京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

カモがネギを連れて、そばにきた・・・

2009年12月11日 03時57分34秒 | 
これは、先月の話。
十数年前に亡くなった義父の誕生日記念で、好きだった大黒屋の天ざるそばを義母にごちそうすることに。
われわれ夫婦と義母の三人連れ。
家にお迎えに行き(新熊野神社から東福寺経由で徒歩)タクシーで大黒屋へ。



「ふきよせそば」
かきあげ天ぷら、そば蜂蜜入りの揚げしんじょ、三つ葉、きのこ、すだち、
紅葉おろしが入った見た目も味も豪華なおそば。



美味しそうでしょ。
全体のバランスがいいんですよ。



「鴨なんばん」
これから寒くなたら、そばではこれが一番。
鴨の脂は、冬の水場にいる関係で冷たい水で固まらない脂なんです。
ほとんどの動物性脂肪が飽和脂肪酸なのに比べ、鴨の脂は胡麻油に多いリノール酸、
オリーブ油に多いオレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含む。
不飽和脂肪酸は体内の活性酸素と反応して生じる脂肪酸酸化物ラジカルは、
DNAが活性酸素で切断される発ガン機構に対して有効にはたらくそうです。
でもたくさん食べるとカロリーは高いから食べ過ぎはいかんけどね。



鴨のオレンジソース煮やコンフィ、パテもいいな。
パリのラ・トゥール・ダルジャンは、行ったことがないんですよ。
行きたいな・・・。
どの程度か味わってみたいんです。





丼は、京男好みの「木の葉丼」
やっぱりここのが美味しい。
いつぞやの親子丼とえらい違いや。



京男が憧れる「天ざるそば」
食べたらいいのにと思うけど、なんかもったいないと感じてしまうのはなんでやろ。
鴨なんばんの方が高いのにね。(笑)



これは「穴子の小鉢」



きっと義父さんは、これと天ざるの天ぷらでお酒を飲んでいたんだろうな。
お義母さんが大満足の外食でした。

大黒屋本店地図
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落葉の美 | トップ | 「オコシヤス」と「オイデヤ... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (すー)
2009-12-11 07:53:07
朝から、ノックアウトです。
これを食べたら風邪などどこかに飛んでいきそうですね。^^;
返信する
あたたまりそう (路渡カッパ)
2009-12-11 10:47:39
鴨なんば~♪つくねも入ってますね。ジャリジャリ骨入り?
木の葉丼も美味しそぅ、こういうのが外食って気がしますよ。
返信する
美味しそう (水珠璃)
2009-12-11 18:48:53
う~ん、どれも美味しそう。日本酒飲みたくなりました。       ふきよせ蕎麦が特に気になります。
ふきよせって、京都ではよくあるメニューなんですか?
返信する
ラジカル! (まさみ)
2009-12-11 20:20:29
お義父さんの誕生日を祝うんですね。
良いですね。
そういう日は
何を食べても話しても
ニコニコしていられるでしょうね。

私は今年、京都で初めて鴨焼きを食べ
その美味しさに感動しました。

ラジカルの話でよけい鴨が好きになりました。

返信する
>すーさん、こんばんは (京男)
2009-12-11 22:22:00
こういうのを食べたら少々の風邪は治るでしょうね。
また食べたくなってきた。
返信する
>路渡カッパさん、こんばんは (京男)
2009-12-11 22:23:08
鴨なんば、美味しいですよ。
とても丁寧につくってあります。
家ではこういうのはつくれないですね。
返信する
>水珠璃さん、こんばんは (京男)
2009-12-11 22:24:22
穴子や天ぷらで熱燗、いいだろうな。
今生ではできないな。
ふきよせは、京都ではほとんどないです。
返信する
>まさみさん、こんばんは (京男)
2009-12-11 22:26:12
祥月命日よりお誕生日の方がいいでしょ。
坊主なんかなんの役にも立たないし。
残された人が楽しく生きるのが最高の供養です。
鴨焼きですか。北斎で昔食べたな。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事