草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

栽培の良し悪し

2011-01-29 | さくらそう栽培記録〜2011年
私の今期のさくらそうの植え替えは早くから始めて少しずつ作業しているので、いろいろな事を考える時間ができました。

水やり、施肥、置き場所の選択など栽培に関わる事柄は、さくらそうが成長するために善かれと思ってしているのですが、栽培歴の長い経験豊富な方々と違って栽培を始めて10年にも満たない私などは、結果的に逆効果になっていることも少なくないのではないかと思います。

例えば水やりでは、タイミングが早ければ水分が多過ぎて根の成長が悪くなり、それが続けば根腐れが起きる要因となるでしょうし、遅かったら根が乾いて衰弱してしまい、そのまま放置すればやがては枯れてしまうことでしょう。

より良い栽培をして芽を大きく育てて翌年より美しい花を見たいと私は考えてしまいますが、余計な事をしない、あるいは植物の邪魔をしないように栽培するのが大事なのかなという気もします。

我が家では今期は全般的に不作傾向ですが、鉢によっては昨年よりも良い状態に見えるものもあります。
同じように栽培しているのになぜだろう?と思ってしまいましたが、逆にどの鉢にも画一的な栽培管理をしている事がそうした状況となった原因ということかもしれません。

至難の業のようにも思えますが、一鉢一鉢の様子を良く見て的確と考えられる栽培作業をしていく必要があるのかもしれないと思い始めています。
我が家では庭の面積の都合上鉢数がそう多くはないので、今年からは今まで以上に各々の鉢の状態を観察して栽培してみようと考えています。
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さくらそうの古土2

2011-01-28 | さくらそう栽培記録〜2011年
先日、さくらそうの古土の他の植物栽培への再利用について記しましたが、私の場合は枯れた根茎や根を取り除いたものをそのままか、腐葉土や堆肥を混ぜて使っています。

以前、ふるいにかけて細かい粒と微塵を取り除いてみたこともあるのですが、ふるい分ける作業にはその前にある程度乾かしておくことも合わせるとかなりの手間がかかり、赤玉土の小粒と同じ位の粒が残るようにすると、ふるいから落ちたものが全体の3割くらい出るのでその処分は容易ではなく、残った粒状の土も赤玉土の代わりに使ってみても植物の根の成長が今一つ良くない感じがしました。

用土の再利用の際にふるいなどを用いて微塵や細粒を抜くというのは植物の種類を問わず園芸では珍しくない作業ですから、根の成長が良くないと感じたのは私だけなのかもしれませんが・・・

少ない用土でも芽を大きく育てることができる方法があれば古土の量も減ると考えて、毎年少しずつ試していますが、よい方法はそう簡単には見つかりそうもありません。
施肥量を少し増やすことである程度は補えるように感じられますが、それだけで解決できるほど大きく育ってはくれません。
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さくらそうの古土

2011-01-26 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像は種子を蒔く時期が遅れてしまったためにちょっと小さい鉢植えの大根です。

この用土はさくらそうの古土です。
古土を再利用して一年経つ間に、さくらそうの根の切れたものは春から夏に芽が出たものの他は腐って無くなります。
葉が出たものは抜き取っているので、用土中に芽や根が残っていない状態になります。

この古土に堆肥を混ぜてさくらそうの予備の鉢やプランターなどの植え付けに使ってきました。
一昨年植え付け分までは特に問題なかったのですが、昨年植えつけたものは根腐れがひどい状態になってしまいました。

原因としては水はけが悪さが考えられたので、水はけの良い砂(軽石、桐生砂、富士砂、日向土など)を混ぜて、小さめのプランターで試してみようと考えています。

さくらそうの古土は、赤玉土と腐葉土または堆肥を混合した用土で栽培できるような植物に再利用していますが、当然の事ながらさくらそうの栽培鉢数とともに古土も増え、昨年は10月頃まで未利用の古土が残っていました。

これ以上さくらそうの鉢を増やしたら、古土を使い切れないことになりそうなので、今年は植え付ける数を減らすつもりです。
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霜柱の立ったポット

2011-01-10 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像はさくらそうの芽を仮に埋めてあるポットですが、家の北側に置いてあるので昼頃でもまだ霜柱が立っていました。
こうなると表面の土は乾きやすくなります。


こちらは土が乾いているので霜柱は立っていません。
少し掘って赤玉土の色を見たところ、深さ5mmから1cmの間あたりが乾いている部分と湿っている部分の境目でした。
芽や根はもっと深くに埋まっているので、慌てて水をやる必要は無さそうです。
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植え替え一休み

2011-01-09 | さくらそう栽培記録〜2011年
私の栽培しているさくらそう(日本桜草)の植え替えは、年末から中断しています。

数年前から2段階に分けて作業しているので、これから仮に埋めてある芽を掘り出して植え付けるのですが、私は鉢をシートで覆うなどの防寒対策を施さないので、なるべく遅くした方が土の凍結や霜柱によって赤玉土の粒が崩れることが少なくなるので、時期を待っているところです。

芽が動き出す(葉が伸び始める)前には終わらせたいので時期の判断が難しいのですが、2、3週間後に植え付けを始めようと思っています。


私が栽培しているのは品種名が確かかどうかよく分からない品種も含めて約80、品種名不明のものが約20あります。

80品種のうち、万が一栽培に失敗して枯らしてしまったら再入手したいと思う品種がいくつあるか考えてみたところ、20くらいありました。
私は好き嫌いが激しいのか、思ったよりも少ない数になりました。

昨年あたりから、品種を集めたいという思いよりも、良い状態に栽培してより美しく咲いた姿を見たいという思いの方が強くなってきました。
良い状態に育てられて咲いた花(それがその品種本来の花の姿に近いと言っても良いかと思います)と、私の栽培したものに多い、とりあえず花が咲いたという状態の花には大きな違いがあるという事がわかりかけてきたのも、そう思うようになった理由の一つだと思います。

さくらそうが好きな方には、私からすると驚くほどの数の鉢を上手に栽培しておられる方も少なくないのですが、私はそのように栽培できる技量を持ち合わせておらず、ある程度数を絞り込んだ方が良さそうなので、その他の60品種と品種名不明のものは3.5号か4号の駄温鉢と10.5cmポット各一つ、あるいは10.5cmポット二つに減らすことにしました。
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新年

2011-01-01 | その他趣味いろいろ
あけましておめでとうございます。
今年もこのブログにはさくらそう(日本桜草)栽培に関する内容などを記していきたいと思っております。
今年もよろしくお願い致します。

今は曇っていますが、朝のうちは晴れていたので富士山の写真が撮れました。


今朝は寒く、睡蓮鉢には氷が張っていました。
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