寒さの底のような日々が続きます。
でも週末は14度!ぐらになるようなことを天気予報で言っていた。
私の周りで風邪を引いている人がいっぱい。
↑のっぺいうどん
そういう寒い時は、あんかけ系のおうどんがいいかも。
こういうタイプのおうどん(のっぺい・たぬき・けいらん・あんかけ)には、たっぷりおろし生姜がのっている。
この系統のうどんは、京風のこしの弱いうどんがぴったり。
こしがあるとどうもいけません。
いつか年配のご婦人が来たおうどんをお箸で上から切って、お店からレンゲを借りて食べておられたのを思い出す。
とても合理的な食べ方です。
↑あったまりますよぉ~~!
年配になるとお箸でうどんを食べにくくなるようです。
しかも京風のこしのないうどんだとうどんがちぎれ、ぴちゃんとお汁を跳ねてしまう。結果、お着物を汚すことになるのです。
フーフーとあんかけうどんを食べていると生姜と葛根的(本来の葛粉ならですが)身体を温めてくれます。
後はゴロッと寝るに限ります。
寒い今日とでこういううどんが好まれるのは理にかなっている。
↑ちらし丼
言い忘れました。
このお店は、いつもの永正亭です。
次に耳でよく行く「ちらどん」という言葉の正体を探ってみました。
大層ないいかたですね。
「ちらどん」ってわからないでしょ。
メニューで確認すると丼の一種です。
いままで注文したことがなかった。
この間、はじめて注文してみました。
正式な名称は(大層な)「ちらし丼」。
不思議でしょ。
お寿司屋さん系で生魚がいっぱいのっちいる丼をイメージしますよね。
↑さがしても具らしきものは、当然みつからない
そんなものが520円ででてくる訳がない。
永正亭で注文するのは「カレー丼」か「木の葉丼」が多いかな。
そうか「天とじ別れ」とかが多い。
でも天とじ丼は頼まない。このあたりが変な拘りやね。
写真でみると玉子丼のような感じでしょ。
ちょっと玉子丼と味の雰囲気が違う。
よく味わってみると天丼のような味。
そうか「ちらし」は「天かす」をちらしてある丼という意味だ。
麺類の部でも「ちらし」とある。
これは「はいからうどん」ともいうものです。
そばなら「てぬきそば」となるのかな?
「たねぬき(つまり天かす)」→「たぬき」という構図だ。
ちなみに、「うどんだけ(刻み葱ぐらいはいっている)」は「生(す)うどん」
そばは「生(す)そば」となる。
これが京風の言い方なのかどうかは、わかりません。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otokon
でも週末は14度!ぐらになるようなことを天気予報で言っていた。
私の周りで風邪を引いている人がいっぱい。
↑のっぺいうどん
そういう寒い時は、あんかけ系のおうどんがいいかも。
こういうタイプのおうどん(のっぺい・たぬき・けいらん・あんかけ)には、たっぷりおろし生姜がのっている。
この系統のうどんは、京風のこしの弱いうどんがぴったり。
こしがあるとどうもいけません。
いつか年配のご婦人が来たおうどんをお箸で上から切って、お店からレンゲを借りて食べておられたのを思い出す。
とても合理的な食べ方です。
↑あったまりますよぉ~~!
年配になるとお箸でうどんを食べにくくなるようです。
しかも京風のこしのないうどんだとうどんがちぎれ、ぴちゃんとお汁を跳ねてしまう。結果、お着物を汚すことになるのです。
フーフーとあんかけうどんを食べていると生姜と葛根的(本来の葛粉ならですが)身体を温めてくれます。
後はゴロッと寝るに限ります。
寒い今日とでこういううどんが好まれるのは理にかなっている。
↑ちらし丼
言い忘れました。
このお店は、いつもの永正亭です。
次に耳でよく行く「ちらどん」という言葉の正体を探ってみました。
大層ないいかたですね。
「ちらどん」ってわからないでしょ。
メニューで確認すると丼の一種です。
いままで注文したことがなかった。
この間、はじめて注文してみました。
正式な名称は(大層な)「ちらし丼」。
不思議でしょ。
お寿司屋さん系で生魚がいっぱいのっちいる丼をイメージしますよね。
↑さがしても具らしきものは、当然みつからない
そんなものが520円ででてくる訳がない。
永正亭で注文するのは「カレー丼」か「木の葉丼」が多いかな。
そうか「天とじ別れ」とかが多い。
でも天とじ丼は頼まない。このあたりが変な拘りやね。
写真でみると玉子丼のような感じでしょ。
ちょっと玉子丼と味の雰囲気が違う。
よく味わってみると天丼のような味。
そうか「ちらし」は「天かす」をちらしてある丼という意味だ。
麺類の部でも「ちらし」とある。
これは「はいからうどん」ともいうものです。
そばなら「てぬきそば」となるのかな?
「たねぬき(つまり天かす)」→「たぬき」という構図だ。
ちなみに、「うどんだけ(刻み葱ぐらいはいっている)」は「生(す)うどん」
そばは「生(す)そば」となる。
これが京風の言い方なのかどうかは、わかりません。
和菓子 | |
中村 肇 | |
河出書房新社 |
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otokon
あんかけ、あったまるやろね~♪
呼び名には文化圏があるようで、面白いですね。
この「のっぺい」は大阪のあんかけと京都のしっぽくが合わさって滋賀(長浜)が発祥ですね。
ちらし丼は初めて知りましたが、発想が大阪っぽい?
最近、かけそば、かけうどんって言いますが、ピンときませんね。やっぱ素うどん、素そばでしょ!
ただ、素うどんって言い方は大阪だとか、京都は気位が高く大阪とは違う言い方をするって聞いた事があるのですが・・・他に言い方、ありましたっけ?
京都語というのもいろいろ。
大阪で住んでいて、京都に帰った時、これが京都語ってわかったのがいっぱいありましたよ。
素うどん、イントネーションでかなりたがいますよ。
京都風のイントネーションで違いを感じます。
けんちん汁もとろみをつけると聞いたことがあります。
たっぷりのお出汁に生姜、寒い日にはもってこいですね。
この寒さ続き、温まるこうした食べ物が一層美味しく感じられますね。
あたたまりますから。
みたらし団子だってトロントしたタレでないとだめだし。