リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

フリーランスは一匹狼ビジネスだから

2020年03月05日 | 日々の風の吹くまま
3月4日(水曜日)。☀☀☀。うはっ、まるで春爛漫みたいないい天気っ。うれしいっ。何たってワタシは春の生まれなんだもん。ワタシの季節が来たと言う感じ。でも、きのうは何かやたらと忙しかったので、今日は頭の休養日。ジェフに南米クルーズの料金の残りとキャンセル保険料の振込みをしてもらって、やったぁ、来年1月のクルーズが確定。もしかしたら鬼が大笑いし過ぎて卒倒しちゃってるかも。でも、ちょっと遠過ぎるかなと言うくらいの先に楽しみにすることがあれば日ごろの健康維持にも気合が入るってもんで、まさに一石二鳥。

頭の休養日のつもりでも、やっぱり考えることが多すぎて、ちっとも休養にならないから困る。3月に入ったら4月末が期限の所得税申告の準備。申告に必要なレシートや年金の支払い証明などを入れておくフォルダーを出して来て点検していて、ふと、リタイア初年度の去年はほんとに仕事がゼロだったから、もう帳簿を付けて決算して事業所得を弾き出す手間がなくなったんだと実感。でも、収入は2人とも各種年金と利子だけで簡単だけど、控除の対象になるレシートの類が多い。数が一番多くて合計額も大きいのはArts Clubへの寄付で、次に多いのが旅行保険とカレシの処方薬。旅行に行くときにかける保険は、いたって健康なワタシのはそう高くはないけど、心臓手術をしてからのカレシの保険料はちょっと長めの旅行だとワタシの数倍の額になるから、医療費として税額控除できるのはありがたい。

日本ではコロナウィルス対策でイベントやら何やらの自粛が盛んで、企業に属していないフリーランサーや個人事業主が仕事がなくなって悲鳴を上げているらしい。ワタシもフリーランスの個人事業主を30年近くやったからわかるんだけど、仕事が干上がればあごも干上がるからタイヘン。フリーになりたてだった1990年に湾岸戦争が勃発したときは国際ビジネスの出張や会議の中止が続出して、入っていた通訳の仕事はキャンセルになり、翻訳の依頼もばったり途絶えて、この先どうなるのかと愕然としたっけ。今のコロナウィルス騒動でも同じような状況なんだろうけど、日本では政府が社会活動を自粛しろと言うと徹底して自粛してしまうところがあるから怖い。すでに「同調圧力」とやらも蔓延っているらしくて、こっちはよけいに怖い。

でも、フリーランスと言えば何か自由でかっこいいというイメージがあるのかもしれないけど、個人事業というのはそれこそ一匹狼ビジネス。だから、企業の社員のレベルじゃなくて、貪欲な経営者の視線で考えながらやって行かなければ、いつの世でも生き残るのは難しいんだよねえ。