数日前に撮っておいたさくらそう(日本桜草)の花の画像をまとめてアップします。
まずは概ね中輪くらいの品種から。
'明烏'
'紅児童'
'千代の梅'
'藤文様'
'銀覆輪'
'七賢人'
'琴ノ調'
'唐子遊'
'玉珊瑚'
'金田の夕'
'手牡丹'
まずは概ね中輪くらいの品種から。
'明烏'
'紅児童'
'千代の梅'
'藤文様'
'銀覆輪'
'七賢人'
'琴ノ調'
'唐子遊'
'玉珊瑚'
'金田の夕'
'手牡丹'
2014年に、野生種のような品種名不明の白花x'白蜻蛉'の組み合わせで交配播種した実生株の中で、未開花だった苗が咲きました。
小鉢(ポット)植えに向いた葉が小さく花茎が伸び過ぎないもの、という目標には近いので、残しておくことにしました。(2014B)
開花後数日が経過した状態で、同交配で昨年初開花の白花と並べてみると、似たような花型ですが、白花の方がいくらか整った形に見えます。
白花は長柱花、桃色花は短柱花だったので、桃色花の花粉を白花の柱頭に人工授粉してみました。
小鉢(ポット)植えに向いた葉が小さく花茎が伸び過ぎないもの、という目標には近いので、残しておくことにしました。(2014B)
開花後数日が経過した状態で、同交配で昨年初開花の白花と並べてみると、似たような花型ですが、白花の方がいくらか整った形に見えます。
白花は長柱花、桃色花は短柱花だったので、桃色花の花粉を白花の柱頭に人工授粉してみました。
昨年の開花期に交配、6月に採種、ジベレリン処理した種子を蒔いて育てていたサクラソウの実生苗が開花しました。
交配の組み合わせは'蛇の目傘'x'南京小桜'で、3年前にも一度試みているものです。
上の画像は'南京小桜'と似たようなところのある花ですが、今回は'蛇の目傘'似の花色のものが多く出ています。
花径や紅紫色の濃さに差はありますが、梅弁(梅咲き)で底紅紫色といった感じで、大雑把にいえば花色は'蛇の目傘'花型は'南京小桜'から形質を受け継いだといったイメージのもの。
これも似た花色ですが桜弁で、'蛇の目傘'よりも平咲きに近い咲き方。
色幅はありますが、薄紅色をぼかしたような色の桜弁の花も多く出ます。
他の交配組み合わせでもよく現れるような紅色桜弁平咲きのもの。
その出現率は交配の違いによって差があるように思いますが、この交配では1〜2割くらいかなといった感じです。
まだ開花していない苗も残っているので、どんな花が咲いてくれるか楽しみです。
交配の組み合わせは'蛇の目傘'x'南京小桜'で、3年前にも一度試みているものです。
上の画像は'南京小桜'と似たようなところのある花ですが、今回は'蛇の目傘'似の花色のものが多く出ています。
花径や紅紫色の濃さに差はありますが、梅弁(梅咲き)で底紅紫色といった感じで、大雑把にいえば花色は'蛇の目傘'花型は'南京小桜'から形質を受け継いだといったイメージのもの。
これも似た花色ですが桜弁で、'蛇の目傘'よりも平咲きに近い咲き方。
色幅はありますが、薄紅色をぼかしたような色の桜弁の花も多く出ます。
他の交配組み合わせでもよく現れるような紅色桜弁平咲きのもの。
その出現率は交配の違いによって差があるように思いますが、この交配では1〜2割くらいかなといった感じです。
まだ開花していない苗も残っているので、どんな花が咲いてくれるか楽しみです。
例年よりも咲き始める時期が遅れていた我が家のさくらそう(日本桜草)ですが、このところの暖かさで急に開花が進んでいるといった印象です。
今シーズンは芽をかなりひどい状態にさせてしまった上に、栽培数も減らしているので、当然開花状況も芳しくは無いのですが、それでも咲いてくれると嬉しいものです。
上の画像は小さな芽で今年の開花は難しいだろうと、他の植物の鉢の隅に植えておいた'八ヶ岳白'ですが、花数は少ないものの開花してくれました。
2014年採種・播種で昨年開花した、野生種のような白花x'白蜻蛉'の交配の実生株の中から一つだけ残しておいた白花です。
花筒も含めて全体が白い花、という点で選んだものですが、既存の品種にもある形質なので、特に価値があるというものでもありません。
2013年採種・播種、2014年開花の、'蛇の目傘'x'南京小桜'の交配実生で、花弁(花冠裂片)の形が気になって残したものです。
私自身としては、これまで咲いてくれた実生花の中で最も気に入っている個体ですが、新たな園芸品種として命名するほどの特徴があるとはとても言えません。
今シーズンは芽をかなりひどい状態にさせてしまった上に、栽培数も減らしているので、当然開花状況も芳しくは無いのですが、それでも咲いてくれると嬉しいものです。
上の画像は小さな芽で今年の開花は難しいだろうと、他の植物の鉢の隅に植えておいた'八ヶ岳白'ですが、花数は少ないものの開花してくれました。
2014年採種・播種で昨年開花した、野生種のような白花x'白蜻蛉'の交配の実生株の中から一つだけ残しておいた白花です。
花筒も含めて全体が白い花、という点で選んだものですが、既存の品種にもある形質なので、特に価値があるというものでもありません。
2013年採種・播種、2014年開花の、'蛇の目傘'x'南京小桜'の交配実生で、花弁(花冠裂片)の形が気になって残したものです。
私自身としては、これまで咲いてくれた実生花の中で最も気に入っている個体ですが、新たな園芸品種として命名するほどの特徴があるとはとても言えません。
他の株も写っていて分かりにくいのですが、'紫葉ヒメリュウキンカ'と同じような色の葉をしている実生株です。
数株育てた採種親が'コーヒークリーム'のものの中の1株だけがこの葉で、1株だけある'紫葉'から採種した株は緑色の葉でした。
特に人工交配はしていないので、自然に交雑したのかもしれません。
特にどうということのない黄色い花ですが、横から見てみると花弁裏側が焦茶色を帯びるところが親の'コーヒークリーム'の形質を受け継いでいるといえるかもしれません。
同じ採種親の別の株の花も同じような向きから見てみると、こちらは他の品種にも見られるような茶よりは緑に近い色です。
数株育てた採種親が'コーヒークリーム'のものの中の1株だけがこの葉で、1株だけある'紫葉'から採種した株は緑色の葉でした。
特に人工交配はしていないので、自然に交雑したのかもしれません。
特にどうということのない黄色い花ですが、横から見てみると花弁裏側が焦茶色を帯びるところが親の'コーヒークリーム'の形質を受け継いでいるといえるかもしれません。
同じ採種親の別の株の花も同じような向きから見てみると、こちらは他の品種にも見られるような茶よりは緑に近い色です。
先月、気温が低い日が少なくなかった影響か、例年よりも開花が遅れている我が家のサクラソウ(日本桜草)ですが、いくつかの鉢が咲き始め、蕾に色が見えてきたポットや鉢の数も増えてきました。
昨年採種、ジベレリン処理の後に蒔いた実生苗にも蕾がついてくれました。
以前にも交配している'蛇の目傘'x'南京小桜'の組み合わせですが、今年はどんな花を見ることができるか楽しみです。
昨年採種、ジベレリン処理の後に蒔いた実生苗にも蕾がついてくれました。
以前にも交配している'蛇の目傘'x'南京小桜'の組み合わせですが、今年はどんな花を見ることができるか楽しみです。
鉢植えで育てているヒメリュウキンカが咲きました。
3.5号鉢に多くの根茎を詰め込んで植えている上に、日当たりが良くない場所に置いているのですが、栽培中の品種全てが咲いてくれました。
数年前に蒔いた実生株も咲きました。
全ての苗を栽培する場所は無いので数株だけ残しているのですが、今日の時点で開花している3株は全て原種のような黄花が咲いています。
これは先のものよりも花弁が細く先端が尖った形状です。
こうして実生してみて、既存の園芸品種はいずれもさすがに花型が整っているものだなと改めて感じました。
3.5号鉢に多くの根茎を詰め込んで植えている上に、日当たりが良くない場所に置いているのですが、栽培中の品種全てが咲いてくれました。
数年前に蒔いた実生株も咲きました。
全ての苗を栽培する場所は無いので数株だけ残しているのですが、今日の時点で開花している3株は全て原種のような黄花が咲いています。
これは先のものよりも花弁が細く先端が尖った形状です。
こうして実生してみて、既存の園芸品種はいずれもさすがに花型が整っているものだなと改めて感じました。