リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

タワーマンションのコロナ対策は

2020年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月24日(火曜日)。その2。夕方になって晴れて来た。でも、みぞれの予報が出ているみたいで、外してあったミニ温室の保温マットをまたオン。やぁ~ね。リタイア生活のリズム自体には今のところさしたる変化はないんだけど、お知らせやら何やらと外からのコミュニケーションが多くなって、何となく毎日が忙しく過ぎるような感じ。おかげで落ち着いて趣味に没頭できる状態じゃないような気がして、気が付いたらPCの前に座っている時間が増えて、1日2回もブログ記事を書いて投稿しているから、もう我ながら笑っちゃうね。別に暇なわけじゃないんだけど、何しろ元々自分の日常を記録するのが目的だから、いろんな情報が溢れてくると、ついこれも書いておこうという気分になってしまうみたい。

きのう、今日はマンションの管理会社から2日連続でコロナ対策に関するお知らせ。ざっと見渡すと・・・

1. 1階の管理人室は立ち入り禁止。
   *用件は電話かメールで。エレベーター故障などの報告は管理会社の緊急番号へ。
2. エレベーターに乗れる人数を制限。
   *同時に乗れる人数は、同居者と一緒の場合を除いて最大2人まで。
   *すでに誰かが乗っていたら、同乗の同意を得るか、次のエレベーターを待つように。
   *同じフロアで同時にエレベーターを待つ場合は1~2メートルの間隔を空けて立つこと。
3. エレベーターのボタンは肘で押すことを推奨。
   *肘で顔に触れることはできないから、指よりも安全。
4. 紙容器やプラスチック容器はどんなに小さなものでも潰して捨てること。
   *在宅者が増えることによるゴミの量を抑えるため。
5. 建物の出入りや郵便ルームでは前後の人と1~2メートルの間隔を空けること。
6. 配達や出前はロビーに下りて正面玄関で受け取るようにすること。
7. 不要不急の訪問者を建物の中に入れないこと。
   *上2つは建物内での非居住者との接触を最低限にし、各ユニットでの集まりを防ぐため。
8. できるだけ自室で過ごすようにすること。
   *誰かと電話で話をするのになぜかわざわざロビーに下りて行く人がけっこういる。
8. コロナ関連の失業などで管理費の支払いが困難になった場合は管理組合に相談を。
   *4月1日は引き上げ分の1月~3月分を上乗せして徴収されるので金額が大きい。
   *5月1日は特別賦課金の納付期限。
   *コロナ関連であることを裏付けるものがあれば支払猶予を考慮する。

今日現在で、BC州で確認された感染者数は617人。この2、3日にうなぎ上りで増えているけど、検査体制の拡充で1日あたり3500人と、検査数がうなぎ上りに増えたことも要因のひとつで、これまでに26,681人が検査を受けた。入院中の患者は59人で、そのうち23人が集中治療室で治療を受けていて、死者13人はほとんどが介護ホームの高齢者。でも、これまでに3分の1近い173人が完全に回復したというから、この先2、3週間は胸突き八丁でも、みんなが真剣にソーシャルディスタンシングと手洗いを励行すれば良い方に転じる可能性は大いにあるかな。

カナダ全体では、感染者は2751人で、死者は27人。人口がカナダの10倍の隣のアメリカでの感染者数は20倍の約が5万3千人強で、その28%がニューヨーク市内に集中しているとか。アメリカの医療制度がカナダのとは大違いと言うこともあるだろうけど、厳しいロックダウン体制を敷いてもこの結果というのは、そこのけ、そこのけで我が道を行っちゃうようなニューヨーカーの性格も大いに関係がありそうな気がするな。日本では東京での感染者数が増えているそうで、オリンピックの延期が決まって気が緩んだのかな。もしもその東京で感染が爆発的に広がって、知事がほのめかしたようにロックダウンなんてことになったら、どうなるんだろう。日本のマンションは1棟の戸数がものすごく多いようだけど・・・。


コロナバカという新しい感染症が蔓延しているらしい

2020年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月24日(火曜日)。☁☂☁。また寒くなっちゃった。しょぼしょぼ雨が振ったり止んだり、ちょこっとだけ晴れてみたり。マザーネイチャーも「用もないのにふらふら出かけるんじゃないのっ」と言ってるのかもしれないな。外出禁止と言っても、運動のためのウォーキングやジョギング、サイクリングは、「他人との距離を保つ」と言う条件で逆に奨励されているので、私たちはいつものように今日はどっちに行こうか。ルートがだいたい4つあるんだけど、今の時期はクィーンズバーク地区の住宅地が一番。桜、モクレン、レンギョウがそろそろ満開だし、コブシもツツジも蕾が膨らんでいるし、目を楽しませてくれるものが多い。

ネット上でcovidiot(コロナバカ)という新語が飛び交っている。新型コロナウィルスの名称であるCovid-19と「アホ」を意味するidiotをかけたもので、初めはトイレットペーパーなどの爆買いに走る人たちを指していたらしいけど、どうやら自分には関係ないと能天気に群れて遊ぶ若者たちがその最たる見本になっているらしい。アメリカではすごい数の大学生たちが春休みにフロリダ州のマイアミやセントピータースバーグに集まって乱痴気パーティをやる風習があって、アメリカで感染が急増しているにもかかわらず、今年も全国から男女学生がどっと押し寄せてノンストップで飲めや歌えやマリファナ吸えや。そのひとりがテレビ局のインタビューに実名で「感染したら感染したってことさ。だからってパーティの邪魔をさせる気はないよ」と得々と答えている映像がネットで拡散して、一気に「コロナバカ」が流行語になった感じで、アメリカに新語大賞があったら大差で1位は確実だろうな。

アメリカで急激に感染例が拡大し始めたことで多くの人たちが、どんなに日常の社会生活を制限して感染を食い止めようとしても増え続けるのは「コロナバカ」のせいではないかと気づき始めたのか、各国各地の行政のトップがコロナ対策の記者会見でそういう輩を叱り飛ばし始めている。我が国の首相殿も「いい加減にしろ。家に帰って、外に出るな」。コロナ惨禍としか言いようのイタリアでは、どこかの町の市長が外出禁止令を無視して集まる若者にぶっちぎれて「警察に火炎放射器を持たせて出動させるぞ」。バンクーバー市でも市長が「お願いしているときじゃなくなった」と、多人数で集まったら最高10万円の罰金という市条例を電子会議で可決。この「コロナバカ」をきわめて感染力の強い新しい感染症になぞらえた人がいて、「異様な自惚れ、総じて低めの知能指数などの症状があり、効果的な治療法はまだ試験されていない」と。ま、昔からバカに付ける薬はないと言われて来てるから、バカのウィルスは太古の昔からパンデミックだったのかもしれないけど。

ちなみにこの青年はネットは元より世界中のメディアにも取り上げられて一躍有名(悪名)になってしまって、謝罪したという話。でも、ネット上で名前と顔と出身校などがこれだけ拡散したらある意味で「消せない過去」ができたようなもので、若さを奢ったゆえの無知と無謀の結末だとしても、大学を終えていざ就職というときに代償を払うことにならないといいけどね。