8年前 夏休みの最終日曜日 死んだ子がいた。いじめられていた。
その子は 新学期 いじめられているともだちをかばって
いじめられるようになった。
耐え切れなかったのか 9月の始業式を待たず 死を選んだ。
学校は弱肉強食のジャングルだ。
よく いじめられる子にも問題がある というひとがいるけれど
それは絶対 違う。
いじめる子に問題があるのだ。
単純に考えてみてください。ひとが苦しむようなことを平気でする子ども
平気で言う子ども 徒党をくんで クラスメートのひとりをいじめる子どもは まっとうか!??
もし あなたの子どもが いじめっ子だったら(そういう子どもは家ではたいていおりこうにしている)
あなたの育て方が間違っているのだ。
わたしは いじめで 生き方を捻じ曲げられた子 学校に行けなくなった子を
おおぜい 知っている。多くは外見.... 顔 からだ スタイル 服 で 特徴のある子
そして すなおな子 やさしい子。
いじめられていても 学校に行けなくても どんなにつらくても
絶対に飛び降りるな 道路に 線路に 地面に 水のなかに...。 首をつるな。刃を自分に向けるな。
そこに あなたの やすらぎはない。
あんまり つらかったら 学校に行かなくていい。
学校は 絶対 行かなくてはならないところではない。
いじめられることは 恥ずかしいことじゃない。
いじめているあなたのクラスメート 黙認しているとしたら あなたの担任が
人間として とても 恥ずかしいことをしているのだ。
そんなひとたちのために 死ぬことはない。
生きて 生きて 生き抜け。
必ず 生きていて あぁ よかった と思える日がくる。
あなたが 信頼できるひとに きっと出会える。あなたを信頼するひとにきっと出会える。
ひとはそれぞれ やるべきことを抱いて 生まれる。
それがなにか わかる日がきっとくる。
だから 夏休みが 終わる日に 学校がはじまる日に 死んではいけない。