京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

気迫が希薄?

2015年10月21日 05時11分08秒 | 社寺


連日いい天気が続きます。
こういう風に晴れ間が続くと、乾燥し過ぎるとか、インフルエンザに気をつけましょう。手洗い、うがいをしっかりしましょう!なんて壊れたレコード(表現が古い)みたいにテレビで言っている。
「みなさん、今日もいい天気です。野外でノンビリすごしましょう!」と言うのでいいと思う。



天候なんて、人間の都合のいいようになりません。
雨は夜に降り、昼間はいい天気なんてね。
どうして人間は自分中心に考えるのでしょうね。



昨日は、またまた父親の病院に付き添い。
私の機嫌が悪かったのか。
ドクターに鋭く質問ばかりしていた。
次いで父親に説教。
ランチは中華料理でした。
別の日に紹介します。
父親と私、正反対の食べ物の好みというか、流儀の違いをハッキリ言った。
「私は、貴方と違って炭水化物は摂りません。ラーメンや焼き飯、粉モンは好みでない。ラーメンと焼き飯を注文するなんて最低だ!何カロリーあると思うんだ!この間の絵本を見ていないのか?」と言ってしまった。



糖尿病の人って、食べ物に関して意志が弱すぎる。
こうと決めたら食べなければいいのに。
後期高齢者にもなっても、おやつを食べる。
寂しいのは、わかるけど、口を動かして寂しさを紛らわすなんてのは、人間として最低かも。そうか甘いものを食べたら、エンドルフィンが脳で分泌するのかな・・・。
なら、甘い物を食べたらエンドルフィンが出なくなる薬を開発したらいいのかも。
人間の身体は、使わないと退化する。
インスリンも注射していたら、自分で出す臓器が退化してくるのかも。
なら手遅れか。怖いことです。



説教をひとしきりして、禅居庵に行く。
20日は、「禅居庵大祭採灯大護摩供」がある日でした。
父親をつれて、行きました。
イスがあったので、父親を座られて写真を撮っておりました。
この行事は、ひさしぶりです。



久しぶりに行って驚いた。
山伏さんたちが見事に高齢化していた。
普通の日だから若い山伏さんは参加できないのかな?
式次第は同じだけど、気迫がない。
気の抜けた炭酸水状態。
細かいミスが多かった。いつも見ているからわかります。
その気迫の希薄状態だから、護摩の炎が極めて弱かった。
いっしゅん消えるかと心配しましたよ。
高齢化対策を考えないといけませんね。

※写真は、まだあります。どうしようかな・・・。

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中村 肇
河出書房新社

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4 コメント

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おはようございます (すー)
2015-10-21 16:09:17
あらあら、爆発してしまいましたか!

>山伏さんたちが見事に高齢化していた。

若い人はやらないのでしょうね。いつか、消えるのかな?
返信する
>すーさん、こんばんは (京男)
2015-10-21 18:06:50
以前は、もうすこし若い人が居たのですが・・・。
普通の日では、本業があるのでしょうね。
この世界もどうなって行くのでしょう。
京都市内の行事も宗教色より見世物的な要素が多くなりましたね。明日は時代祭、あれも見世物的ですね。
返信する
こんばんは (りえ)
2015-10-21 18:51:16
どこの世界も高齢化なんですね(笑)

でもちゃんと働いていらっしゃるから偉いです。。。

若い人もこういう伝統を受け継いでいってもらえるといいですね!
返信する
>りえさん、こんばんは (京男)
2015-10-21 21:53:08
山伏さんの世界であまりピチピチした人は見かけないですね。自営業の若い人って少ないのかな・・・。
サラリーマンでは、なかなか出来ないだろうしね。
しかも、若い世代は山伏という世界は苦手かもね。
まあ、なんとか残るとは思います。
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