リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

世も末というか何と言うか

2020年03月18日 | 日々の風の吹くまま
3月17日(火曜日)。☀☁☀。最低気温が上がったので、週末からレクルームに避寒していたゼラニウムとフクシャをバルコニーのミニ温室に移動。ルーフデッキではプランターでクロッカスが咲いて、ずっと鉢植えのままの桜につぼみらしい丸いふくらみが2つ。この桜は昔札幌にあった実家の庭の桜の種を持って来て育てたもので、引越しで持って来られた最後の1本。去年はなぜか花が咲かなかったけど、今年は咲いてくれそうかな。ウォーキングに行ったら、今日はもう1本のモクレンもわっと開花していて、花がでっかいから青空に映えてみごとなもの。

 

 

コロナ対策でビジネスやイベントで集まってもいい人数が圧縮されて来て、とうとう50人になっちゃった。おかげでArts Clubも3つの劇場すべてを閉鎖して、上演中の作品を直ちに中止。今シーズン残りの作品のうち4月に開演するものを延期して、今日から30日まで制作部門は自宅待機、裏方の事務部門はテレワーク。すでに買ってあるチケットはを寄付すれば税額控除用のレシートを発行すると言うので、延期になったカリフォルニアワインフェアと作品2つのチケットを寄付することにした。開演時期が決まったら新しいチケットと交換してもらえるんだけど、いったん寄付して、いつも1シーズン分まとめ買いするバウチャーがかなり残っているので、再開後に改めてチケットを買おうというわけ。どっちみちシーズンの終わりに残ったバウチャーを寄付するので、今ワタシにできる緊急時の支援。劇場の灯を消すわけにはいかないもの。

内陸のケローナという都市のスーパーで、中年のカップルが肉売り場に並んでいた肉のパックやソーセージなどをあるだけ全部2台のカートに積んで買い占めるという事件があって、レジでほくそ笑んでいるビデオがネットで拡散して非難轟々。こっちのスーパーのカートはでっかいから、そのカート2台いっぱいの肉類の値段はすごい金額になったと思うね。そんなに買い込んでどうするつもりなんだろう。短いビデオだけど女性の顔がはっきりわかるから、そのうち身元が知れわたるんじゃないかと思うけど、何かのパフォーマンスじゃないだろうな。レジ係はマネジャーに相談することもしないで黙々と勘定をしたみたいで、後で店のマネジャーがメディアに「今後はこういうことがないようにする」とコメントしていたけど、ほんとにもう・・・。

国境を閉鎖することになったカナダとアメリカの間で互いに不要不急の往来を禁止する話がまとまりつつあるらしい。物資の往来は続くと言うことだけど、また短絡思考の人たちが勘違いして買いだめに走るんだろうな。もうメディアやSNSに溢れる情報の最初のひと言ふた言しか聞いてないし、読んでないんだと思う。その情報だって投稿者がただ他の誰かの投稿を「シェア」しているだけが多いし、まさにWHOの誰かが指摘した「インフォデミック」がコロナのパンデミックを凌駕しているという感じ。悪いけどやっぱり海の中を右往左往する小魚の大群のイメージが浮かんで来てしまうね。それが今どきの風潮なんだろうけど、自分がきちんと読んでもいない情報を「シェア」の名で撒き散らしては怖い、怖い。ちょっと毒蝮三太夫のブログを読んでみたらいいよ。おもしろいから。