草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

暑っ!

2011-06-29 | さくらそう栽培記録〜2011年
今日はとても暑い一日でした。
画像は窓を開けた室内に置いている温度計の午後の様子です。
直射日光が当たっていたという訳ではなく、朝から日の当たらない場所に置いていてもこの気温になりました・・・

屋外は1、2度は高かったでしょうし、日差しもあるので、さくらそうの葉が枯れるのも仕方の無いことかなと思います。
我が家のあたりで最高気温が30度を超えたのは、今日で今年5日目だったと思います。
我が家の来年の花は今年よりもさらに良くない状態となってしまいそうです。

ふと思ったのですが、仮に高温によって早く葉が枯れたとしても、早咲き品種ならば花が咲き終わってから枯れるまでの間の日数が多くなり、その分だけ芽を大きく育てられやすく毎年花を咲かせ続けるのも比較的容易という事になるのでしょうか。

今年のような気候となると、鉢の上に日除けを設置した方が良いのかもしれませんが、私はそこまでして栽培する気にはなりませんので、年によって花数が減ったり、咲かない年があったりという事になるのでしょう。
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暑さで葉が傷んできました

2011-06-27 | さくらそう栽培記録〜2011年
我が家のさくらそう(日本桜草)の鉢は、今月に入ってから少しずつ葉が弱ってきている様子で、枯れ葉が目立ちつつはあったのですが、ほぼ平年並みといった状況でした。
ところが先週、最高気温が30度を超える日が続き、葉の傷みが急に進んだように感じられます。

今年は5号駄温鉢を減らして9cmと10.5cmのビニールポットに替え、栽培鉢数自体も少し減らしたので、水やりなどの作業はずいぶんと楽になりました。
小さいポットではかえって水やりが大変だろうと思われるかもしれませんが、数十ポットずつまとめて置いてある事と、必要な水の量が少ないのでジョウロに水を汲む回数が少なくて済むので、管理しやすいと私は思っています。


これは桜草鉢に植えた‘玉珊瑚’ですが、アオムシに葉を食べられてしまい、葉裏を探したものの見つける事ができずにひどい状態にしてしまいました。
これでは来年よい花を見せてもらう事はできそうもありません。

今年5号駄温鉢で栽培しているものが8つあるので、来年のこの鉢にはその中から芽がよく育った品種を選んで植える事になりそうです。
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さくらそうの採種

2011-06-21 | さくらそう栽培記録〜2011年
採種しようと思って花がらを摘まずに残しておいた、さくらそう(日本桜草)ですが、まだ薄緑色の実の皮が破れて種子が見えていたので採りました。

桜草は、実が茶色く枯れる前に種子がこぼれ落ちてしまう事も少なくないように思います。


封筒に入れて一日半ほど乾かしておいたところ、種子が全てこぼれ落ちていました。


これは別の株のものですが、薄黄色から薄茶色っぽくなってきました。
ガクは虫に食われてしまいましたが、実は無事でした。
採り遅れて種子がこぼれ落ちてしまうといけないので、ちょっと早いのかなとも思いましたが採りました。
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紫陽花

2011-06-12 | 庭の花いろいろ
紫陽花の花が綺麗な季節になりました。
我が家の庭では、今年はどれもよく咲いてくれました。


カシワバアジサイ




ヤマアジサイ


ウズアジサイ(オタフクアジサイ)



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採種するために花を摘まずに残しておいた桜草

2011-06-12 | さくらそう栽培記録〜2011年
2週間あまり前にも画像をアップしましたが、自然に結実していたさくらそうです。
ガクを虫に食われてしまったのですが、種子は無事のようです。
小さな芽を植えた鉢で、もともと咲いた花の数が少なかったのですが、10余り咲いた中で結実したのは一つだけでした。


こちらは人工授粉したものです。
上の画像のものと比べると小さいのですが、いくらか大きく育っているように見えて、枯れる様子もないので、種子ができているのではないかと思います。


花後一ヶ月ほど経過して、結実しなかったものは枯れてきました。
上の画像は5日ほど前に撮ったものなのですが、今日撮ったものが下の画像です。
花茎も枯れてきました。
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桜草とアレルギー

2011-06-08 | さくらそう栽培記録〜2011年
プリムラ類の中で、オブコニカやマラコイデスなどは、葉や花茎に含まれる成分によって手がかぶれる事が知られており、近頃はその物質を含まない品種も開発されています。

さくらそう(日本桜草)では、そのようなことはないといわれる事もありますが、栽培家の方々のブログなどを見ると、オブコニカやマラコイデスによるものと同様の症状に悩まされている方もおられるようです。

私の場合は2、3年前から、花がら摘みや増し土の作業の際に、葉や花茎に指が触れるとチクチクと針で刺されるような痛みを感じるようになりました。
今のところ痒みはなくかぶれる事もないのですが、もともと私は目の痒み、鼻水、くしゃみなどのアレルギー症状が出やすい体質のようでもあり、そろそろ危ないかなと思っています。

指先を使った細かな作業も容易な、ごく薄手のゴム手袋があり、植え替え時に使っているのですが、葉や花茎の手入れの際にも症状がひどくならないうちにそれを使った方がよいかと考えています。

植え替え時に手袋を着用する理由ですが、土が原因なのか、手が汚れるので頻繁に水洗いすることになるのが原因なのかよくわかりませんが、園芸が趣味の人は手荒れがひどく、手や指が年齢よりも老けて見える傾向があるようです。
まあ私は男なので、気にしなければそれでも良いのですが、もともと年齢より上に見られる事が多いので、老けて見えてしまうのは気になります(^^ゞ

園芸趣味では、高山植物や一部の蘭などを除いて大抵は腐葉土や堆肥を用いますが、それらには植物に有益な微生物や細菌が含まれる反面、人体に有害な微生物や細菌も含んでいるとされ、外国ではマスクと手袋の着用が推奨されているところもあるようです。
私は腐葉土を扱うと鼻の奥が痛くなる事があったのですが、マスクを使うようになって、それが無くなりましたので、どうやら効果がありそうです。
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6月上旬のさくらそうの様子

2011-06-07 | さくらそう栽培記録〜2011年
一昨日(6月5日)に撮った、さくらそう(日本桜草)の鉢の画像です。
部分的にアオムシに食べられてしまったもの、高い気温と強い日差しによって葉が焼けたらしいものなども散見されますが、全般的に葉が小さく感じられた昨年よりも順調に育っているように見えます。

我が家のあたりで多くの葉が枯れるまであと一ヶ月余り、少しでも長く葉が保つよう、失敗しないように栽培したいと思っています。
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花菖蒲の側蕾が開花

2011-06-03 | その他の植物
少し前に画像をアップした‘葵形’の花茎の側蕾が開花しました。

花菖蒲の大抵の品種は花茎の先端に2つの蕾があって、数日違いで一花ずつ咲きますが、花茎の上部に付いた葉のもとから側蕾が出てきて花がもう一つ咲くものも少なくありません。

全体的な姿を美しく見せるため、あるいはより大きな花を咲かせるために、側蕾を早めに切り取る方法もあるようですが、私はもったいないので咲かせてしまいます。
そうすると合計3つの花が咲くことになり、一つの花の寿命は2~3日なので、1株で延べ1週間ほど楽しめます。

‘伊豆の海’という品種のように、側蕾が何段も出て、ジャーマンアイリスの花茎に似たような姿になるものもありますが、華やかな印象で花を長い間楽しめる反面、花菖蒲らしからぬ草姿で風情に欠ける感じがします。
このことは私の個人的な感覚に基づく印象に過ぎませんが・・・


これは品種名不明の六英咲きの花です。
この画像では白花のように見えますが、薄青紫色のぼかし状の模様が少し入っています。

雄しべの先が花弁状に変化しているので、ちょっと見たところ、芯(雌しべ)の数が増えているような感じに見えます。
その分だけ、良く言えば豪華な感じ、悪く言えばちょっとゴチャゴチャした感じがあります。
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