草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう鉢植え栽培方法-目次

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
リンク先の各記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

以前私がホームページ「くまさんの庭」に掲載していた、さくらそうの鉢植え栽培方法の一部内容を更新して、このブログに移動したものです。

目次(最終更新日2013.11.28)
0.まずはじめに
1.栽培する場所(2013.11.28 更新)
2.鉢の種類と大きさ
3.用土(2013.11.28 更新)
4.水やり
5.肥料
6.花がら摘みと雑草の抜き取り
7.増し土
8.植え替え1(鉢開け~芽分け)
9.植え替え2(植え付け)
10.植え替え時に見られる芽や根の異常
11.病虫害1(地上部に見られるもの)
12.病虫害2(地下部に見られるもの)
13.春に葉が枯れた場合の対処法とその後の経過
14.入手したポット苗の植え替え
15.プランターや大鉢で育てる場合
番外編(庭に植えて育てる)

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さくらそう鉢植え栽培方法番外編(庭に植えて育てる)

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)は、鉢やプランターに植えて育てた方が毎年芽がよく増えて花も咲きやすく、地植えで毎年開花するよう栽培するのはかなり難しいように感じられますが、植え替え時に芽が余ったら庭に植えて花を楽しむこともできます。


日当たりの良い場所で育てます。
夏は他の木や草の陰になるような場所が最適といわれることもありますが、一年中日当たりの良い場所でも、主に夏季に土を極端に乾かなければ枯れてしまうことは無いかと思います。
乾きやすい土壌では、芽が大きく育ちにくいようです。

水やりは植え付け直後を除いて普段は必要ありませんが、水はけの良い場所では雨が降らない日が続くと土が乾いてくることがあります。
葉や花が萎れてきたら、たっぷりと水やりします。

芽を植え付ける深さや間隔、肥料、増し土などは、鉢植えと同じように考えれば良いと思います。

鉢植えと違って毎年植え替える必要は無いのかもしれませんが、2年目以降は花が少なくなってきたり、株が減ってきたりすることもありますので、2、3年に一度くらいは掘り上げて植え替えた方が良さそうです。

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さくらそう鉢植え栽培方法15.プランターや大鉢で育てる場合

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)の芽は、1、2芽入手したものでも何年か育てているとかなりの数に増えていることが多いです。
もちろん芽の数に応じて鉢の数を増やしていっても良いのですが、大きな鉢やプランターにまとめて植えて育てると、小さな鉢と比べて水やりの回数が少なくて済み、開花時にはたくさんの花が咲く姿を楽しむことができます。
そのほか複数の品種を一つの鉢やプランターに植えて育てることも考えられます。


さくらそうにはそれほど深い鉢は必要ないようで、鉢の内部の深さが10cm程度あれば十分です。
そのため、直径20cm以上の鉢の場合は浅めの鉢を選ぶとよいでしょう。
プランターの場合は、よく見かける標準的な深さのもので良いです。
鉢にしてもプランターにしても、植え付ける芽の数に合わせて大きさを決めます。

芽を植え付けるときの間隔は、根が隣の芽の根と触れるかどうかという程度でも良いですし、1~2cmほど間を開けても良いです。
開花が期待できる大きな芽と、今年は咲きそうもない小さな芽をそれぞれ別の鉢に植えても良いのですが、まず大きな芽を配置して、間に小さな芽を置いていくように植える方法も考えられます。

一つずつ芽分けをしたものを植える方法と、分けずに古い根茎や枯れた根を取り除いた株のまま植える方法があります。


大きな鉢やプランターの場合は、小さな鉢と比べると土が乾きにくいので、水やりは季節によっては多少控えめにします。
芽を植え付けてから葉が出てきた頃までは、鉢の土の表面が乾きはじめてから1、2日後に水をやるくらいでちょうど良いです。

葉が出て蕾が見えてきた頃から、葉が枯れはじめるまでの間は、小さな鉢と同様に鉢の土の表面が乾いてきたら水をやります。

夏の間は気温が高く日差しも強いので鉢の土の表面は乾きやすいのですが、それでも鉢の中の方までは乾いていないことが多いので、表面の土が乾いて見えた翌日に水をやれば良いです。

秋から冬には植え付け後半年以上が過ぎて土の水はけが悪くなっているので、鉢の土の表面が乾き始めてから3、4日後に水をやれば十分です。


水やりをするかどうかの判断には、鉢の土を指や棒などで少し掘って土の湿り具合を確かめてみるのも良い方法です。
特にさくらそうの葉が枯れている時期には、根茎や芽があり根が張っている深さに湿り気があれば、枯れる事はないと思います。

(次は番外編(庭に植えて育てる)
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さくらそう鉢植え栽培方法14.入手したポット苗の植え替え

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)の入手方法は、園芸店、ホームセンター、通信販売、展示会などで2.5号(直径7.5cm)か3号(直径9cm)のポットに植えられた苗を購入することが多いと思います。

プランターなどに2品種以上まとめて植えても構わないのですが、品種が混ざるのを防ぐために1品種ずつ別々の鉢で育てたいという場合には、最初の年は1~2芽の苗を小さな鉢に植えて育てることになります。


苗は入手した時期により、葉が出ていないものから蕾や花が付いているものまで、さまざまです。
ポットのまま次の植え替え時期までの約一年間育てられないこともありませんが、土の量が少ないので水切れで枯らしてしまう危険を伴います。
そこで一回り大きな鉢に植え替えますが、蕾の付いている苗や花が咲いている苗は、せっかくの蕾や花を傷つけてしまうと悲しいですので、花が終わってからにします。
葉が出る前に入手したものは、前年から育てている鉢の植え替えと同じように芽を植え付けることもできます。

鉢の大きさは2.5号(直径7.5cm)ポットの苗は3号(直径約9cm)か3.5号(直径約10.5cm)の鉢、3号(直径9cm)ポットの苗は3.5号か4号(直径約12cm)の鉢に植え替えます。

上記の数字は駄温鉢の場合もので、極端にサイズの異なる鉢の場合は、駄温鉢のサイズを目安に決めると良いでしょう。
見た目を気にしなければ市販の苗が植わっているようなビニールポットでも大丈夫です。

用土は大きな鉢やプランターに植えるときと全く同じで、他の草花が育つ用土ならばまず大丈夫でしょう。
詳しくは用土の項をご参照下さい。

花の苗の植え付けでは、鉢底の穴の上にネットなどを置き、そこに用土を少し入れて・・・となるのが普通ですが、さくらそうを3.5号とか4号程度の鉢に植える場合は。増し土のためのスペースを確保するため、鉢底穴の上にネットなどを置いたら、土を崩さないようにポットから抜いた苗を置き、鉢の縁との隙間を埋めるように用土を入れます。


最後に鉢底の穴から流れ出るほどたっぷりと水をやって植え替え作業は完了です。
植え替えた時に根茎や根が見えているようならば、増し土の作業もしておきます。
詳しくは増し土の項をご参照下さい。

(次は15.プランターや大鉢で育てる場合
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さくらそう鉢植え栽培方法13.春に葉が枯れた場合の対処法とその後の経過

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)には、本来枯れる時期でもない3、4月頃に急に葉が枯れてしまう株が時々に現れます。
根腐れ、害虫、病気などが原因と思われますが、根が完全に枯れていなければ、また葉が出てくることが多いです。

このような対処法が的確なものなのかどうかは私には分かりませんが、一つの例として紹介します


A.根は正常な株(2006.5.1)
葉が枯れた株を鉢から取り出して水洗いしてみました。
植え付け時に芽があった部分には何もなくなっていますが、根は全て白い色なので枯れたり腐ったりした様子はありません。
片方の株は小さな芽ができていましたが、もう一方には芽が見当たりません。
どちらももう一度植えつけてみます。


B.根が腐っていた株(2006.5.1)
葉の枯れ方は上の二つの株と同じようでしたが、こちらは根が黒っぽい色に変わり、触ると柔らかいので、どうやら腐ってしまったようです。
まだ根の白い部分もいくらか残っていますので、腐った部分を全て取り除いてから植え付けます。


植えてから約20日後(2006.5.20)
先ほどの画像の株を植えてからおよそ20日経った頃の様子です。
右側のポットは植えたときに小さな芽が見えていた株で、葉が2枚になっています。
左側のポットは腐った根を取り除いた株ですが、小さな葉が出てきました。


植えてから50日あまり後(2006.6.24)
右の画像は上の画像からさらに一ヶ月あまり過ぎた頃です。
左側と上のポットが根が枯れていなかった株で、左のものは植えたときに芽が見えていた株です。
右側のポットが腐った根を取り除いた株です。

どの株もこの年は夏の終わり頃に葉が枯れ、2年後に開花しました。

(次は14.入手したポット苗の植え替え
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さくらそう鉢植え栽培方法12.病虫害2(地下部に見られるもの)

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

前回に続き、我が家で見かけたものをまとめてみました。
ここでは、根など地下部に見られるものを取り上げます。

センチュウ(ネコブセンチュウとネグサレセンチュウ)
どちらも土の中にいるごく小さな害虫で、根に寄生します。
名前の通りネコブセンチュウによる被害は根にコブができ、ネグサレセンチュウによる被害は根が腐ります。
被害を受けた株は衰弱しますが、それが原因で完全に枯れてしまうことは滅多にありません。
センチュウに対応した農薬は園芸店などで販売されているので、それを土に混ぜ込むのも一つの対処法です。
どこの土の中にもいる害虫のようですし、購入した苗にも被害を受けていると思われるものもあるので、完全に退治するのは困難なようです。


ネコブセンチュウによる被害と思われる根の瘤


ネグサレセンチュウにより被害と思われる根腐れ

ウイルス
ウイルスに感染した株に起こる症状は、葉に濃淡の斑模様が出る、急に葉が枯れる、芽が変形する、などがあるようです。
他の植物と同様に治療法は無いようなので、症状が現れた株は処分するしかありません。
感染したら直ちに症状が現れるという訳ではなく、何か他の要因によって目に見える症状が現れる場合も多いようです
アブラムシによっても感染が広がるようなので、アブラムシの防除も予防法の一つと言えるかと思います。
さくらそうの栽培にはハサミをあまり使いませんが、使う場合は別の株の作業をする前に消毒すれば予防になるようです。



画像は芽が変形したものですが、趣味のレベルではウイルスに感染しているのかどうか調べようがありませんので、ウイルスによるものではない可能性もあります。

花に入る緑斑もウイルスによるものと考えられていて、本来緑斑入りではない花色の品種に緑斑が現れることがあるようです。
このウイルスも伝染する場合があるようなので、鉢や古土を再利用する場合には用土の管理に注意が必要だと思います。

(次は13.春に葉が枯れた場合の対処法とその後の経過
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さくらそう鉢植え栽培方法11.病虫害1(地上部に見られるもの)

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)は、それほど多くの病虫害が発生する植物ではありませんが、全く無いわけではありません。
我が家で見かけたものをまとめてみました。
ここでは、葉や花など地上部に見られるものを取り上げます。


アオムシ
蝶や蛾の幼虫、いわゆる芋虫や毛虫の類です。
葉の裏側にいることが多いので、葉に食われた跡を見つけたら葉の裏側をよく見て探します。
幼虫が育つに従って被害を受ける葉の数も増えるので、早めに見つけて退治したいものです。
被害を受けるのは葉がほとんどですが、まれに花も被害を受けることがあります。


エカキムシ
ハモグリバエ、ハモグリガなどの幼虫で、葉に潜って食害し、被害を受けた跡は白く見えます。
白い跡のどこかに黒っぽい色をした幼虫が潜んでいるので、見つけたら指や爪で潰して退治します。


アブラムシ
多くの植物で見かけるおなじみの害虫ですが、さくらそうの場合は葉よりも花についていることが多いように感じます。
風通しの悪い場所に鉢を置いてあると発生しやすいようです。

(次は病虫害2.(地下部に見られるもの)
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さくらそう鉢植え栽培方法10.植え替え時に見られる芽や根の異常

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)には植え替え時期に芽が枯れていたり、根茎に異常が見られる場合が時々あります。
私には対処法がわからないものばかりですが、こういう事もあるという参考にはなるかと思います。

ネコブセンチュウやネグサレセンチュウによる被害、ウイルスによると思われる芽の変形については病虫害の項で取り上げています。


A.根茎の先端の芽が枯れている
大抵の場合は根茎の先端(前年植え付けた古い根茎と根が付いているのとは反対側)に芽ができますが、それが枯れたか腐ったかしてしまったものです。
右の画像の株は他に根腐れも見られます。
翌春の開花は見込めませんが、根茎や根から小さな芽が発生しているので、品種を維持することはできます。



B.芽の先が開いている
さくらそうの芽は品種によって色や形に違いがありますが、大抵は先が尖っている筆のような形をしています。
これは普通は閉じている先端部分が開いている形となっているものです。
この程度では植えて育てても葉や花の形に影響が見られない場合が多いのですが、普段多く目にするものとは形が違っているので大丈夫かなと心配になります。



C.芽が変形している
芽が変形していて、何だかゴツゴツした感じに見えます。
鉢の縁に芽がぶつかっていると潰れたような形になりますが、これは違うようです。
ネコブセンチュウによる被害を受けているらしく、根の先の方に瘤が見えるので、それと何か関係があるのかもしれません。


D.根茎に瘤ができている
芽の付け根部分の根茎が白っぽく半透明の瘤状になっています。
芽の先もやや開いたような形に変形しているようです。
以前この状態の芽を植え付けた時は、芽が大きかったにもかかわらず花が咲かず、葉も小さかったです。
私には原因も対処法もわかりませんので、とりあえず見つけ次第処分することにしています。



E. 芽と根茎に瘤ができている
上のものと似ていますが、こちらは根茎だけでなく芽にも瘤状のものができています。
さらに根も太くなっているように見えます。
芽の先は開いて八重咲きの花のような形になっていて、どこもかしこも形が変わってしまったという感じがします。

(次は11.病虫害1(地上部に見られるもの)
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さくらそう鉢植え栽培方法9.植え替え2(植え付け)

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

芽を一つ一つに分けてから植える方法と、複数の芽が付いた株状のまま植える方法がありますが、手順は同じなので、ここでは芽分けした場合の例を記します。


鉢の深さの4割から5割程度まで土を入れ、芽を置きます。
芽は根が下に、芽の先が上を向くようにしますが、芽の形は品種によって異なるので、細長いものは横向きに植えつけます。

翌年の芽は今年植えつけた芽の先の方にできるため、芽の先が鉢の縁につかないように配置します。
芽の間隔は、根が隣の芽の根と触れるかどうかという程度、または間隔を1~2cmあけます。
芽の数が多ければもう少し詰め込んでも構いませんし、逆に少なければ間隔をあけても良いです。

芽の上に1cmほど用土を入れます。
これで鉢の深さの7割から8割のあたりまで土が入った状態になると思います。
他の草花の植え付けと比べると土が少なく見えますが、さくらそうには後で増し土が必要になることが多いため、このくらい余裕があった方が良いです。


植え付け終わったら水やりをします。
鉢底の穴から水が流れ出るまでたっぷりとやりましょう。
最初は用土の中の細かい粉状の土(微塵)が流れ出て、茶色く濁った水が出ますが、やがて透明な水に変わります。


植え替えた後の鉢は土が軟らかく、霜柱によって芽や根が持ち上げられてしまうことがあるので、軒下などに置くと良いです。
もし芽や根が地上に出てしまっていたら、そっと埋め戻しておきます。

(次は10.植え替え時に見られる芽や根の異常
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さくらそう鉢植え栽培方法8.植え替え1(鉢開け~芽分け)

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)は、土の水はけが悪くなると根腐れしやすくなり、毎年芽の位置が前(先)の方にできるために2年以上植え替えないでいると鉢の縁の方ばかりに株が生える状態となり、見た目が良くなくなりますので、なるべく毎年11月~2月頃の間(関東地方の場合)に植え替えます。

寒さが厳しい地方では作業中に芽が凍って傷んでしまう危険があるため、厳寒期を避け、寒さが厳しくなる前の晩秋か寒さが緩み始める早春に植え替える方が多いようです。

このページの画像は大きな鉢のものですが、鉢の大きさが違っても方法に大きな違いはありません。

前年に芽を植え付けてからほぼ一年経った鉢です。
植え替え作業の1週間ほど前から、水やりをしないで雨にも当てずに土をやや乾かし気味にしておくと、芽に付いた土を落としたり芽を分けたりといった作業がしやすくなります。

鉢から古い用土ごと芽を取り出してから土を落とします。
寒い日には土が凍っていることがありますが、凍った状態で作業すると芽を折ってしまいやすいので、しばらく日当たりの良い場所に置き、氷が解けてから始めます。
土が付いていて芽が見えにくい場合は、水洗いしても良いです。


土が落ちてくると芽や地下茎(根茎)、根などがはっきり見えてくるので、一つ一つの芽に根が付くように注意しながら地下茎を指(爪)かはさみで切って分けます。
大きな芽が付いた根茎から、小さな芽を取り外していくような感じに作業を進めます。
黒っぽく見える根は枯れたものなので、取り除きます。

たまに芽と芽がぴったり触れ合うように付いている時がありますが、無理に外そうとすると芽だけが取れてしまうことが多いので、その場合は分けずに植えつけます。
小さな芽は次の開花時期には花が咲きませんが、鉢の置き場所に余裕があれば翌年以降のために育てておきます。



上記の作業(芽分け)をせず、古い根茎と枯れた根を取り除いてから、数芽付いた株の状態で植えつける方法もあります。
開花株と未開花株が混在する事になるので、大鉢やプランターに植え、自生地風の風情を楽しむ場合に向いた方法かと思います。

(次は9.植え替え2(植え付け)
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