草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう‘緋の袴’

2010-04-30 | さくらそうの花
‘緋の袴’(ひのはかま)
濃い紅色かがり弁の花です。
写真で再現するのが困難な花色ですが、日陰で撮ればもうちょっと濃く写ります。


小輪ですがとても濃い花色なので、大輪の品種にも負けない存在感があるように感じます。
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さくらそうの寄せ植えなど

2010-04-29 | さくらそう栽培記録〜2011年
品種名不明のさくらそうと、ギボウシ、ミヤコワスレなどを寄せ植えにした鉢です。


こちらはニリンソウと一緒に植えたものです。


カワラナデシコと寄せ植えにしました。


プランターに植えた‘田島紅’です。
実際にはもっと濃い花色です。



実生の花です。
同じ個体から芽分けしたものですが、絞りの花の常で模様に違いがあります。
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さくらそう‘大明錦’

2010-04-29 | さくらそうの花
‘大明錦’(だいみんにしき)
淡い桃色地に紅色絞りの花です。
ほかの絞り模様の花の品種と同じく、花によって模様が違い、同じものは一つとしてないと言っても良いと思います。

今年の我が家の鉢では、細かい紅色の点が入った程度の花が多く、派手な模様の花はほとんど咲きませんでした。
芽が大きく育っていて花数が多く咲くような時には、絞りの模様も派手に出る場合が多いようにも感じます。
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さくらそうの花いろいろ・1

2010-04-28 | さくらそうの花
昨日今日と雨が続き、けっこう降りました。
我が家のさくらそうも、花茎が曲がったり花が垂れ下がったりしている鉢も多いです。
今日も、日曜日に撮り貯めた画像から4品種ほど、私には正確な品種の解説はできませんが、ブログのタイトル通りの「ひとりごと」と一緒にご紹介します。


‘京鹿の子’(きょうかのこ)
‘京鹿子’と表記される場合が多いと思いますが、苗を購入したときのラベルには「の」が付いていたので、万が一別品種だといけないと思ってそのままにしています。
咲き始めは、濃いめの桃色といった印象ですが、日が経つと赤に近い感じの濃い紅色になり、その変化も楽しめる感じがいます。
「目」と呼ばれる花の中心の白い部分から花弁の先に向かって、ぼかしたような白い筋が入る、かがり弁平咲きの花です。


‘銀覆輪’(ぎんぷくりん)
表は白、といっても純白ではなく少し裏の色が出ている感じで、裏は濃い紅色で細い白覆輪に見えます。
抱え咲きの花で、花の形から、棚の上の段に置くと見映えがしそうです。
裏の濃い色と表の白の対比が見事な印象で、私が最近好きになった品種です。


‘錦鶏鳥’(きんけいちょう)
上の‘銀覆輪’と似たような色ですが、形は全く違います。
かがり弁の切れ込みが深く、平咲きか浅抱え咲きか開いている咲き方で、しかも裏表色違いなのでとにかく派手な感じの花に見えます。
この花を見て「撫子の花みたい」と仰る方が多いです。
縁がギザギザした感じで、しわが少なく薄い感じに見える葉も特徴的だと思います。


‘濡燕’(ぬれつばめ)
紅紫色の部分の濃さは、咲き進むにつれて変わりますし、一つ一つの花によっても違いがあるようです。
色の違いや変化があることから、単純な花型ですが見飽きないと私には感じられます。

今回は花の画像だけアップしているという事は・・・そう、株の姿はとてもお見せできるものでは無いということです(^_^;)
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さくらそう‘玉川’

2010-04-27 | さくらそうの花
‘玉川’(たまがわ)
紅色に底白ぼかし、書籍によれば浅盃咲きの花です。
色は日が経つにつれていくらか薄くなるように見えます。

抱え咲きと盃咲きの違いが私には今一つ分かりませんが、
抱え咲きとは、物を抱えているような花弁の形。
盃咲きは、文字通り盃のような形。
のようですから、花冠を横から見たときに、弁の先に近づくにつれてカーブがきつくなるのが抱え咲き、元から先まであまり変わっていないのが盃咲き、という感じでしょうか。


毎年花数が多くよく咲くような印象があります。
もちろん芽が小さければ花数が減りますが・・・
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日本桜草の品種名について

2010-04-27 | ひとりごと
さくらそうの品種名、あるいは品種名の変化(改名)、同名異種・異名同種などについて、web上でも近頃はいろいろな意見が見られます。
人にはそれぞれ違った考えがあって当然で、それをweb上に発表・公開されるのは有意義なことであり、5年ほど前には私の知る限り全く見られませんでしたから、そうした様々な意見が公開されるようになったことは喜ばしいことだと思います。

品種名が変わった、と書籍やwebなどで紹介されている品種もいくつかあります。
何の意味も根拠も一切無く品種名が変えられる事はまず無いでしょうから、それをどう取り扱うかは栽培者個人に委ねられていると私は思います。
もちろんその判断をするためには、どうして変えるという結論に至ったのかという経緯あるいは資料なども合わせて示されるべきでしょう。

古くから伝わる品種名を大事にする方もあれば、改称された品種名で栽培する方もあるはずです。
どちらが正しくてどちらが間違い、という問題では無く、一人ひとりの考え方の問題だと私は考えます。

例えばホームページやブログなどに掲載された画像の品種名が間違っているような場合に、ご指摘頂くのはありがたい事だと私は思っています。
その事を知らないから間違えている、と言う場合がほとんどですので。
しかし、間違いというのは誰にでもあることですし、そもそも日本桜草には同名異種、異名同種が少なからず存在して、その全てを把握している人などはいないでしょうから、間違っても人の揚げ足を取るようなことはすべきでは無いと私は思います。
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さくらそう‘宇宙’と‘金子紫’

2010-04-26 | さくらそうの花
‘宇宙’(うちゅう)
広桜弁、抱え咲きの白花です。
裏側は純白ではなく、紅紫色の細かい斑点状の模様があります。

このような咲き方の花は、咲き進むにつれて形が変わりますし、見る方向によっても違う形に見えるので、写真を見て品種の同定をするのはまず不可能でしょう。


‘金子紫’(かねこむらさき)
‘宇宙’と似た花ですが、比べてみると裏の紅紫色がより濃くはっきり見えます。
と言っても裏側全体が紅紫色になるわけではなく、まだら模様です。
昨年はかなり色の濃い花が混ざりましたが、今年は一昨年までと変わらず‘宇宙’と比べれば濃く見えるという程度です。


2品種並べて撮ってみましたが、画像ではわかりにくいですね。
左が‘宇宙’、右が‘金子紫’です。
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さくらそうの写真

2010-04-26 | さくらそう栽培記録〜2011年
何度かこのブログにも画像をアップしている我が家の小さな棚です。
今日は望遠ズームレンズで一部を切り取るように撮ってみました。
花が写っていない鉢を含めれば9鉢全てが写っているのですが、大きな棚の一部分を撮りました。という感じにも見えます(*^_^*)


揃って咲いた鉢(くどいようですが、私が育てたものとしては、です)を撮影して印刷してみました。
今日は‘雪車’‘玉珊瑚’の2品種。
記録としては画像を保存しておけば良いわけですが、印刷して飾ってみても楽しいものです。


‘流れ星’の花です。
上の画像の棚に並べていたのですが、先週、花茎の1本が折れてしまいました。
茎が折れただけで切れてはいないため、花が萎れることは無かったのですが、倒れていては見た目が悪くなるので、切り花にしました。
(花茎3本が残った鉢は別の棚に置いてあります。)
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さくらそう‘蛇の目傘’

2010-04-25 | さくらそうの花
‘蛇の目傘’(じゃのめがさ)

表は淡い紫色、底紅紫色(底とは花弁の元に近い部分の事です)、裏は表よりやや濃い色で、幅の細い桜弁の花です
書籍などの解説では平咲きとなっていますが、私には抱え咲きと平咲きの中間くらいに見えます。

小輪の花ですが花数が多く賑やかに咲くという印象を受けます。

上向きに咲き(受け咲き)、雨に当たっても花がうつむきにくいので、庭植えにも向きそうな感じです。
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ぼんやりと眺める

2010-04-24 | さくらそう栽培記録〜2011年
写真を撮りそびれてしまったのですが、我が家のさくらそう(日本桜草)は、見頃の時期を迎えつつあるという感じがします。

早くから咲いた花は萎れ始め、一輪ずつ摘み取っていますが、その数はまだわずかです。

昨年の写真と見比べると、5日くらい遅れているように感じられるのは先週と変わりません。

品種の確認をしたり、観察して記録をつけたり、写真に残しておいたりすることも大切ですが、ただぼんやりと花を眺めているのも楽しいものです。

(25日撮影の画像を追加しました)

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