑に苦しみ 木の根 草の根をさがして
食べるようになる と言われた。40年前のそのときは
まさか そんなこと と思ったのだが 今年の夏は40度
フライパンの上で ジルバ! かもしれない。3000万人
生き残る と 言われたような気がするが さだかでない。
記憶に残る 霊能者 は まだおられるのだが.....眠くて
眠くて もう これ以上 書き続けられない。