リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

日用必需品の極楽とんぼ流在庫管理法

2020年03月11日 | 日々の風の吹くまま
3月10日(火曜日)。☂☁☂。寒っ。バルコニーの朝の気温は3.7度で、おまけにきのうと打って変わって、いかにも寒々とした雨。やぁ~だぁ。天気予報サイトを見たら、週末あたりにまた冷え込むようで、もう、やだぁ~。雨乞いのダンスと言うのはあるけど、春乞いのダンスと言うのはないのかなあ。

バンクーバー島ナナイモ郊外パークスヴィルに住む友だちがカートにトイレットペーパーのパックを山積みした人たちの行列の写真をFBに載せていて、シアトルでもそう、ビクトリアもでそうというコメントが続々。いやもうほんとに世界的な「集団ヒステリー」としか言いようがない感じで、だいじょうぶか、人類。友だちが行ったのはCostcoという商品を山積みして安売りする倉庫のような店で、開店の5分前に行ったら、ものすごい行列ができていて仰天。トイレットペーパーをカートにどさどさ積んでいるのを見てまた仰天して「いったいどぉなってんのぉ」。でも、メディアが取り上げるのはほぼ決まってCostcoや激安スーパーのSuperstoreだから不思議。だって、ワタシの行きつけのSave-On-Foodsにはトイレットペーパーがたくさんあって、セールなんかやってるんだもの、逆にどぉ~なってんのという感じ。

つい最近まで断捨離に浮かれていた人たちも今度は備蓄に奔走しているとしたら、断捨離してときめいていたのもただの流行に過ぎなかったわけで、ウィルス感染とあまり違わないような感じ。ワタシは、日常の必需品の「買い置き」はしても「備蓄」と言えるほどの量は置かないで、最後の1個を使い始めたら補充するだけだし、熱心な節約家ではないので、コーヒーなどの毎日消費するものがセールのときは、値引きが10%以下なら無視して1個、10%以上なら2個、それ以上なら3個買い、荷物が多いときはセールのタグの下に小さい字で書いてある「セールの期限」をチェックして、後日買い物の量が少ない日に買うのが基本方針。

このあたりが極楽とんぼ流の家庭在庫管理法というところで、もしも店頭からいろんなものが消えてしまったら、まあ、そのときはそのとき。マンション暮らしで収納スペースが限られるようになったと言うこともあるし、スーパーが歩いて3分のところにあって小まめに買い物ができるせいで常に必需品の在庫をチェックするようになったので、大量のまとめ買いと備蓄が必要だった戸建てでの現役時代に比べるとムダがほとんどなくなった。おかげで、けっこうノンシャランに贅沢をしているつもりでも家計の収支は家計簿なしでも安定しているので、たまには「ひと目惚れ」したものに散財しても後悔しないでいられるのは幸せ(と、自分の背中をぽんぽん)。