草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

寄せ植えの鉢と落ちた花

2014-04-24 | さくらそう栽培記録2012〜2016
今月初めに画像をアップした実生のカエデと寄せ植えにしてみたサクラソウが開花しました。
この鉢の置き場所の日当たりが良くないために徒長しているのですが、花茎がカエデの枝葉に引っかかっているおかげで雨に当たっても倒れませんでした。


早くから咲き始めた花は咲き終わり、花冠が落ちているものがあったので、水に浮かべてみました。
挿し木をするときの水切り水揚げなどに使っている小さな鍋のような容器に水を張ったのですが、桜草鉢と同じように濃い茶色や黒っぽい色の容器の方が、より花が引き立って見えるかもしれません。

サクラソウの花を見ていると、花冠が萼に付いた状態で萎れてくるものと、萎れる前に落ちてしまうものがあります。
風雨の影響で落ちてしまうことが多いのかもしれませんが、萎れた花が多く目立つ花茎もあるような気もするので、もしかしたら品種によって落ちやすさには差があるのかもしれないとも思います。
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サクラソウの花弁に見られる異常~小さな突起

2014-04-24 | さくらそうに関するあれこれ
上の画像は、ある野生種の花なのですが、花弁にポツポツと小さな突起が見られます。
私が入手した年からこの状態で、一輪だけでなく全ての花にこの現象が見られますが、突起の数や大きさは均一ではなく差があります。


花の一部をアップで見るとこのような感じです。


これは'漁火'の花ですが、花弁の元の方などに先の画像のものと似たような突起が見えています。


昨年撮影した'薄蛇の目'です。
突起が見られない花と比べると花弁の縁の切れ込みが目立つようにも見えます。


これも昨年の画像の'白蜻蛉'です。

'蛇の目傘'、'白蜻蛉'ともに今年開花した株にはこのような変異は見られませんでした。
株の生育状態によって変わるものなのか、芽の先が曲がっていたり、いびつな形をしているものを植え替え時に処分したのが良かったのか、何だかよくわかりませんが、来年以降も観察を続けたいと思います。

突起が現れるのと同時に、花弁の形が縮れたようになったり、切れ込みが多くなったり、曲がっているように見えたりする場合もあることを考えると、何らかの病気の症状なのかなとも推測できますが、詳しいことは私にはわかりません。
芽や根も変形しているように見える場合があるのも気になっています。

(以下、2014年4月26日追記)

一昨年ジベレリン処理して播種し、今年初めて開花した実生花にも同様の突起と弁の変形が見られました。
さらに画像右側の花には細かい点状の白班まで見られ、変形の程度も著しいです。


この花の場合、突起の部分も白くなっています。
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サクラソウの花弁に見られる異常~緑斑

2014-04-24 | さくらそうに関するあれこれ
花弁の一部(画像左下)に筋状の緑斑が入っている'白蝶の契'の花です。
この緑斑は全ての花に入ることは無く、いつも花弁の同じ位置に入るという訳でもありませんが、毎年数輪は見つかります。

'青葉の笛'、'松の雪'、'春の雪'などの品種の緑斑と外見上は同じように見えますが、それらの品種ほど多く入ることは無いようです。
私の手元にある資料を見る限り、この品種は緑斑入りと扱われてはいないようですが、書籍に掲載された写真にも緑斑が少し見えるので、そういう性質のものなのかもしれません。


こちらは今年'月の都'の品種名で入手した花の画像ですが、上の花弁の右側に緑斑が見られます。
これも緑斑入りの品種では無いはずなのですが・・・

いずれも緑色の部分の花弁は萎縮あるいは変形しているようにも見えます。
緑斑(緑絞り)の模様は、ウィルス感染によって出現するものらしいので、どの品種にも発生する可能性(と言うよりもリスク?)があるのかもしれません。
緑斑入りの品種以外では、できればお目にかかりたくないものですが・・・
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ムスカリ2種類

2014-04-24 | 球根植物
アップするのを忘れていて、盛りを過ぎてしまいましたが、昨年11~12月に球根を植えつけたムスカリが咲きました。
ちょっと画像が明るく(白っぽく)写ってしまいましたが、左が'レディブルー'、右が'マウントフッド'です。

'マウントフッド'の先端の白い部分以外の花は、もうちょっと濃い色かなというイメージを持っていたのですが、カタログマジック(?)にまんまと引っかかっていたのかも(^_^;)
とは言え、これはこれで綺麗な色なので良かったです。
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