Outside のトヨタランドクルーザー200についての記事の中に2022年を最後にアメリカにおいてランドクルーザーの販売が終了するという。アメリカ以外の地域においては200の新しいモデルが継続して存在するとの事であるが現行の V8、5.7L エンジンは置き換えられて V6 となり時代の流れに沿ってハイブリッドも搭載される予定。近年においてのランドクルーザー200のアメリカにおける年間販売台数はおおよそ3000台。ライアビリティと走破性能は認められているが、重い、燃費が悪い、高価、等の要因でオーバーランダー達からは距離が置かれる存在である。しかし、近い将来にサイズダウンして新しくなったランドクルーザーは魅力的に感じるが、アメリカの新車市場からランドクルーザーが消えるのは寂しい事である。
According to my my old colleague Jonny Lieberman, Toyota will stop selling the Land Cruiser in the United States in 2022. The rest of the world will see an all-new design that year, and it’s possible that we may get the Lexus version of that vehicle. Other report (and common sense) suggest that Toyota also plans to stop using the 5.7-liter V-8 in those next-generation Land Cruisers and the next Tundra, replacing it instead with a twin-turbo V-6 and probably a hybrid gasoline-electric power train, too. While undoubtedly faster and more fuel efficient, it’s unlikely that those future vehicles will be as simple, durable, and easy to work on as the current truck.
総じてOutside 誌ではランドクルーザー200の評価は高い。高価なランドクルーザーに対してはトヨタは宣伝費をかけていないが、それでも3000台が売れている。そして、ランドクルーザー200を選んだ人々はランドクルーザーの価値を理解している人々であるという事。オフィシャルに公表されている事かどうかは定かではないが、ランドクルーザーの耐久使用期間は25年間を視野に置いているとの事。25年間の耐久性は使用状況や保管環境によって差があるが、そのコンセプト事体に非視化的な価値が存在している。2020年の今ランドクルーザー200の耐久性はまだ強く語られてはいないが、2030年以降にはこれに対する評価が語られる事になる。現行のランドクルーザー200の耐久性が電装、電動機も含めてどれ程の耐久結果を出すのかは楽しみである。いずれにせよ、ランドクルーザー200は最後のV8ランドクルーザーとしての位置付けが定まりつつある。
ランドクルーザー200、テキサス デルリオのダウンタウンにて。
ランクル200もとうとう生産が終わるのですね。FJクルーザーを買う際に200の値引きが大きく、今よりも安いラインだったのでどっちにしようかと迷ったこともあったのですが、その時には大きさと利便性を考えてFJになりました。
次期ランクルは本文読むとハイブリッド化されるようですが、やはり時代の流れですよね。売るためには仕方ない。
ただ当然電子制御が多くなればなるほど故障のリスクも増え、また長期に渡っての部品供給もかなり厳しくなることが予想されます。
中東とアフリカ等ではとにかく故障しがちな電子部品を減らし、モデルチェンジを少なくすることでランクルはディフェンダーなどを超えるベストな耐久性と部品供給体制を誇ってきましたが、今後のハイクラスランクルはそうとも言い切れなくなりそうです。