京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

緑眩し

2019年05月10日 05時05分03秒 | 風景・和菓子


いい気候です。
暑くも寒くもない、空気が乾燥して快適。
緑の匂いは、ちょっと青臭くなってきたけど。
それも生命の香りなので楽しめる。
緑が眩しいのが嬉しい。



京都市内は、スイカの種(修学旅行生のこと京都ではそういっています)のシーズン。カボチャの種、ドリアンの種、桃の種・・・なんかも歩いているかも。
市バスに乗っても制服姿の田舎の学生が多い。
金持ちの学校は、タクシーで観光しているらしい。





タクシーの運転手さんに話しを聞くと面白い。
この頃の学生は、中高生でも事前にネットで食べる所を調べ、運転手さんに要求するそうです。運転手さんは、観光に詳しいから、行列の厳しい店はダメというそうです。2時間も食べるために並んていたら、なんのための修学旅行か目的がわからなくなる。


↑紫野源水「花菖蒲」




↑煉切、白小豆こしあん

運転手さんは、食事の時もずっと一緒に行動しないといけないそうです。
つらいなぁ・・・。
教師たちはかなり楽をしているかも。
もっともチェックポイントみたいな所が設定してあり、例えば「金閣寺で何時から何時までに来ること」なんてことになっているそうです。


↑紫野源水「花あやめ」


↑薯蕷、小豆こしあん

まあ、中高生の時、いっしょに京都市内を回り、色んなことが楽しい思い出になるんだろうな。数十年後、また旅行で京都に観光に来て思い出すのかも。
鮭の放流みたいなもんやね。だから京都市は修学旅行生の歓迎セレモニーを京都駅でやっていたりする。
でもね。教師たちよ。市バスや地下鉄の乗り方、マナーをしっかり教えておかないといけませんよ。田舎の子は市バスなんか乗ったことがないんだろうな。それを経験したりするのが修学旅行の意味なのかも。
あの子たちが中高年になった時、京都市はどうなっているでしょうね。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 父の爪が壊疽だ!? | トップ | タルト・タタン »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (すー)
2019-05-10 13:32:07
>2時間も食べるために並んていたら、なんのための修学旅行か目的がわからなくなる。
ですよね。並びに京都に行ったという思い出は寂しすぎますよね。
返信する
>すーさん、こんにちは (京男)
2019-05-10 17:26:04
でも日本の都市部では、行列が普通になっている。それほど安くも、美味しくもないのに・・・時間を潰すのが目的なのかも。
返信する

コメントを投稿

風景・和菓子」カテゴリの最新記事