リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

とうとう市中感染に発展

2020年03月08日 | 日々の風の吹くまま
3月7日(土曜日)。☁❅☂☁☀☁。なぜか2人とも9時まで寝てしまった。夜の間に雨が降ったらしく、ルーフデッキが濡れていて、気温は低め。遅い朝ごはんを食べながら、予報は午後から晴れだしぃなんて言っていたら、窓の外にいきなり白いものがうわぁ~っ。コンタクトを入れてないから目がどうかしたのかと思ったら、何と雪。もっとも数分で止んだ後はしばらく雨になったけど、コロコロと変わってヘンに荒れるねえ。

バンクーバー圏で初めて旅行歴も感染者との接触もない人のコロナウィルス感染がわかって、初めての「市中感染」が発表されたと思ったら、今度はノースバンクーバーの介護ホームで入所者2人が感染し、市中感染第1号になった人がそこで勤務していたということで「集団発生」という発表に発展。いずれはそういうケースが出るだろうとは思っていたけど、ちょっと風雲急を告げるような感じになって来たな。現時点ではその職員が入所者の感染源かどうかは不明ということで、入所者とスタッフ、その家族の全員について調べることになったけど、200人以上の入所者の中には認知症の人たちもいて対処が難しいと言う話。

BC州ではこれで感染者が1日で6人増えて27人になったわけで、介護ホームの2人の他の4人のうち、2人はイランに行っていた人とその家族で共に50代、残る2人は今サンフランシスコ沖に留め置かれているクルーズ船に2月中旬に乗った60代。クルーズ船内の環境の特殊性がわかったわけで、特に何千人もの人間が狭い空間をシェアする大型船は集団感染の温床になるし、いざ感染が広がってもそんな大人数の患者に対応できるような寄港地はないだろうな。ダイヤモンドプリンセスには船の中心部に窓のない小さな船室がずらりと並んでいるそうで、そこに閉じ込められていた人たちの精神状態はひどいものだったらしい。

バンクーバー圏に最初に武漢からウィルスを持ち込んだ中国人コミュニティで市中感染に発展していないのは、自主的に中国語メディアを通じて大人数の会食やパーティの自粛を呼びかけたおかげらしい。イランから帰って来た人たちの感染が目立つようになって、イスラム教のモスクが礼拝などの集会を中止したのは、それに倣ったのかもしれないな。イラン系コミュニティではボランティアが自宅隔離の人たちに食料品を届けているそうだし、同胞コミュニティのまとまりの強さが感じられるな。ま、コロナウィルス騒動が市中感染と言う新たなフェーズに入って、この先どい展開するかわからないけど、早く終焉して欲しいもんだな。そのためには我が家も慌てずに、まず手洗い、手洗い。