1980 - 2000
1980年から2000年にかけて開催された過酷なラリーレイド.キャメルトロフィーを2015年の今日においても懐かしみ四駆の原点として心に閉まっている人々は少なくない。オーバーランダージャーナリストの署名人 JONATHAN HANSON 氏もその一人であり、先月米国で創刊になったアドベンチャー誌 WHEELS AFIELD の記載には The quest for the Camel Trophy と題した記載が寄せられ、その原点心を垣間見る事が出来る。
WHEELS AFIELD, 創刊
キャメルトロフィーが開催されていた時代というのは、そのまま四輪駆動車の黄金時代であったのではないだろうかと今の時代になって感じる。それ以前は四駆の模索時代、それ以後は飽和的な時代。そして、その中心的な時代というのは冷戦の終焉期頃(1980年の終わり)にあたる。ランドクルーザーのモデルでいえば、40系から70系への移行、60系と80系の時代であった。また、四駆の黄金時代というのは大衆がたばこを気軽にふかしていた時代でもある。世界中の喫煙者のおかげで四駆の黄金時代が築けたというのが事実である事は否定出来ない。そういった時代的背景のバックボーンは今後は繰り返される事は無いと思われるので、もはや近未来においては四駆の黄金時代というのはやって来ない。今後しばらくは、黄金時代の光を反射した面影が繰り返し登場する事になるのではないだろうかと感じる。
そういう実態が感じられたならば、今後の目標はクリアーになる。その目標はキャメトロを超える事である。しかし、それは難しい事なのだ。なぜならそれはクラッシック音楽に似た所があるような感覚が存在しているからだ。そして、それは今後もっと明確になってくる。テクノロジーの世界は新しい物が出ると古いものはそれに置き換えられるという運命を持っている。自動車もそういうものだと多くの人々が思っているに違いない。それはいくら食べても満足しない飢餓鬼的なものなのだ。自動車は同時にアナログ性を持っている。そのアナログ性を持ち合わせていたのがキャメトロ時代の自動車だったのではないだろうか? 将来、四駆に求められるのはテクノロジーでは無くてアナログ性を磨き続ける姿勢なのである。
The 20 Best Camel Trophy Images
Expedition Potal より、