お彼岸といえば・・・
「おはぎ」やね。地方によっては「ぼたもち」といいますよね。
「おはぎ」は「お萩」つまり萩の花の季節なのでそういう名前になってるんです。
萩の花をあずきの粒々で表現したということになります。
「ぼたもち」は、「牡丹」の花から来ている。
なんで牡丹の方にだけ餅が付いたんやろ?
その由来は、「倭漢三才図会」に「牡丹餅および萩の花は形、色をもってこれを名づく」とあり、牡丹餅がぼたもちになり、萩を丁寧に言っておはぎになったというのが、最も一般的な説やそうです。
京都のおまん屋さんやお餅屋さんでは、「ぼたもち」という言葉はあんまり使わへんな。
言葉の雰囲気がダサイ感じやからかな。
京都はそんな言葉にもこだわるんです。
この写真の「おはぎ」どこのかわかります?わかったらかなり通やね。
大きさはこんな感じなんです。
なかなかすごいでしょ。
もち米のはんごろし状態もなかなかいい。
表面の小豆はとてもウエットな状態。
しかも北海道産の小豆をできるだけ個性的に、つまり茹でる時に茹でこぼしもあまりしなくて、小豆の成分をできるだけ使うように工夫した感じなんです。
食べ方のコツは、少し冷蔵庫にいれて(30分~1時間)しめるというか固めて食べるのがいい。ただし冷蔵庫にいれすぎはだめですよ。固くなるし。
見た目で少しビックリしますが、はまると病みつきになる感じのおはぎなんです。
松屋
で「京都 松屋製菓」で出てきます。
京都駅からすぐです。烏丸七条西入ルです。
通りに面しているのですぐにわかります。