3月1日(日曜日)。☀☁☂☁。今日から3月。あぁ~あ、もう3月。俗に3月はライオンのごとくやって来るというけど、何だか眠たそうなライオンがのっそぉ~りとやって来たような感じ。でも、午後には曇って雨が降り出したから、しゃきっと目が覚めてウォーッと吼えたというところなのかな。ちょっと寒いけど、早春。いつまでも居座っていたい冬が何かと横槍を入れて来るのが3月だけど、何だかんだ言いながらもいつの間にかちゃんと春が来るのも3月。
ミニチュアは月に1個という方針なんだけど、先月中に2個作ったので、はて、今月はどうしようかな。ニューヨークタイムズの古いクロスワードパズルをやりながら、久しぶりに絵(らしきもの)を描いてみるか、こっぱみじんになった脚本の書き直しを始めるか、断片的なままの脚本の構想をまじめに練ってみるか、日本語に訳したい脚本のサンプル訳を進めてみるか、ミニチュアのキットを6個も注文してしまったので、方針を曲げてひとつ作ってみるか。あは、目移り、気移りが止まらないは相も変わらずやりたいことが多すぎるから。
今夜はストーリーテリング集団The Flameのニューウェスト組のセッションがある日。バンクーバー組のホストを務める俳優のデボラに誘われて仲間入りしたけど、夜にひとりでバンクーバーまで出かけるのがめんどうで、まだ一度も顔を出していなかった。年に3回ほど開かれるニューウェスト組のセッションは会場が歩いて10分のマッシー劇場のギャラリーなので1人で行っても大丈夫。入場料は「寸志」。劇場のロビーの売店につながっているギャラリーには数十人が集まっていて、レギュラーが大勢いるという印象で、めっちゃくちゃ笑ったり、しゅんとしたり。寸志を集るめために休憩前にお菓子屋でキャンディを売るときのガラス瓶がリレーされて来て、500円くらいが多いようだったけど、ワタシは勉強料も兼ねて千円。
The Flameのストーリーテリングの基本ルールは、「事実であること」、「自分自身が体験したものであること」、そして「所要時間は8分以内」の3つ。今夜のストーリーテラーはニューウェストに住む役者カップルのピーターとケイティや喜劇役者のジェイと言った馴染みの現役俳優もいて、いずれはマイクの前に立ってストーリーテラーとしてのデビューをもくろんでいるワタシには、話し方や動作、タイミングなどを門前の小僧式に学ぶまたとない機会だった。次回は6月14日だそうなので、はて、思い切って申し込んでみようかな。やりたいことがまた増えるけど、やりたいことだから・・・。