リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コロナバカという新しい感染症が蔓延しているらしい

2020年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月24日(火曜日)。☁☂☁。また寒くなっちゃった。しょぼしょぼ雨が振ったり止んだり、ちょこっとだけ晴れてみたり。マザーネイチャーも「用もないのにふらふら出かけるんじゃないのっ」と言ってるのかもしれないな。外出禁止と言っても、運動のためのウォーキングやジョギング、サイクリングは、「他人との距離を保つ」と言う条件で逆に奨励されているので、私たちはいつものように今日はどっちに行こうか。ルートがだいたい4つあるんだけど、今の時期はクィーンズバーク地区の住宅地が一番。桜、モクレン、レンギョウがそろそろ満開だし、コブシもツツジも蕾が膨らんでいるし、目を楽しませてくれるものが多い。

ネット上でcovidiot(コロナバカ)という新語が飛び交っている。新型コロナウィルスの名称であるCovid-19と「アホ」を意味するidiotをかけたもので、初めはトイレットペーパーなどの爆買いに走る人たちを指していたらしいけど、どうやら自分には関係ないと能天気に群れて遊ぶ若者たちがその最たる見本になっているらしい。アメリカではすごい数の大学生たちが春休みにフロリダ州のマイアミやセントピータースバーグに集まって乱痴気パーティをやる風習があって、アメリカで感染が急増しているにもかかわらず、今年も全国から男女学生がどっと押し寄せてノンストップで飲めや歌えやマリファナ吸えや。そのひとりがテレビ局のインタビューに実名で「感染したら感染したってことさ。だからってパーティの邪魔をさせる気はないよ」と得々と答えている映像がネットで拡散して、一気に「コロナバカ」が流行語になった感じで、アメリカに新語大賞があったら大差で1位は確実だろうな。

アメリカで急激に感染例が拡大し始めたことで多くの人たちが、どんなに日常の社会生活を制限して感染を食い止めようとしても増え続けるのは「コロナバカ」のせいではないかと気づき始めたのか、各国各地の行政のトップがコロナ対策の記者会見でそういう輩を叱り飛ばし始めている。我が国の首相殿も「いい加減にしろ。家に帰って、外に出るな」。コロナ惨禍としか言いようのイタリアでは、どこかの町の市長が外出禁止令を無視して集まる若者にぶっちぎれて「警察に火炎放射器を持たせて出動させるぞ」。バンクーバー市でも市長が「お願いしているときじゃなくなった」と、多人数で集まったら最高10万円の罰金という市条例を電子会議で可決。この「コロナバカ」をきわめて感染力の強い新しい感染症になぞらえた人がいて、「異様な自惚れ、総じて低めの知能指数などの症状があり、効果的な治療法はまだ試験されていない」と。ま、昔からバカに付ける薬はないと言われて来てるから、バカのウィルスは太古の昔からパンデミックだったのかもしれないけど。

ちなみにこの青年はネットは元より世界中のメディアにも取り上げられて一躍有名(悪名)になってしまって、謝罪したという話。でも、ネット上で名前と顔と出身校などがこれだけ拡散したらある意味で「消せない過去」ができたようなもので、若さを奢ったゆえの無知と無謀の結末だとしても、大学を終えていざ就職というときに代償を払うことにならないといいけどね。


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