場所/青毛小 対象/高齢者 テーマ/お近づきになる 元気で行こう!
内容/ドキドキの他己紹介 手遊び 語り..手白の猿、コカの亀 時間/50分
反省/ 他己紹介の説明をわかりやすく 感想/愉しんでいただけてよかった。高齢者だが みなさん全員が語りに集中して聞いてくださるので これからが楽しみ。
場所/中央幼稚園 対象/年少さんとおかあさん テーマ/親子共通の話題 昔話の楽しさ なにがおきても知恵をつかって切り抜ける 一年たちました 内容/おんちょろちょろ(参加型) 赤ずきんちゃん ベッド・狼をやっつけろバージョン お月さん 金のくさり パネルシアターもうすぐ年長さん 時間/30分 反省/先生にありがとうを忘れてしまった 感想/
デイケアのSさんからTEL 青毛小のデイケアの語り13:30とのこと、幼稚園とダブルブッキング!! 11:00にしてもらう。このデイケアははじめて 7名の元気な先輩たちだった。最初わたしの紹介をしてから ふたりずつ組んでお互いの情報、(ふるさと 好きな食べ物 趣味 好きなTV番組)を聞きあう、そして相手の紹介をする。群馬 岩手 北海道など北の出身の方が多かった。
それから 手遊び 群馬に因んで手白の猿を語り おわりに昼食前の運動にと 参加型のコカの亀で飛んだり 跳ねたり 「どんなことがあっても元気を出せってことだね!」の声に楽しく[さよなら、またね ]と辞した。
家でパネルシアターの残りをつくり 午後1:30幼稚園に向かう。おかあさま方多数、きのうの轍を踏まぬよう 最初に挨拶 笑いもでる。ろうそくを灯して おんちょろりんを参加型でする。それから「赤頭巾ちゃんのベッド 逃亡 やっつけバージョン」 つぎに「お月さん金のくさり」 最後にパネルシアター 桜の下の入園 桜が散って青葉となって プール 飛び込む子どもたち 夏休みが終われば運動会、紅葉黄葉、葉が散って 冬 クリスマスが過ぎて 雪が降り ゆきだるまがひとつふたつ、みっつ 雪がとけて花が咲き 桜が満開 年長さんになる。「もうすぐ年少さんたちが入園するよ、みんなやさしいおにいさんおねえさんになれるかな?」「なれる!」 「なれるよ!」
「ねぇ みんながこんなに大きくなったのはだれのおかげかな?」 おかあさん!!おとうさん!おばあちゃん!の声 「それから先生だよね?」「うしろを向いてみんなでありがとう!といおうよ。「ありがとう!!」それからおとうさんおかあさんがいつまでも元気で病気をしないよう祈りをこめて ろうそくを消す。終わったあとでこどもたちに取り囲まれる。もりさん!もりさん!お部屋を出ても園庭で遊んでいる子どもたちからもりさんもりさん!と声がかかる。
娘のことばが甦る。「愛されているんだ...わたし」部活の友人たちからの激励のメールだった。家族に愛されるのはそれは空気のようなもの。他者からの掛け値なしの気持ちに心を動かされ、娘は一歩踏み出した。わたしも混じり気のないこどもたちの声、聞き手のみなさんの声にどれだけ支えられるかわからない。してあげていることより 受け取るものの大きさに圧倒されて ふわふわと車に戻った。
悩みと迷いのなかにいた青春のころ 手をさしのべてくれた友人がいた。その手をとりはしなかったのだが、今懐かしくまたありがたく思い出す。少しずつ自信が出てきたのは おそるおそる一歩踏み出して 自分のなかにも誇れるものがあると知った時だった。それは自分で決めたことささやかなことを成し遂げるちいさな勝利からはじまり 他者からの賞賛もあった。が一番自信につながったのは 愛されているという実感、こんなわたしでも必要としてくれ 美しいと思ってくれるひとがいるという信じがたい 稀有の一瞬だった。
家族の愛、大いなるものから賜る愛は ひとを支えてくれる。しかし 群集の大海原からくるひとつぶの喝采 賞賛 愛は予測し得ないものであるゆえに そして勝ちとりがたいものであるゆえに ひとを大きく揺り動かす。そして ひとのなかに眠っていたものを覚醒させ 持っている力を引き出す。かずみさんに出会わなかったら、わたしは今どこにいただろう。
シートを倒してすこし横になる。役所、登記所をまわり、転任の支店長に花束を届ける。今日はやさしい気持ちでいられそうだ。
| Trackback ( 0 )
|