遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。

 



 

ガンムのつもりで 連れて行ってもらったのですが 秦国 奴隷少年が出てまいりまして ウソでしょ 扉 間違えたかな と 思ったのですが....

よかったです。ことに 冒頭...    山の民はちょっと わらっちゃいましたけど 長澤まさみ女王のぷわぷわの二の腕 鍛えてあったらね 新境地でしたね。

あとは...大沢たかお....アテルイが...あんなデカイ大将軍になるなんて.... ゴクウに出てくるツヨイひとみたいでしたね。

しかし この映画は ヨシザワリョウさんに 尽きます。うつくしい だけはない 山崎賢人は食われっぱなしでした。 役者としての格の違いを感じました。

吉沢さんが演じる 漂も エイも 確かにそこにいる 底辺で過酷な労働に耐え野望を持ち 友を愛し あるいは 逆境にあっても 決してあきらめず王として才知を尽くし君臨している。

漂とエイが生きている その鼓動が 映画を ものがたりをグイグイ引っ張っている。軸がある 楽しみな いい役者になりそうです。

 

 



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アレクサンダー ヤコヴレフ   の絵に  出会えたbのは   一番の収穫でした。

多作だったのか   館林の 二枚は  見つからなかった。日本人がモデルと思しき絵も多い。

質感 デッサン力  迫ってくる そのひとが。

ウタエモン

 

 

 

フランソワ ポンポンの彫刻は とても スピリチュアルでした。

 

 



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月組は球城さんがトップになって以来  ずっと 観ていて  力のある月組のエリザベートをたのしみにしていました。ところが   中堅どころが何人か退団したためだろうか。コーラスに厚みがない。そして 致命的なのは  この世ならぬ黄泉の黄昏のあわいからあらわれるトートに黄泉の帝王のオーラが無かった。哀しみが無かった。エリザベートへの愛が希薄で  ラストの愛の成就の感動が無かった。

 月城さんのルキーニは  狂気が無かった。

タイトルロールのエリザベート  愛希さんには  少女時代の無邪気さ  皇妃の気品がなかった。

見せ場のひとつベッドのシーンで   ナイフをかざした時   自分で自分の胸を刺す   ナイフの切っ先が むねにむかっているように見えなかった。家に帰って  花總まりさんの同じシーンを見て気づいたのだが  「あなたの思い通りにはならない」このあなたが 花總さんの場合は  夫であるフランツをさしているとはっきりわかるのだが   愛希エリザベートでは わからないのだ。発声に違和感がある。地声とファルセットが違いすぎる。すでに外部を意識しているのか 元からなのか  中声部は地声だか  高音部はファルセット 娘役の発声。

エリザベートの夫 フランツ皇帝 ミヤ様は  エリザベートへの愛は感じるが 皇帝としての威厳  人物の大きさに欠ける。 

 

ルドルフ皇太子の暁さんが出た 二部で  舞台は一気に 動き出す。ルドルフの  悲しみが舞台を超えて  観るものの胸をうつ。今回のエリザベートのクライマックスだった。

後半の エリザベートは 良かった。だが 総じて   黄泉にすまう者が 現界の人間の娘を愛するファンタジーではなく  夫と妻  嫁姑 母と息子  父と息子の葛藤を描く ホームドラマであった。

ミヤ様をどこかの組で  短期でいいからトップ男役に してほしいとおもった。

タマキさんは エピローグで  トップの貫禄を見せてくれたが   トップになるのは少し早すぎたかもしれない。宝塚  の男役は 健全だけでは つまらない、翳りや  毒も少々 必要なのだ。



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…ネタバレにならない程度に

前半はホラー映画   後半は お笑い  そしてホームドラマ

 

演じる  それは 99%マジ本気なり切ること  そして1%の客観性

ということばを思い出した。

ウソこいて生きてると 演技もウソになる

それは語りも 同じで  自分にウソついて  周りに カッコつけて

つまり見栄えのいい属性をぶら下げて  生きてるひとの語りはつまらない。

 

カンパニーのことも考えた

昨年の志プロジェクト   8人の日本人のものがたり

ミュージカル  森は生きている。

そして   『風船爆弾』

それらは ひとつの到達点だった。

台本は書いたが 台本に頼らない  即興の要素多々ある…

この休み やっとの思いで  道具や衣装を片付けた。

そしてもう  無理だ と思った。

奈良裕之 さんに聞いたことばが 昨夜 読んだ 拙ブログにある。

後継者について  …

自分は後継者を育てようとは思いません。

 

わたしは やっと そう思えるようになった。

自分の語りを 全うしよう それだけでいい。

 

でも  仲間たちとつくりあげた舞台は忘れない。

ひとつになって取り組んだ  熱気  努力 よろこび

一生忘れない。

鎌田くんを 育てたかった それだけは心残りだけれど。

 

いい映画でした。



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バルサもよかった。ジグロとの葛藤を 愛ゆえの恨みを切なさを赦しを 目で表現できる役者になった。 でも  おはなさま は もっと すごかった。愛するひとを待ちに待った年月の長さ  想い  姪を愛おしく思う心が その眼差しから  表情から 吹き零れるようで わたしは 泣いてしまった。

花總さんは まごうかたなき役者である。花總さんの女優としての失われた 時  の長さを悼む。美しい叔母の役どころが 目に沁みるけれど  主役としての花總さんが観たかった。wのことを考えると いまだに 腹が立つけれど……

ふりかえって  遅咲きでも馥郁と咲き誇る花總さんの女優としてのキャリアと  世界的⚪︎⚪︎⚪︎  の妻と どちらが しあわせかを 考えたとき  迷うことなく  女優  とわたしは思う。役者とは 時代を超え この世の枠を超え  幾多のひとのいのちを生きるものだから 乞食と役者は 三日やったら やめられない というのも いい役者は 神なるものの懐に 束の間 すむことを 赦されるものだから。



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映画館は ガラガラでした。

後半 グイグイ引きつけられた。

 

TVでみたローグワンがよかった。その余波で行ったのです。

七人のサムライ   ジン  ロボットも含めて 七人のアウトローが

反乱軍を 救う。希望をつなぐ。

一人ずつ 個性がくっきり出ていて  どうやって生きてきたか それに死に様まで  見せてくれた。

希望が あるから  戦う。

希望をつないでゆく  命でもって。

ルークのような突出したジェダイではない 星屑たちが。

勇気をくれるものがたりだった。

ロシア映画    ーーー  バタリオンに次ぐ 感動     今年観た映画のなかで。

https://www.cinematoday.jp/movie/T0022191



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約束のネバーランドは  息子が差し入れてくれた漫画である。5巻が既刊。

週刊ジャンプ連載  面白かった。カズオイシグロのわたしをはなさないで  にインスパイアされた作品と思った。未読の方は お読みにならないでください。

わたしを ー 孤児院  ファーム  臓器移植のために育てられている子どもたち

約束ー  孤児院   農場   怪物の食糧とするために育てられている子どもたち

設定は 似ているが  ものがたりの 語り口  子どもたちの運命の受け入れかたは全く異なる。

わたしを  の子どもたちは  運命を従容としてうけいれようとしているように見える。

あきらめているのか 逃亡を企てよう  戦おうともしない。唯一  相思相愛のカップルは運命を逃れられるという言い伝えを信じ  直訴する。また 美術的な才能があるものは運命をのがれられると 思い込み  絵を 描き続ける。救いようのない だが 不思議な明るみと静寂のなかで 主人公たちは 与えられた使命の成就 すなわち 自分の死を受けいれてゆく。

約束の子どもたち  主人公は  エマ  ノーマン  レイ  この孤児院では  毎日  ゲームのようなテストが子どもに課せられる。この三人はテストにおいてフルスコア  すなわち選ばれし 子どもである。ある日 エマと ノーマンは 農場の真実を知る。養父母が見つかるとは  収穫を意味し  自分たちが  怪物の食糧として 育てられていること。優しいママが 冷徹な飼育者であることを。子どもたちの生き残りを賭けた戦いがはじまった。

さて  約束の ネバーランド  は まだ連載中なので  感想は控えますが  目的はなんであれ  ファーム あるいは 子どもの人身売買は あると思います。世界中でたくさんの子どもや女性が行方不明になっているのです。その被害者の運命を思うと 胸が塞がります。しあわせな運命が 待っているとは 思えません。

小児性愛   儀式への生贄   ある種の実験   ......    組織的なものが介在していそうです。事実は小説より奇なり   ではないでしょうか。

 

アイパッドで うろぐじゃないブログ書くの って  引退じゃなくて  忍耐 ×  三乗…  十倍時間かかります   kyouはさよならです。



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骨挫傷で 再び  ベッドへ 逆戻りです。

本に読み耽りました。どうなるか選挙の結果はわかってはいたけれど  実際眼前にすると  日本の今後を 子どもたちの今後を思い暗澹としました。

本の世界に耽る 浸ることは 、気分転換になります。

流れる星は生きている   作者の藤原ていさんは  作家新田次郎さんの夫人です。新田さんは気象庁に務めていて  新婚の夫人を伴い  満州に赴任。正広  正彦  咲子の二男一女をもうけます。しあわせもつかのま  次第に食料事情は悪くなり  ついに 8月9日 午前0時  ソ連の数百台戦車、150万の兵士 が満州に攻め寄せます。

荷物をまとめ  幼い子どもを抱え 逃避行がはじまります。夫たちは連れていかれ ていさんは男手のない気象隊の副代表を押し付けられます。この体験談にはソ連や中国人との葛藤はほとんど書かれてはいません。内部の日本人との軋轢に多くが割かれているのです。お金を持つもの 持たざるもの の食べ物の差   何百キロも歩くのですから 牛車に子どもを乗せられるかどうかが生死の境になる。

ていさんは 知恵の限りを尽くす。半ば、脅して  仲間から5百円のお金を借りる。川を渡るときはもうお金がないので ひとりずつ 抱きかかえ 往復する。小石が食い込んだ足で 血だらけになりながら 鬼のように我が子を追い立てる。乳飲み子を見捨て ふたりを助けようかと悩みながら いざとなったら 子をみな殺し 自分も死のうと覚悟の紐を握りしめる。

ていさんを、苦しめたのは  子を抱えていることで周りの日本人から受ける罵りや差別そして圧力でした。

現代日本の電車の中にそれは残っている。またそのために 満州や沖縄でどれだけの母親がわが子を手にかけたことでしょう。

ていさんは半死半生になりながら子ども三人 欠けることなく 日本に連れ帰りました。帰還船のシーンで 流れる星は生きている  の意味がわかり   胸に迫ります。けれどもわたしは 開拓団の人たちは もっともっとたいへんだったことを知っているので  なんともいえない気持ちが残りました。満鉄の家族  公共機関の家族はまだ恵まれていました。たとえば元川満子さんは11人家族で満州に渡りますが  父はソ連に殺され 長男は応召して戦死 妹はー逃避行で  母  幼い弟  12歳の兄は収容所で餓死あるいは凍死 姉と弟は中国人に引き取られますが 衰弱死   兄ふたりは帰国  満子さんは1985年  永住帰国を果たします。養父母には可愛がられますが 日本人であることが知れるといじめられるので土や雪のうえに棒切れで字を書いて  父母や兄弟の名を忘れないようにしたそうです。

幻の満州国   満州をめぐる 岸元首相をはじめとする 男たちの野望が  何十万 もの人生を、狂わせ  塗炭の苦しみをなめさせ いのちを奪ったこと   忘れてはなりません。

新たな野望が 台頭していることも。彼ら 権力を持つものは  国民ひとりひとりの人生 いのち   かけがえのないものについて 一顧だにしないのです。わたしたちは コマ 小石 でしか ありません。

いろいろな方々に戦時体験を伺いましたが 中国人は優しかったという方が多かったことを記しておきます。

つづきはあとで。



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怪我で身動きできないあいだ   毎日  あなたのうたを聴いていました。

あなたのうたは ひとつひとつが人生のドラマです。それぞれのヒロイン

の息遣いや鼓動がきこえる。…… 深い 深い 声   

追憶や哀しみのうたもある。けれど 感じるのは  生きることへの讃歌です。

18歳の彼    群衆    パリの屋根の下   サンジャンのわたしの恋人はうた

えるようになりました。ラヴィアンローズ  おぉ 我が人生も 歌えるように

なりたい。ー

まだ 当分  ベッドから 動けませんが  怪我がなければ  こんなに深く

あなたのうたを 知ることも なかったでしょう。

…… ただ ひとつ   あなたが 目の前で うたう その姿を見られなかったこと

が  残念です。

 



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 お題    好きな ミステリは   に参加しています。

 

海外のクラシックだと

グリーン家殺人事件   ヴァン.ダイン

……に触発されたというYの殺人   エラリー.クイーン

次に  矢の家

ミステリというより本格派の小説……としてわたしはとても好きなんですが、ジョルジュ.シムノンの作品。グレアム.グリーン…… 佳い小説はミステリ  謎解きの要素がありますし   佳いミステリは人間が描けている。

近頃では ミレニアムが息もつかせぬ面白さでした。大分前ですが  笑う警官もよかった。

境界の作品では アイリッシュ  ジャック.フィニー    ヘンリー. ジェイムスのネジの回転

 

日本のミステリでは 虚無への供物が 読み応えがありました。松本清張の作品  飢餓海峡   火車

旧いですね。

近ごろのは薄いです。組み立てが雑   湊かなえさんとか  悪意だけでできているようなのは 売れていても 読むに価しない。人間が丸ごと  描けていない。

パクリシチュエーションのパターン化も好きじゃない。大島弓子さんの  秋日子かく語りき  四月怪談 みたいな 魂の入れ替えパターンとかの真似    ですから  あの大売れのアニメも嫌いです。宮崎アニメの方が ずっと 格上。

あ これ  ミステリがお題だった !

寝たきりで  添削もできず    脚本も書けない。面白くて 後味がわるくない ミステリ   上質なファンタジー が 読みたいです。



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差し入れしてもらって 1〜22巻  読んだ。

久しぶりに通しで読んで 笑い転げた。肋骨にヒビいて ヒーヒーしながら笑った。ー

み み  三橋  大大大好きだよ。愛してるよ。

 

ーいい仕事だなぁ。作者の西森さん。

………    政治家  なんかより   大した仕事です。   ありがとうございましたっ

 



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5/14 ストレッチマンこと森圭一郎さんのライブにスタッフとして参加しました。

青い空 緑の芝生 パン屋さん 木のうつわ屋さん 農園のお野菜 出店もあって はれやかな にぎやかな ライブでした。

農園のオーナーさん に 放射能測定値について聴きました。この農園は 低いそうです。EMもつかっていない 微生物が原因だと思う

とおっしゃっていました。3.11のあと 微生物が土壌を救う という 記事をUPしたことがあります。

...やっぱり そうなんですね .... ということは化学肥料をつかってはいけない 自然農法...ということ

 

森さんのリハ.... わたしは はっとしました。 2年前のライブと声が違う ...  まったく違う

チェストボイス ファルセット 声の抜き .... どうしたの いったい!?

「うた よくなりましたね 顔は2年前のほうがいいけど」 と 思わず 声をかけました。

2年前の 年末のライブ みなさんの楽器演奏 パフォーマンスとともに  語りをさせていただいたことがあったのです。

そのとき 語ったのは サンライズブルース でした。

オリジナルがほとんどでした。そのオリジナルも2年前聞いたうたもあったのですが ことばの響き が 格段に ちがう。

わたしは 泣いてしまいました。 声は 響きは 波動 であり 光 です。

後半は 観客のみなさんのうしろで バックバックコーラス 踊ってました。

ライブって エネルギーの交流です うづまくような.... すると 歌うひと 演奏するひと もっと 天とつながりやすくなる

うちあげ 玄米もち おいものポタージュスープがおいしかった。

 

どうして うたがよくなったの なにかあったの ....わたしは あちらへ いってしまった

向こうへいってほしいと思って うたってるからじゃない   森さんはいいました。

ギターやオカリナの演奏がありました。

わたしは コカのカメ を語りました。 まぁ よくうけて みなさん かえるまで コッカー ノゥ カァメ  コッカー ノゥ カァメ 

カタイカタイコーラ と謡ってました。

 

森さんの歌 義太夫の竹本越若先生にであい わたしは プロは しろうととどこが違うか 堪能しました。

とにかく 出し切る 徹底的に準備して 本番でやりきる ということ まだまだ甘いよワタシ。

 

もうひとつ感じたのは ともに生きてる ともに生きてゆくってこと

逃げないで このそらのしたで

 

 

 

 



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わたしがはじめて買った文庫本は ノヴァーリスの青い花 岩波だった 古本屋だけれど  ゾーヤとシューラ これも古本屋だった....

本音をいうと 当時は新潮の法が好きだった .... 読みやすかったから 

わかいころ 宝物は 岩波の ハードカバーの児童書だった 星の王子さま メアリ・ポピンズのシリーズ エリナー・ファージョンの童話集とか ...

 

谷川さんのことばのなかで 気になったのは  なぜ 谷川さんの詩が売れる?受け入れられる と思うか という問いに対し

(伝えたいだけでなく)読者を 喜ばせよう? 楽しませようと しているからだと思う   とのこたえだった

 お金も目的 売れることも 目的 ...としたら それは必須  もちろん谷川さんにはそれより深い読者といいますか同時代を生きるひとへの愛 がおありでしょう 

喜ばせよう 楽しませよう が 詩人としての あるいは 出版社としてのつたえよう しらせよう と 重なれば しあわせでしょうね

読者や時代に迎合せずウケを狙わず 売りたい願望に膝を屈することなく コマーシャリズムに堕さないで それこそ 針金の上 ハザマ を渡るように ....

良質のエンターティンメントって そういうもんだと 思ってた ... でも まてよ そんなものはかるがるとこえちゃってね 迎合しまくり ウケまくり 欲望まるだしで ナニカヲ ツタエルこともできるんじゃないか

タケシみたいな 権力のキタナイ足をベタベタ 舐めまくるヤツラのことじゃないですよ もちろん

[岩波文庫は、1927(昭和2)年、「万人の必読すべき真に古典的価値ある書」を低価格で広く普及することを意図して発刊されました。] 同社HP

 

わたしがなぜ (読んでくれるひとを)喜ばせる たのしませる に ドッキリ したかと申しますと 

そういう視点が ついぞ なかった    おとなのための語りの会 には ....

幼稚園や デイケア では 飛んだりはねたり 子どもたちやおばあちゃまをドキドキさせ 笑わせ しんみりさせ  自分も楽しみましたけれど

おとなのための語りは 捧げモノでした  聴き手の内なる神への.....  しんと深い森にいるような会

 

 

もっと 生身の 生きてる ひとへ むかう 語りも あっていいのかな ... 笑いがあっても いい ? 内なる神さまも笑いたいかも

神に添うのは まじめだけでなくていい エロティックでも 政治談議でも

そう祈れば そのような ものがたりが降ってくる?  かも

 

 



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  浦和パルコで対談ショーがありました。届けるものがあったので わたしとしては有りえないことに開場前についたのですが すでに長蛇の列 .... 谷川さん 人気があるんですね。谷川さんと山田さんの対談がとてつもなくおもしろくて わたしは笑いっぱなしでした。寄席に行くより笑いました。

 山田さんは脳梗塞で倒れられたので 車椅子 ことばもちょっともごもごで 時折 立ち往生してしまう その間がよかった しばらくしんとして すると谷川さんとか さりげなく 一発かますんですね。 谷川さんと山田さんが信頼しあっていて 男の友情っていうんでしょうか 辛口なんだけど ことばのはしばしににじみ出る互いに思いあう機微というか端的に愛というか がなんともよかったです。角川書店から 自選谷川俊太郎という文庫が出ています。700円+消費税 よく売れているそうです。

 終わったあとサインをいただいて(ちょっとミーハー) カフェで読みました。谷川さんが佐野洋子さんと別れてから10年くらい 落ち込んでいたこと 山田さんがおろおろしながら見守っている様子 その後作風が変わったこと 山田さんはその後の詩が好きだ....と書いてありました。

 岸田衿子さんが谷川さんの最初の結婚のお相手ですが わたしは語りの師である櫻井美紀さんから岸田さん 谷川さんのことを聞いていたので よみがえるものが多々ありました。櫻井さんは岸田衿子 今日子姉妹と子どものころからのおつきあいだったのです。子どものころ 衿子さんがご自分をきれい子ちゃん 妹の今日子さんをきたな子ちゃん と呼んでいたこと 離婚したあとも 衿子さんが 「俊ちゃん きて」と呼ぶと 谷川さんがやってきたこと 今日子さんはとても内気だったこと 文学座 サロメデビューの内幕など カフェでの語り談義の合間に教えていただきました。

 櫻井さんとわたしはカフェを梯子しては語った....あんなにエレガントで話していて楽しい方をわたしは知りません。その櫻井さんから岸田今日子さんの最後の舞台を誘われたのに行かなかった。それも悔いのひとつです。その後のおつれあい はせみつこさんともかかわりがありました。わたしははせみつこさんにお会いしたくて 問い合わせて どこかの上流私立幼稚園 クリスマス会に出演している はせさんのパフォーマンスを見学させていただきました。はせさんも子ども心を持った方で わくわくするようなたのしい時間でした。そのときいただいたものは 14年今も続いている幼稚園のおはなし会に生きていたんだと 今 気がつきました。ワークショップに行ったときもはせさんが参加者全員をつつみこんでいる そのあたたかさを感じ 斬新なエクササイズに驚きました。

 たとえば あ だけで コントをつくる ... これ カタリカタリのエクササイズで今も ときどき 使います。みんなイラナイモノを振り捨てて生き生き輝いて超新星のバクハツみたくなって 最後はハグ...その感動をメールで送ったら秘書さんから 宣伝につかわせてほしいとメールをいただきました。はせさんと別れたあとも 谷川さんはともにステージに立たれたりしていた それが素敵ですね バシンときらない 別れても好きなひとのままでいる....  これってむつかしいことですよ バシンバシンと切り捨ててきて 櫻井さんともタモトを分ってきてしまった それはそれで自分を押し進める 荒野に踏み出す勇気となったけれど 切らないにこしたことはありません。否応なくいつかは切れる 岸田衿子さん 今日子さん 櫻井先生 みんな むこうへいってしまわれました。 

 谷川さんの対談ショーは だじゃれの応酬のすえに ひとつの真理にたどり着きました。 山田さんはいいます。谷川さんのエッセンス 極上の詩はことばで作り込んだものではないと .... たとえば かなしみ たとえば ただ たとえば ぼくはいかなきゃなんない.... 谷川さんはいいます。無意識下からこぼれてくる?ことばのようなものを 意識で添削しみがきあげる .... 山田さんはいいます。巫女のフリした ....

 これって わたしが 語りの芯 と感じていることと同じ .... ものがたりは降ってくる それを 降るまま その速度で 鉛筆で走り書きする ほとんど直すところはないんですけど ことばとか韻とか削ったり添えたりする。降ってくるときは感覚に身をゆだねる巫女 .... 手を加えるのは冷静な客観者 ....

 わたしは天から降ってくる 内なるソラから降ってくると感じます。すべてはウチガワにあるとも感じます。それは無意識 膨大な習合意識 ともいえるでしょう。詩人 作家 画家 音楽家 役者 の ほんとうにいいひとたちは そこへのアクセスを知っているひと です。そのためのうつわたる自分を磨いているひと 魂と技術を。

 自分が...と カン違いすると たちまち堕ちてしまう 書けなくなる それで クスリに手を出したり 剽窃したり 自殺したりする。....谷川さんが 今もつながっている 生み出している それはほんとうに稀有なこと 奇跡みたいなこと 生きていながら岩波から全集が出るのも当然ですね。

 さて 最初におはなしした 届け物とはなにかといいますと シリーズ子どもの戦争のチラシなのです。実は7月2日 対談のコーディネーターであり良質な児童書を出版してきた童話屋田中さんが きてくださることになりました。今まで語らなかった 子どものときの戦争体験 を語ってくださる .... そのチラシをきのうの朝になってつくっていたんです。10日お風呂に入るヒマもなかった これはいいわけ ... 1週間前に材料をいただいていたのに どろなわのわたしは 前日やっとつくったラフが気にいらなくて フォトショップの前で立ち往生していました。

 タイトルは童話屋さんの自筆の鉛筆書きの文字を 9枚 レイヤーを貼り合せて 鉛筆だから まだうすい。しかたがないので 空を切り裂いて 背景にした。でもおさまらない。そのとき閃いた。これは文字ではない画像だっけ ... イメージから 明暗を一挙に暗にした。すると 文字が黒々とせりあがってきた。 黒(くろ)というより夜明けをはらんだ黎(くろ) わたしは震えました チラシではひさしぶりに .... なんという力強い文字 人生の重さ切なさそして希望がつまっている文字 もうこれだけでいい 背景のソラは消しました。いいものができるという確信 いい会になるという確信がありました。 童話屋さんも気に入ってくださった    岩波の編集者さんも....とうかがってうれしかったけど これはひとえに童話屋さんの文字のチカラ いのちのチカラです。

 どうぞ 7/2 おいでになってください。戦争体験を聴くのは ときに涙もにじむけれど じつはつらいことでもかなしいことでもない 生きるチカラをいただくことだと わたしは思います。

 

 



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⇒ こちら

石牟礼道子 「天の億土」語りと音楽、映像  座・高円寺

舞台は1、2部とも女優の佐々木愛さんによる朗読と、原郷界山さんの尺八、アーティストの金大偉さんのピアノなどの演奏を組み合わせて構成。スクリーンには水俣の海や自然などをモチーフに金さんが制作した映像が流れる。

1部は昨春、刊行された「全句集 泣きなが原」に収録されている俳句の朗読 
 
祈るべき天とおもえど天の病む
さくらさくらわが不知火はひかり凪
毒死列島身悶えしつつ野辺の花

闇の中に草の小径が見える。 その小径の向こうのほうに花が一輪見えている。

石牟礼さんの研ぎ澄まされたことばの切っ先が鈍い。花が揺らがない。映像はときに響きから生まれるイメージの邪魔をする。眠くなってしまった。

 

2部は 新作能「沖の宮」をもとにした語り劇 島原の乱で一揆軍を率いた天草四郎や民衆の霊魂と、水俣病の患者、家族の苦闘がこの物語に重ねられているという。

ワキ 石牟礼道子に佐々木愛が扮している。 シテ天草四郎 シテツレ?佐吉 乳母 アヤ 乳母の娘アヤが生者なので夢幻能は成立しない。 数年後 旱魃 アヤは雨乞いのため龍神に捧げられる人身御供にされ 天草軍の紅い旗で縫われた衣を着せられ 舟に乗せられ 真っ赤に染まる夕焼けの海を 沖ノ島に向かって流される。沖の島は いのちつかさどる母神さまのおわすところ 天草四郎の首が棄てられたところ.... 雨を給え 雨を給え 笛と鉦の音 女たちの雨乞いのコロス 突然 天地を引き裂く雷鳴 ふと見れば 舟の上にアヤの姿はない。雷がアヤを撃った。 アヤさまは 嘆きの世から 母神さまのもとへ行かれた。四郎さまにみちびかれて .... 泣く女たち 画面いっぱいにマンジュシャゲ

全体におもしろかった。音楽ピアノ尺八は秀逸 よく鳴っていた。映像も控えめでよかった....ただ 夢幻能なんか現代能なのか構成がいまいちわからないのと アヤが龍神の娘とあるのに 龍神に捧げられるのが疑問 アヤの気持ちが入っていればとも思った。 アヤは村人の犠牲にされたのか ........それともアヤの献身なのか

水俣病と 天草の乱と 重ね合わせているなら 権力の犠牲になったということだろうけれど 天草の村人が少女アヤに犠牲を強いたとなると 怖い怖い話である。そんなこんなで疑問が生まれるとものがたりに全霊を投入できない。

佐吉の役の キレ ハリがよく ものがたりに入れた。四郎は口跡も人物像も甘くて残念。佐々木さんはさすがであるが 乳母とアヤは別のひとが演じたほうがよかったとわたしは思う。うまさが先に来て 入り込めない。それに わたしは 読み語り 読み芝居 はどうかと思う...どうも 響きになりきらない ひとによって台本の残滓をひきずる感じ ねとっとする感じがある いさぎよく響きが響きとして身から離れて観客に震えるようにつたわり消えてゆくのがすきなのだ

電車の中であった さる演出家さんが 新劇は 謡いの素養がないとおっしゃっていた。義太夫が継承とおっしゃるので 素朴なかたちでアイヌの神謡 沖縄のうた (どちらももとは 神にささげたもの) に継承されているのではと 申しましたら アイヌのCDを聞いたが継承していないようだ 沖縄にはあるだろうが 時間の問題との事。

あ やっぱりと思いました。実は 今年 島に行きたいと思っていたのです。うなり とファルセット くるっとひっくりがえる声 自分のものにできたら...

いろいろ申しましたがよき時間でした。出演者のみなさまありがとうございました。響子さん お誘いありがとうございました。オファーもありがとう。 神語り 提示させていただきたいです。身体 魂 削って削ります。



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