草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

アオムシに葉を食われてしまったさくらそう

2014-05-31 | さくらそう栽培記録2012〜2016
アオムシに葉を食べられてしまったポット植えのさくらそう(日本桜草)の画像なのですが、なかなか虫を発見できずに捕殺するのが遅れ、かなりひどい状態にしてしまいました。

ポットや鉢を隙間なく並べて過密状態にしていると、もともと虫害が発生しやすいように感じられますが、葉が密集していて虫を見つけにくいことも重なり、ひどく食われてしまうこともあります。

土に撒くタイプの殺虫剤はある程度の期間効果が持続するので、殺虫剤を使用できる状況であれば時期を見計らって撒いておくのも一つの方法かもしれません。


この鉢は虫を早めに発見して退治できたので、葉に少し穴が空いた程度の被害ですみました。


だいぶ成長してきた実生苗ですが、これも葉を食われてしまいました。
昨日の朝には全く被害が見られなかったものが、今朝にはこの状態で虫は他に移動した後のようでした。

一日でもかなりの量を食害されてしまうので、全く油断できないという感じがします・・・
コメント (2)

5月に作ったパン

2014-05-31 | パン・お菓子作り
早いもので5月も終わりとなったので、今月焼いたパンの画像をアップします。
(撮るのを忘れたときもありますが・・・)


右端のものは伸ばした生地にマヨネーズを塗ってみたのですが、ちょっと多過ぎたらしく成形するときに出てきてしまってうまく閉じられなくなり、何とか手のひらを押さえつけるようにして形をまとめましたが、締めるように巻き込んで成形したものと比べて、大きく変な形に膨れてしまいました。

左と真ん中の何も入れていない方は溶き卵を塗って焼いたので、艶があり焼き色も濃くなっています。


真ん中と右はレーズンを入れて溶き卵を塗って焼いたもので、左は具材無しで溶き卵も塗らなかったものです。
こうして見ると色艶の違いがよくわかります。


このときはウインナー入り、チーズ入り、ロールパンと久しぶりに小型のものも作ってみましたが、成形するのに時間がかかりました・・・

いつも小型のものは180度で12~13分、大型のものは170度で21~23分焼くのですが、今回は一緒に焼いたので170度で15分で小型のものを取り出し、大型のものはそれから7分焼きました。


右上のものは、2次発酵後に入れる切れ込みの中にバターを少し入れて焼いてみました。
生地に混ぜ込んだ場合と違って、香りと味の違いがはっきりとわかりました。

真ん中はチーズ入りで、中に溶けにくいチーズを包み込んで、表面の切れ込みにはピザやグラタンなどに使うような溶けやすいチーズを載せてあります(前にこのチーズも中に入れて作ってみたことがありますが、どうも焦げ目が付くように焼かないと今一つ美味しくないように感じました)。

今回もウインナー入りを作ってみましたが、前回170度・15分で十分に焼けていたので14分で取り出してみましたが、焼き色は180度で12分焼いたときと同じくらいに見えますが、表面が若干硬めになったような気がします。


右端の細長い形のものはレーズンとドライマンゴーを混ぜて入れてみました。
左端はバターを載せて焼いたものですが、溶けたバターが流れ出ないように深く切れ込みを入れたので、真ん中のバター無しで切れ込みが浅いものと比べると見た目がかなり違います。
コメント

チリアヤメとアッツザクラ

2014-05-27 | 球根植物
チリアヤメの花が10日ほど前からちらほらと咲いています。
一日花ですが、今年は7、8本の花茎が上がったので、少しだけ長く楽しむことができました。

球根を買って植えたときは1年か2年で枯らしてしまったのですが、種子がこぼれ落ちていたらしく庭から生えてきた株があって、それをポットに植え替えて育てているのが画像のものです。

昨年は他の植物のついでに2週間に一度ほど液肥を施してみたところ、球根の数が増えているように見えます。


花の形が何となく面白く、草丈が低く可愛らしい草姿なので、少し増やしてみようかと考えて、実を一つだけ摘み取らずに残してあります。


ロードヒポキシス(アッツザクラ)です。
物置で冬越しさせておいた鉢を外に出すのを忘れていて、4月24日に出して水やりを始めました。
それから一ヶ月が過ぎ、左の白花の株は蕾が見えてきました。

何年も植え替えをしなかったので球根の数が大幅に減ってしまっていたものの、昨年植え替えてから白花の方は再び増えつつあるように見えますが、右のピンク色花の方はまだ増えていないような・・・
コメント (2)

結実したサクラソウ

2014-05-18 | さくらそうの交配と実生
3週間前に交配(人工授粉)したサクラソウの実が大きくなってきました。

油性ペンで花柄を黒く塗って目印にしたはずが、どうやら思い違いで水性のペンだったらしく雨ですっかり流れ落ちてしまいました(^_^;)
しかし花の位置から、結実しているのは授粉したもので間違いないと思います。

3つの花に交配しましたが1つだけうまくいかなかったらしく、何もしていない花と同じように子房が大きくならずほとんど変化が無い状態に見えます。
結実しなかった花がらはそろそろ摘み取ってしまおうかと考えています。

後から追加で、開花してから日数が経過した花を交配してみた'越路の雪'は受粉しなかったらしく、実が大きくなる様子がないので摘み取りました。
コメント (2)

さくらそう実生2013~ジベレリン処理有りと無しの苗

2014-05-12 | さくらそうの交配と実生
昨年、種子をジベレリン処理せずに蒔いた実生さくらそうの発芽が2週間前にアップして以降も続いていて、昨日までにポットに移植した苗が10本となり、その他に蒔き床の鉢にも7、8本の芽が出ている状態です。

画像の上の方に写っている最初に移植した苗は、撮影した昨日の時点で一枚目の本葉が長さ5mmほどに育っています。


これも同じ交配のものですが、少量だけジベレリン処理して蒔いた種子から育った株です。
確か4、5本の苗が発芽していたのですが、枯らさずに育てることができたのは1株だけでした。

この交配親の兄弟株('浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配)も、苗が小さいうちに枯れたものが少なからずあったような記憶があるので、性質が弱いものが出やすいのかもしれないと思いました。
私が栽培下手なだけという可能性も高いのですが(^^ゞ

生き延びてくれたこの株も今年は咲いてくれませんでしたが、葉が大きく育ってきたので来年に期待しています。
今春発芽の苗も同時に咲いてくれれば嬉しいのですが・・・

以下、2014年5月18日追記

昨日、蒔き床の鉢の苗を画像左の10.5cmポットに植え替えました。
ちょうど10本あり、先週までに植え替えた右のポットと合わせて20本になったので、昨年のように大量の苗を育てるのは私には難しいと思ったので、ここまでで止めることにしました。

今のところ先にポット上げした10本の苗は全て生き残ってくれていますが、昨日植え替えた苗の中には掘り上げる際に一部の根が切れてしまったものが数本あるので、今後枯れてしまうものも出てくるかもしれません。

発芽が始まって一ヶ月で20本というのは蒔いた種子が花茎3本分で相当な数(他の交配の200粒余りの種子と量を比べると1000粒を超えていたようにも思われます)だったことを考えるとかなり少ないと思います。
春までの間に発芽能力を失ってしまうものが多いということなのか、私が蒔き床の管理に失敗しただけなのかは今のところよくわかりませんが・・・
コメント (2)

さくらそう実生2013~2014・苗の整理

2014-05-12 | さくらそうの交配と実生
開花時期も過ぎたので、連休後半と先週末(昨日)に昨年播種した実生苗の整理をしました。

上の画像は'蛇の目傘'x'南京小桜'の交配(2013-1)で、30株ほどあった未開花苗のうち小さくて枯れてしまいそうに見えたものは処分して、画像の小型プランター2つに22株、10.5cmポット2つに大きな苗は1株、小さな苗は3株植えにして、合計26株残しました。


これは'田島ヶ原中州'x'塩尻'(どちらも野生種)の交配(2013-2)の苗で、未開花苗を浅型の4号鉢に3株ずつ植えました。
この交配は蒔き床としたプランターに大量の苗が残っていましたが、場所も無いので思いきって数を減らしました。
プランターの深さの半分程度しか土を入れていなかったので、葉柄が徒長して苗の数が多いために絡み合い、1株ずつに分けるのが大変でした(画像右端の鉢に植えた苗)。

上記2種の実生苗は、いずれも鉢やプランターに複数の株をまとめて植えていたもので、根を切らないように注意して植え替えましたが、しばらく日当たりの悪い場所で養生させてから、少しずつ直射日光に慣らしていく予定です。

一昨年播種分はポット植え、昨年播種分は長さ20~30cmのプランター植えを主体にして育苗してみたのですが、両者を比較すると、プランターなど大きめの容器に多くの苗を植えて育苗すれば水やりなどの管理はしやすいものの、開花後の移植時に苗の傷みが避けられないことが欠点と言えそうです。

開花直後に移植するのは、開花までもう一年かかる株、あるいは花に見どころがあって残すことにした株なので、できるだけダメージを与えたくないことから、今年播種分の苗は冬に1株ずつポットに植えつけることにしようかと考えています。


昨年開花した2種類の実生花を交配した苗(2013-4)です。
特に目標が無く適当に交配したもので、今年開花した20株ほどの花を見ていてもどういう花を作り出したいかというイメージが定まらなかったので、未開花苗も含めてほとんど処分して、画像の2ポット3株だけを残しました。

この交配では、画像左側のポットの苗(2株植え)のように、皺が少なく平らで薄い感じに見える葉の株が多かったのですが、未開花株の中に1つだけ皺が多くてよく見るサクラソウの葉といった感じのもの(画像右側)があったので、残しておきました。

冬に植え替えた際に、根の色(白、紅色)、芽の形(先が丸い、細く尖っている)の違いが見られましたが、今年咲いた花の色や形には根や芽の色や形状との関連性は特に無いように感じられました。
しかし、今回残した葉に皺の多い株の芽は特に太くて短く先が丸い形をしていたものなので、来年以降に咲くであろう花がどんなものか見てみたいと思います。
コメント

増し土

2014-05-11 | さくらそう栽培記録2012〜2016
昨日、さくらそう(日本桜草)の増し土の作業をしました。
2時間半ほどかけて、5号鉢を11鉢、4号鉢が15鉢、10.5cmポットが41、9cmポットが77、7.5cmポットが10、これで品種もの(野生種含む)の一回目の増し土がほぼ終わりました。
時間が取れたときにやっておかないと時期が遅れてしまうことにもなりかねないので、実生以外は済ませることができてホッとしています。

今後は日常の水やり以外に液肥を1週間~10日に1回施しつつ、再度増し土が必要になった鉢がないか見回ることが必要になります。
我が家のあたりで多くの鉢の葉が枯れ始めるまでの約2ヶ月間、必要な栽培作業を過不足なく続けていくことが、芽の充実(来年の開花)のためには重要なことと思われるので、気を引き締めています。


栽培を始めた頃には、増し土のために余裕を多くとって植え付けたこともありましたが、ここ数年は他の植物と比べて5号鉢で1~1.5cm、4号鉢で5mm~1cm程度、土が少なくなるように植えています(開花見込みサイズの芽の場合)。

例外もありますが、鉢の種類や土の量の違うものを見比べていると、鉢土の深さに余裕があるものほど根茎の地上への露出が少ないような気もします。
例えば5号鉢と9cmポットで栽培しているものを比べると、9cmポットの方が増し土が必要となるものの割合が高くなり、根茎が土の上に飛び出す程度も著しいものが多く見られます。


自分の栽培鉢数を決める要素としては、鉢の置き場所による制約が最も大きいと思われるのですが、増し土を含めて栽培に関する作業を無理なくこなすことができる数を把握しておくことも重要で、生育状態が株によって異なることが少なくないのに全ての鉢を画一的に栽培していると、作落ち状態にさせてしまったり、枯死させてしまうなど、栽培に失敗したと言えるケースが増えてしまうと私は考えています。

そのような失敗を避けるためには、日常的に各々の株(複数の芽を植えている場合、現実的には鉢やポットなどの栽培容器ごと)の生育状態を観察し、どのような栽培作業をすべきなのかを判断してそれを滞りなく行っていく必要があると思うのですが、自分で無理なく栽培できる数をオーパーしてしまうと、目が十分に届かず、管理も行き届かなくなり、結果として失敗も増えることになってしまうのではないかと思います。
コメント (2)

野生種のサクラソウ・2014年

2014-05-09 | サクラソウ(野生種)
遅咲きの'梅が枝'などいくつかの品種を除いて、我が家のさくらそうの開花時期も終わりましたが、先週撮っておいたいくつかの野生種の画像をアップします。


'新冠'
昨年開花した花茎は全てウイルスによる突起が見られていたのですが、今年はその症状が見られない花茎が1本ありました。


'田島紅'
この名称で花が別のものを見たことがあるので、購入苗が札違いだったのかもしれませんが、栽培される野生種の名称は地名であることから、同地産の別個体が出回っている可能性も否定できず、間違いと言い切ることも難しいと思います・・・

やや濃いめの花色で白い目がよく目立ち、花弁の長さが短めで幅がやや広いので、可愛らしい感じに見えて私は気に入っているものです。


'田島ヶ原中州'という名称の苗を購入したものです。
こちらの花弁は細めで、野生種の中では花径はやや大きめといったところかもしれません。


'浮間(中州)'
私が栽培している野生種の中では最も花径が小さいものです。
花が小さい割に花茎が長く伸びるのと、葉の長さが短く縁が尖っていて角張ったように見えるのが特徴かなと思います。

これも私が気に入っているものですが、何年か続けてひどく根腐れさせてしまい、絶やしてしまうかと覚悟したものの一昨年から回復傾向となり、昨年12月の植え替えの時点では根腐れがほとんど見られない状態になっていました。
この状態を維持できればよいのですが、難しいかもしれません(^^ゞ
コメント (2)

実生のビオラ-2013年

2014-05-06 | 庭の花いろいろ
5年以上前に採種してあった種子を昨年秋に蒔いたビオラの花です。
上の画像は白花が3株ですが、左端の株は純白なのに対して、右二つの株はやや黄色みを帯びたような白で、下の花弁の黒~濃い青紫色の筋の濃淡にも個体差が出ています。


これは先の画像とは別の株の白花ですが、どうやら完全な白花ではないようで、2ヶ月ほど前には上2枚の花弁が薄紫色の花も混ざっていました。


これも違う株で、庭植えのアジサイの木の陰に半分かかっている場所の鉢なので日当たりと風通しが悪かったのか、うどんこ病に罹ってしまいました(^_^;)
この株も咲き始めの頃は上2枚の花弁がごく淡い紫色の花が咲いていました。


こちらは紫系の花色の株で、咲き進むにつれて花色が濃くなり、特に下3枚の花弁は白から紫色に変化します。
しかし、種子が売られている品種もので似たような花色のものと比べると、花色の鮮やかさに欠けて今一つ綺麗に見えない気がします・・・


この株も花色が濃くなりますが、一つ上の画像の株ほど顕著な変化ではありません。


これも花色に変化が見られる紫系の花ですが、この株は花型がちょっと変な感じに見えます。
コメント (2)

ショウガとサツマイモの植え付け

2014-05-04 | 野菜
今年もショウガの根茎を買ってきて昨日植えつけました。
品種は昨年と同じ'三州しょうが'です。


遅れてしまった昨年よりも2週間あまり早いのでまだ芽が小さく、芽の位置がはっきりしない根茎もあったので、それは植えずに芽が出てくるのを待ってみようと思っています。


今年はサツマイモを育ててみようかなと考えていたので、ショウガと一緒に苗を買ってきました。
切り取られた挿し穂の状態のものは品切れだったので、ポット苗を買ってみました。
5号鉢に鉢増しして育てて、20cmほどに伸びた茎を切って挿していくつもりですが、ラベルによるとそのまま植えて育てることもできるようです。

苗を買いに行ったホームセンターで売られていた挿し穂の束は25本入りのようだったので、地植えとプランターを合わせて最大でも10株程度しか植えられない我が家には多過ぎで、結果的にこのポット苗で良かったのかもしれません。
脇芽が伸びてきそうに見えていますが、最終的に何本の挿し穂が採れるのかは不明なのですが・・・(^_^;)

7、8品種の苗が売られていて、以前から一度育てて(食べて)みたかった'クイックスイート'にしようかと思ったのですが、品種の性質なのかどうなのか、その品種だけ苗が妙に小さかったので止めて、私は見聞きしたことのない'紅乙女'という品種にしました。


昨日、2本伸びていた茎の一方から20cmくらいの挿し穂が採れたので、早速挿しました。
昨日も今日も晴れていることもあって萎れていますが、無事に根が生えてくれば萎れなくなるはずです。

他の野菜では昨年も育てたラッカセイの種をポットに蒔いてあり、エダマメの種も買ってあるので、鉢やプランターの空く時期に合わせて蒔く予定です。
あと他に何か1、2種類くらい苗を植えられればと思っています。

このところ日差しが強く、日の当たる場所にいると肌が痛く感じられるほどです。
私は小学生の頃からもう20年以上の付き合いになる病気の影響で、紫外線には特に気をつけないといけない(患部に紫外線を浴びないようにした方が良い)のですが、それでなくてもこの時期は紫外線が強いようなので注意が必要なのでしょう。

鉢に生えた雑草を抜いたり、植え替えなどの作業はなるべく日陰でするようにしているのですが、我が家の庭は日中も必ずどこかに日陰になっている場所があるので、この場合ばかりは日当たりがあまり良くないことをありがたく思います(^^ゞ
コメント