草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

2016年のさくらそう開花状況-4月29日

2016-04-29 | さくらそう栽培記録2012〜2016
今日撮ったポット植えのさくらそうの画像です。
この数日で萎れる花の数が急に増え、ほぼ毎日摘み取っているので、前回アップした4日前と比べると寂しくなってきたかなという気がします。
また昨日、ほぼ毎年我が家では最後に開花する'梅が枝'が咲き始め、いよいよ開花時期も終盤という思いがします。

年によって多少は前後するものの、我が家では例年5月の3連休になると、開花している鉢数がかなり減ってくる印象があるので、今年もほぼ平年並みの開花の進行状況だったと言えそうです。

今年は先日アップした、いくつかの八重咲き品種のように、私が栽培したものとしてはこれまでに無いほどよく咲いてくれた品種もありました(逆に悪い状態にさせてしまったものも少なくありません・・・)が、これは昨年、一昨年とそれ以前の数年間のような厳しい残暑がほとんど無く、8月下旬から気温が低めになったことも多分に影響していると考えられ、自分がちょっとはうまく栽培できるようになった、などと勘違いしないように自戒しつつ、今後もできる限りさくらそうの状態を注意深く観察して栽培していきたいと思います。
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別のところから入手した同品種のサクラソウ2種

2016-04-25 | さくらそうの花
さくらそう'藤の里'の品種名付きの苗を、それぞれ別のところから入手したものです。

どちらも花色は表裏ともによく似ていますが、
画像左のポットは先に入手したもので、手元にある書籍に掲載されている写真などと見比べると、花弁の縁の切れ込みが多いというか、ギザギザした感じに見えるので、あれ?という印象がありました。
右のポットは後から入手したもので、書籍の写真に近い印象を受けます。


左のポットの花の中央付近のアップです。
雌しべの柱頭が雄しべの葯よりも少し手前に見えるので、僅長柱花といった感じでしょうか。


こちらは右のポットの花です。
雄しべの葯が手前に見えるので、短柱花のようです。

書籍などの記載内容によれば、'藤の里'は短柱花であるようで、どうやら先に入手した方が名札違いと考えて良さそうです。
花色や花弁の形、咲き方などが明らかに違うのならば、名札違いを見つけるのは容易なのですが、この花のように似たような花だと見落としてしまうこともありそうで、自分で栽培している花を注意深く観察することが大事だと改めて思いました。


これも同様に別のところから入手した'真如の月'です。
どちらも花色、花型、花柱形(僅長柱花)、葉の形や皺の様子などはよく似ているのですが、花の大きさに差があります。

しかし画像左の株は葉も一回り小さいので、芽の大きさに違いがあった影響ということも考えられるかと思われ、来年以降も観察を続けてみたいと思います。
ただ、花径が小さい方(画像左)は今現在蕾も含めて4輪の花がつき、大きい方(画像右)は3輪なので、花数から考えると芽の大きさの違いというのも?という感じもします。
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2016年のさくらそう開花状況-4月25日

2016-04-25 | さくらそう栽培記録2012〜2016
画像を撮った夕方は曇り空で気温が高すぎることもなく、花が長もちしそうな天候という感じがしたのですが、昼間は日差しもあって気温が上がったようで、萎れる花が多くなってきました。

撮影後に傷んだ花を摘み取ったので、多少は見映えが良くなったでしょうか・・・
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大輪の品種いくつか

2016-04-23 | さくらそうの花
裏は濃い桃色~やや薄い紅色、表は白あるいは染出し、底白というちょっと似たような花色の品種がいくつか咲いていたので、まとめてアップします。
どれも大輪で、色のパターンも似てはいても、花型や咲き方には違いがあるので、見比べてみるのも楽しいものです。

上の画像は'春の喜蝶'(苗を入手したときの名札はこの表記でしたが、'春の嬉蝶'かもしれません)。


'飛天の舞'


'標野行'


'永春'


この画像も'永春'ですが、違う角度から。
裏側は白覆輪のようにも見えます。

私は昨年、うまく育てることができず、画像でも分かる通り3輪しか咲いていない状態なので、本領発揮とは程遠い姿なのかもしれませんが、それでも華やかな印象の花だと思います。
花弁の中ほどから縁の方がフリルっぽい感じというか波打つように咲くので華やかな感じですが、それでいて派手過ぎず、柔らかく落ち着いた風情も併せ持っているような印象があります。
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八重咲きのサクラソウ

2016-04-23 | さくらそうの花
八重咲きのさくらそう(日本桜草)、'以心伝心'という品種です。

八重咲き品種は同じ花茎の中に一重の花が混じって咲くことも多いのですが、
(一輪目、二輪目・・・と、開花が始まった頃に開いた花には八重が多く、後になればなるほど一重の花が咲きやすいようにも見受けられるので、株の消耗度合い?と関係があるような気もします)
この品種は八重の花が咲く率が高いように感じられます。

今年は今までよりも芽が充実してくれていたのか、花数多く賑やかに咲いてくれている品種が多いようです。
(もっとも、私が栽培したものとしては、という但し書きが付きますが・・・)


'磯牡丹'


'舞紅葉'


'九重紅'
これは芽がそれほど大きくなく、花数は少なめですが、ほぼ全て八重に咲いてくれています。


'春景'
これも花数は多くないのですが、今までになく八重の花が多く咲いてくれました。
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2016年のさくらそう開花状況-4月23日

2016-04-23 | さくらそう栽培記録2012〜2016
今日撮ったポット植えのサクラソウの画像です。
早く咲き始めた品種には萎れた花が見られるようになったので摘み取っていますが、まだその数は少ないので、全体の花数は多い状態を維持しています。

芽を分けて頂いたり、購入したりして新たに入手した品種は、栽培環境の変化による影響が思いのほか大きいということなのか、入手当初は芽が大きくてもあまり良く咲いてくれない場合もあるように感じられます。

ここ数年の間に入手した品種で、昨年よりも花が大きく、1つの花茎に付いた花数も多くなったと感じたものがあったので、いくつかアップしてみます。


'伊都の初春'


'望水'

'美芳野'


'紅児童'


'石山寺'
この品種は入手してから5年くらい過ぎていますが、一度ひどい根腐れをさせてしまって、それがようやく回復してくれたようです。
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実生花2013-1A

2016-04-20 | さくらそう実生の花
これまでに咲いてくれたサクラソウの実生花の中で、自分で最も気に入っている花です。
2013年に'蛇の目傘'x'南京小桜'を交配して、一昨年初開花の個体で、昨年は芽が小さく咲いてくれなかったので、今年が2回目の開花となりました。

花弁(花冠裂片)の縁があまりカーブせず直線に近い感じに見える花型がちょっと面白いなと思っていて、50株以上咲いた兄弟株の中でもこの花型はこれ一つでした。
紅色が'南京小桜'より薄いので、これが濃ければより爪白が映えるのだろうと思います。

今年は品種ものの鉢やポットと見比べられる場所に置いて見ていますが、既存の品種と比べて遜色無いかそれ以上のレベルの花を作り出すのは難しいものだと、改めて感じさせられる思いがします。

(以下、4月25日画像追加および追記)

この画像は先の画像を撮ってから5日後、最初の花が開き始めたのが16日だったので、ちょうど10日目の様子ですが、花色が極端に薄くなったり褪せたりすることは無いようです。
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実生サクラソウ・品種名不明の白花x'白蜻蛉'

2016-04-20 | さくらそう実生の花
一昨年、交配・採種・播種したサクラソウ(品種名不明の野生種のような白花x'白蜻蛉'の交配)の、今年初開花を迎えた個体の中の一つです。

'白蜻蛉'のような、細いかがり弁の白花、というのを一つの目標に交配してみたもので、昨年開花した個体よりも花弁の幅が広くて切れ込みも細かく、いくらか見映えがするように思えたので、とりあえず残しておこうかと思います。


花筒も赤紫色を帯びていない白花です。
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2016年のさくらそう開花状況-4月16~20日

2016-04-20 | さくらそう栽培記録2012〜2016
ポット植えのサクラソウの4月16日の様子です。
前回アップした14日と比べると、少しずつ花の数が増えてきています。


翌17日、夜に雨が降る予報が出ていたので、家の中に取り込んだ時の様子です。
二日続けて雨が降りましたが、昼間は暖かく日も差していたので、日々開花も進んでいるという感じがします。


これは19日です。
早く咲き始めた品種には、全ての蕾が開花したものも見られるようになりましたが、まだ蕾に色が見えてきた状態の品種もあります。


今日、20日の画像です。
まだ咲いていない品種もありますが、早咲きの品種にも咲き終わった花がほとんど無く、全体を見て最も綺麗に感じられるのは今頃なのかなという気もします。
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鉢植えのサクラ'天の川'

2016-04-14 | 庭の花いろいろ

鉢植えで育てている八重桜'天の川'が満開になりました。

咲き始めは白に近いようなごく淡いピンク色ですが、日が経つにつれて色が濃くなって、満開の頃には淡いピンク色、散る頃にはちょっと薄めのピンク色といった感じになります(花弁の裏側の方が濃い)。

直径40cmほどの鉢に植えていて、樹高1.5mほど、鉢の高さを合わせると2mくらいになっていますが、枝が上の方に向かって伸びる独特な樹形をしているため、鉢の直径の範囲に十分に収まってくれていて、狭い場所でも育てられます(^^♪
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