リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コロナウィルスでクルーズ業界も大変だなあ

2020年03月04日 | 日々の風の吹くまま
3月3日(火曜日)。☂☁☁。ひな祭りかぁ。内裏雛に三人官女に五人囃子に随臣に仕丁に菱餅やら道具やらを飾ったひな壇が狭い社宅のリビングにでぇ~んとあって、そのひな壇の前でお揃いの羽織付きの着物を着せてもらって、妹と写真を撮ったのはいくつの頃だったかなぁ。あはは、60年以上も前の話・・・。

朝ご飯を済ませてコーヒーを飲んでいたら、トラベルエージェントのジェフが来月のクルーズのパッケージを届けに、予告より早い時間に到着。銀色の箱に入っているのは2人の名前とキャビンの番号が入っている「トラベルジャーナル」とSilverseaの手荷物用タグとキャリーオンバッグに下げる名入りの札。往復の飛行機のチケットは2週間くらい先らしい。コロナウィルスの影響で旅行会社の商売はどうなのか聞いたら、ジェフは「いや、秋から先の予約の依頼で忙しいの何のって、週末もずっとコンピュータの前に座りっぱなしだったよ」。へえ、キャンセルの電話が鳴りっぱなしなのかと思ってたけどな。ま、キャンセル保険をかけていたら別だけど、そうでなかったら、料金が料金だからあっさりキャンセルする人はいないのかもね。「いや、Silverseaの客はクルーズ慣れしているし、小さい船は異常事態でもコントロールしやすいから、誰も慌ててないよ」。へえ・・・。

たしかに、クルーズがSilverseaの判断でキャンセルされたら全額払戻しになるだろうから、私たちもあたふたするよりは会社にお任せといった感じで、あっさり来年の南米クルーズの保険の話に移動。何千人も乗せる大きな船ではどうなっているのか知らないけど、数百人程度のオールインクルーシブのクルーズはうんと早くから予約して全額払い込んでしまうので、エージェントは万が一に供えてキャンセル保険をかけることを勧めなければならないんだそうで、ジェフもいつも必ず「行けなかったら全額ふいになるけど、どうする?」と聞いて来る。で、私たちの答はいつも「行けなかったらお金が返って来ないと思うと健康維持の動機付けになるから、いらなぁ~い」。でも、南米クルーズは22日間と長いので、料金も万が一ふいになったら悔やみ切れなさそうな金額になるから、保険料そのものも料金の10%くらいと高いんだけど、今回はジェフの勧めに従うことにしたわけ。

夜になって、ジェフからSilverseaから来たと言うお知らせが転送されて来た。すでに予約済みの客の不安を払拭するためにキャンセルの規定をしばらく緩めて、本日から5月31日までのクルーズについて別の航路への変更を認め、あるいは将来のクルーズのクレジットを発行し、6月1日以降年末までの予約は出発30日前までのキャンセルを認めて(手数料がかかるけど)払い戻しをするので、客に安心してもらってくれと言うメッセージ。おととしから楽しみにしていた地中海クルーズをキャンセルする気はないけど、やっぱりちょっと安心・・・。