京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

五色の短冊

2022年07月07日 04時56分53秒 | 和菓子
本日は、七夕ですね。
七夕って小さい子供がいないとしませんね。
最近、生菓子もそうそう買わないし・・・雰囲気が全然ない。


↑亀屋良長「糸巻」

以前なら生菓子を登場させるのです・・・。
取りあえず、織姫に因んだ生菓子の写真をどうそ。


↑煉切、黒こしあん

最近、五色というのを追いかけている。
どうようがありますね。
『たなばたさま』だったかな?
 「 ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子(すなご)

ごしきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる」
小さい時は、歌っていた?かも。
「ちんぎんしゅなごぉ・・・」この下りが歌えてなかった。


↑これは、大将軍八神社のミニ茅の輪。五色の短冊がついています。

「金銀砂子(きんぎんすなご)」とは、金箔や銀箔を細かく砕いて、蒔絵や襖絵などを装飾するために使う粉(砂子)のこと。


↑志ん古、最近こういう懐かしいお菓子が好きかも。

この「ごしきのたんざく」これもよく分かっていなかった。
ようするに何にも分かっていなかった。
七夕って別になにも五色素麺ぐらいだった。
抹茶の色のが好きだった。
別に抹茶の味はせえへんかったけど・・・。



五色の短冊には意味があるのはご存じないかも。
◆火/礼/赤・・・・・・目上への礼を大切にすること。相手に尽くすこと。
◆金/義/白・・・・・・ルールを守ること。義務を果たすこと。
◆木/仁/青(緑)・・・他者を思いやること。人を愛すること。
◆土/信/黄・・・・・・約束を守ること。正直であること。
◆水/智/黒(紫)・・・優れた知識・知恵を持つこと。正しい判断を行うこと。



短冊に、「お金が儲かりますように」はどの色に書くのでしょう。
「自分は何もしなうて、いい縁が来るように」なら何色?
「景気が良くなる」「宝籤、前後賞7億ゲット」
子供は、そういうのは書かないかも。
こういうことをしっかり子供に教えないといけませんね。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (すー)
2022-07-07 13:22:24
>五色の短冊には意味があるのはご存じないかも
知らなかったです(-_-メ)
返信する
>すーさん、こんばんは。 (京男)
2022-07-07 18:54:19
下世話な願いはだめなようです。(笑)
返信する

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