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↑亀屋陸奥「松風」
由来をお店のHPより転記させてもらいます。
元亀元年(西暦1570年)に始まり、11年間続いた織田信長と石山本願寺(現在の大阪城の地) の合戦のさなか、当家三代目大塚治右衛門春近が創製した品が兵糧の代わりとなり、 信長と和睦の後に顕如上人が
「わすれては波のおとかとおもうなり まくらにちかき庭の松風」
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↑ここの松風は、切ってあります。これは楽かも。
と、京都六条下間(しもつま)邸にて詠まれた歌から銘を賜り、 これが「松風」のはじまりだと伝わっています。 以来、石山籠城ゆかりの「松風」は、門徒さんにとっては本山へ 詣ったという証のようなものでした。歴史に抱かれるように生まれ、多くの人々に よって育まれた素朴な味と姿は、亀屋陸奥の代表銘菓として幾百年の時代を超えて 今も多くの人々に愛されております。
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↑松屋常盤「紫野味噌松風」、私はこのパッケージが好きです。シンプルだけど品格がある。
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↑松屋常盤の松風は、切ってない。
もう一種類「松風」がある。
松屋常盤「紫野味噌松風」がある。
こちらの方は、創業が承応年間(1652〜55)だから先の亀屋陸奥に比べると新しい創業になります。このあたりがいかにも京都らしい。
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↑厚みもある
松屋常盤「紫野味噌松風」の「松風」という名称は、謡曲の「松風」に由来するそうです。
「浦寂し、鳴るは松風のみ」という一節を、裏に焼き色が付かないので寂しいということをかけた、いわば言葉遊びなのである。
私は、こちらの方が味的に好きかも。
京都でもう一軒古い御菓子の店がある。
川端道喜(かわばたどうき)です。
創業が文亀3年(1503)、亀屋陸奥より67年古い。川端道喜は、粽で有名。現在も手に入ります。
いずれも、現在でも購入することができるのがすごいと思いませんか。
![]() | 和菓子 |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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