草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

プリムラの蕾

2014-02-22 | その他の植物
2週続けて雪に覆われていた、一昨年の秋に種を蒔いたプリムラに蕾が見えてきました。
黄色い花と白花のポリアンサと思しき花を交配して採った種子で、昨年咲いた採り蒔き苗は淡い黄色の花でしたが、これはどんな花が咲くでしょうか。


同時に播種したものは、株の大小に関わらず生き残った9株全てに蕾がついています。

採り蒔きしたものは多くの苗がその夏に枯れ、1株だけ残ったものが昨年開花しましたが、秋蒔きは咲くまでに一年長くかかったものの、枯れた苗はほとんどありませんでした。

早く花を見る、あるいは育苗期間の短縮による場所の節約を優先させるのならば採り蒔き。
失敗を減らして確実に育てるのならば秋蒔き。
という感じでしょうか・・・
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出始めたさくらそうの葉

2014-02-19 | さくらそう栽培記録2012〜2016
家の西側の道路沿いの日当たりが良い場所に置いた、さくらそう(日本桜草)のポットから葉が出てきました。
この場所は例年芽出しが早く、1月下旬や2月上旬に葉が出る株があることも珍しくないのですが、この冬は寒い日が多いためか少し遅いように思われます。


どちらの画像も昨年開花した一昨年播種分の実生株ですが、根茎の先端が腐ったようで、生き残った部分に小さな芽がいくつもできている状態だったものです。

この、通常は最も大きな芽ができるはずの根茎の先端部分が腐る現象は実生株に限らず品種ものも含めて、夏の間も家の東側と南側に置いていた鉢やポットに多く見られ、北側に置いていたものにはほとんど見られなかったことから、南関東では日当たりが良い場所で遮光無しの状況での夏越しは難しくなってきているのではないか、という気がしています。


これも実生株の小さな芽ですが、根茎が腐っていたものではなく、大きな芽を別の鉢に植えた残りの小芽を植えたポットです。
場所が無いのでほとんどの小芽は植え付けずに処分してしまいましたが、これは2011年播種の'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配で濃いめの紅の花色がちょっと気になって残しているもので、万が一の予備としてポットに植えてあります。
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クリスマスローズ咲き始め

2014-02-19 | 庭の花いろいろ
5日ほど前からクリスマスローズ(ヘレボルス)が咲き始めました。


10日前の記事に蕾をアップしたヘレボルス ニゲルも2輪目が咲いたところです。




他の鉢も蕾が大きくなってきているので、もうじき咲いてくれそうです♪


家の北側に残った雪です。
ここは雪かきしたものを積み上げたわけではなく、8日と14日に自然に積もったものがまだ30cmくらい残っています。

この先にも鉢を置いてあるのですが、土が乾きにくい大きめの鉢やプランターが多く、頻繁に水やりすることもないので、そのまま放置してありますが・・・
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また雪が・・・

2014-02-14 | ひとりごと
先週土曜日に降った雪は、14年ほど前に今住んでいるところに引っ越してきてから最も多い積雪だと思ったのですが、今日はさらに多く積もっているようです。

上の画像は室内から撮ったもので、真ん中あたりは道路なのですが、それもタイヤの跡で辛うじて分かると言った状態に見えます。

これから気温が上がって雨に変わるという予報が出ているので、積もった雪もとけてくれるのではないかと思うのですが・・・

12月に芽分けして仮植えしたまま、まだ植え付けをしていないさくらそうのポットの土もかなり湿ってしまって、根に付着した土を落としにくくなっているはずなので、少し乾いてきてから残りの植え付けをしようかと考えています。

我が家のあたりでは、お正月頃と1月下旬にしばらく暖かい日が続いた以外は平年並みかそれ以上に寒い日が多かったためか、例年と比べて芽の成長がやや遅いように見えるので、今のところ急いで植え付ける必要も無さそうです。

(以下、2014年2月15日追記)

残念ながらいくらか雨が降っても完全に解ける量では無く・・・
雨が止んだ後で、格別多く積もっているようには見えないところでも25cm残っていました。

とりあえず歩道は歩ける状態にしましたが、車道も含めて周囲に雪がかなり残っているので、朝晩は凍ってしまいそうです。

大きな通りは車が走っていますが、狭い道などでは約40cmある長靴が完全に埋まってしまうところもあって、びっくりしました('_')
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ヘレボルス・ニゲルの蕾

2014-02-09 | その他の植物
ヘレボルス・ニゲルの蕾です。
この鉢は積もった雪がとけるのが速く、もうほとんど無くなりました。
画像の背景に写っているような落葉期の植物の鉢にはまだかなりの量の雪が残っているのとは対照的です。


これは他のクリスマスローズの鉢で、まだ多くの雪が残っています。
先の画像のニゲルの鉢は、この撮影位置から見ると左後方で1mも離れていませんが、積もった量はだいぶ違ったようです。


人が通るのに邪魔になる場所、雪がとけた水が歩道に流れ出て夜から朝にかけて凍る危険のある場所などの雪を、とりあえず庭の土の上に置いたのですが、こんな量になったのは初めてです。(これが全てではなくて、家の反対側にもう一か所同じように積み上げてあります・・・)

我が家はどうにか土の上に置けたのですが、道路沿いに雪が積み上げられているところも多いので、明日からしばらく朝は道が凍っているところもありそうです。
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さくらそうのポットに残った雪

2014-02-09 | さくらそう栽培記録2012〜2016
さくらそうを植え付けたポットの上に降り積もった雪が解けつつある状態です。
このポットを置いている場所は雪がとけた水の量が多くなると道路に流れ出て夜になると凍ってしまうので、周囲の雪と一緒にポットの上の雪もある程度取り除きました。

画像右下のポット3つは赤玉土の粒が少し付いた状態で凍った雪の塊がとれてしまったので、土が見える状態になっています。

水が凍ったとしても特に問題無い場所に置いているポットの上の雪は取り除かずにそのままにしてあります。
普段水やりしたときよりも土が多くの水を含むのか、雪が積もった後は土が乾くのが遅くなるように思います。
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先日の雪と今日の雪

2014-02-08 | ひとりごと
3日前の朝に撮った画像です。
前日、降っていた雨が午後から雪に変わったものの積もり始めてしばらくして止んでくれたので、鉢の土の上が白くなった程度で済んだのですが・・・


こちらは今朝8時前に撮った画像です。
撮ったのは家の南側の雪が少ない場所なのでこの程度ですが、既に3~4cmは積もっていそうに見えるところもあります。
予想以上に気温が高くなったりしない限り、今日は多く積もりそうです。


10時頃の画像です。
2時間ほどの間に雪の量が増えました。


家の中から窓越しに撮った画像ですが、鉢も雪に埋もれたような状態になりました。


15時頃の画像です。
鉢に積もった雪の高さが10時頃と比べると2倍くらいになっているように見えます。
午前中にアップした屋外の画像は玄関前の屋根の下で撮っていたのですが、午後からは風が強まって雪が絶えず吹き付けていて、防水ではないデジカメは使えそうもない状態になりました。

午後1時半過ぎに一度雪かきをした場所でも、また5時頃にしたときには10cm程度積もっていました。
計ったわけではないのですが、何もしていない土の上は20cmは積もっているようです。
明日は気温が高くなるようなので、積雪量の割には早くとけてくれるかもしれません。


午後9時頃に朝アップした画像と同じような位置から撮ったものです。
ようやく小降りになってきたので、また雪かきしました。
通路部分の雪を左右の土と植物の上に退けた状態とは言え、我が家のあたりとしてはすごい量の雪です。

雪が本降りの時間に北からの風が強く吹き、北向きの壁際などに雪が溜まりやすい状態になったようですが、家の北側の台所の勝手口ドアは積もった雪が邪魔になって少ししか開かなくなってしまっていたので、どうやら40cmを超えるような高さにまで達した様子です。
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さくらそうの根腐れと栽培

2014-02-04 | さくらそうに関するあれこれ
先日の記事に続いて、さくらそう(日本桜草)の根腐れについて考えてみます。

根腐れと一口に言っても、長い間水浸しにして腐らせてしまったようなものとセンチュウによるものでは原因が異なりますが、植え替え時にひどく根腐れしてしまっていた、あるいは根茎から腐ってしまっていた株でも、6~7月に葉が枯れるまでの時期には外見上の異常は見受けられなかった場合が少なからずあります。
葉が急に萎れるように枯れた、枯れる時期が早い、というような異常らしき変化が見られる場合も皆無ではありませんが、そういう状況を目にすることは比較的少ないと思います。

このことから、葉が枯れている夏以降に何か根腐れの原因があるのではないかと推測できます。
夏と言えば暑く日射しも強いということでまず思いつくのは、鉢土の温度上昇、過湿による蒸れ、といったことですが、少なくとも我が家では駄温鉢や釉薬のかかっていない焼締鉢よりも素材の性質としての通気性に劣ると考えられるビニールポット(ポリポット)の方が比較的根腐れが少ない傾向が見られるので、原因は違うところにあるのではないかという気もします。

ただ、私が近年さくらそう栽培に使っているポットのほとんどが9cmと10.5cmであるのに対して、陶器鉢は4号と5号(直径約12~15cm)なので、土の量が多いことによって湿った状態に保たれやすいことが原因、という可能性は考えられると思います。

次にネグサレセンチュウについてですが、ネコブセンチュウも含めてセンチュウによるものと思われる被害を受けた株であっても、葉が青々として生育旺盛な状態にある時期には被害が急速に拡大することはほとんど無いように思われることから、葉が枯れている時期に、もしくは株が何らかのダメージやストレスを受けた状態にあるとセンチュウによる被害も大きくなるのではないかと推測できます。

上記の推測が合っていると仮定して、根腐れの程度を軽くする、あるいは全く根腐れが無い状態にするためにはどうすれば良いかと考えてみると、さくらそうの状態をよく観察して適切と考えられる栽培管理を滞り無く続けるというのが一つの方法ではないか、ということが思い浮かびます。
しかし、葉が枯れている時期にはさくらそうの状態を外見から判断できる材料がほぼ無くなってしまい、その期間が半年以上に及ぶことから、それを実現するのは何とも難しいことのように思います。


これは私が栽培している野生種のひとつの芽です。
数年前から根腐れがひどく芽も小さい状態が続いていて、毎年腐った部分から先の根を切り捨てて植え付けていたものの昨年は残った白い根の数が少なくなり、ついに枯死させてしまうことになるかと懸念していたのですが、今年は根腐れもさほどにひどくはなく、昨年までよりは大きな芽ができていました。


これは別の野生種でほとんどの根が部分的に腐っていて、腐った部分から先を切り取ると根がかなり短くなってしまって結構ひどい状態です。
これは2年続けて根腐れの程度が悪くもならず良くもならず同じくらいという状況が続いています。

2ヶ月ほど前に古い根茎と一緒に根の腐っている部分から先を取り除いておいたのですが、最近になって土から掘り出してみるとまだ少し根腐れが見られます。
見落としていて切り取り損ねたにしては数が多いですし、以前に11月に芽分けと同時に腐った根を取り除いてから一度仮植えしておき、それを1月下旬以降に掘り出して植え付ける方法をしてみたときにも、植え付け時にまた根腐れしている部分があって再度取り除いたことがあるので、寒い冬の間にも根腐れが進行してしまうことがあるようです。


これは園芸品種の芽ですが、中ほどから先の方が部分的に腐っている根が多かったものです。
さくらそうの根が部分的に腐る現象は、1~5mm程度の長さで腐っている場合が多いように見受けられますが、腐るところは根の元の根茎につながっている部分であったり、根の先端近くであったり、その中間であったりと、特にどこか決まった位置が腐りやすいということはなさそうです。

同時に混ぜた用土で植え付けたポットをすぐ近くに置いて栽培していたものを見比べても、今年ひどく根腐れしていたもの、先の画像の野生種のように根腐れが少なくなっていたもの、昨年と同程度だったもの、見た目には根腐れが全く無いもの、といったように根の状態には差があります。

このことを改めて考えてみると、根腐れの原因というのは、その個体(園芸品種の場合は品種)の性質、栽培(用土、肥料、水やりなど)、環境(栽培場所や気候など)、害虫(ネグサレセンチュウなど)、というようなさまざまな要素が関わっているのだろうと思われます。
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クリスマスローズ

2014-02-02 | その他の植物
画像はクリスマスローズの鉢を並べている棚です。
場所が無いもので実生苗のポットを鉢の間に押し込んでいます。


古い葉を切るのを忘れていた影響もあるのか花芽の成長が遅れていたようですが、蕾が膨らんできました。


これは実生苗の新芽です。
同じ年に蒔いたものが多いのですが、成長の速さには個体差があるようで株の大きさにばらつきが見られます。
画像の苗は芽が最も大きく見える株ですが、それでもまだ今年は咲きそうにありません。
10.5cmポットから鉢増しできていないので、咲かなくても仕方がないのかもしれませんが・・・


先の画像の棚だけでは鉢が収まりきらず、少し離れた場所に置いているヘレボルス・ニゲルもようやく開花間近といった状態になりました。


これも別の場所に鉢を置いているヘレボルス・リビダスです。
何年か植え替えせずにいて衰弱させてしまい数年間咲かない状態でしたが、今年は蕾がついてくれました。
それでも枯れはしなかったので(^^ゞ性質そのものはかなり丈夫な種類なのではないかと思われます。
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さくらそうの根腐れと用土

2014-02-01 | さくらそうに関するあれこれ
私がさくらそう(日本桜草)の栽培を始めて品種を集めるようになってから10年以上が過ぎたのですが、この3、4年はそれ以前と比べて根腐れがひどいように感じています。
3年前の2011年はひどく根腐れさせてしまった品種が多く、翌2012年は若干は回復してきたものが多いように見えたものが、昨年はまた少し悪い状態に逆戻りしてしまった、といった状況です。

はっきりした原因は全く分からないのですが、同じように栽培しているつもりでも、4、5年前までとそれ以降ではさくらそうの状態が違っているという印象があるので、これまで10年余りの間続けてきた栽培方法を見直した方が良いのかなと考えています。

根腐れがひどかった年とそうでもなかった年を比べて、春に芽が出てきてから開花時期を過ぎて枯れるまでの間の葉の大きさや数、枯れる時期などに大きな差は無さそうなので、葉が枯れて以降の夏の暑さが原因かとも考えてみたのですが、この3、4年に限らずそれ以前にも猛暑の年はあったわけで、それが大きな要因とは言えないように思います。
鈍感な人間である私などは気付くことのない微妙な環境の変化でも起こっているのでしょうか。


再利用するためにふるいにかけた古土(さくらそうとその他の植物のものを混ぜた状態)です。
見た目には赤玉土と軽石がほとんどを占めているようです。

ここ数年間は腐葉土の代わりとして草花用培養土を混ぜていたのですが、植え替えのときに見ていて細かい土が多く含まれていると根茎や根が腐りやすいのではないかと思われたので、今年は止めてみることにしました。

根腐れがひどくなった時期と古土再利用による用土の使用量を増やした時期が重なっていたことから、これが原因かとも思ったのですが、新しく購入した赤玉土や腐葉土、バーク堆肥、軽石などを使った用土でも同様に根腐れが見られたので、どうやら違うようです。


これは植え替えで出た古土です。
購入した用土が入っていた袋に入れておいて、翌年の植え替えの前にふるいにかけて細粒と微塵を取り除いて再利用しています(細粒と微塵は他の草花や野菜の栽培に使います)。

私は今のところ古土をすぐに再利用せず翌年の植え付けに使っているので、ただの偶然なのかもしれませんが根腐れが特にひどかった2011年と2013年には新しく追加した用土以外は同じ土を使っていたことになります。
元は同じように混ぜ合わせて作った用土なので、用土に原因があるとは考えにくいのですが、若干でも根腐れの状況が回復しているように見えた2012年の用土を再利用する今年はどうなるでしょうか・・・
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