先日の記事にアップしたさくらそう(日本桜草)が、あまりにもひどい状態だったもので、知人からメールで有り難いご意見を頂いたりもしました。
それ以降も芽や根茎の様子を確認して根腐れ部分を切り取る作業を少しずつ続けていて感じたことを記してみます。
その後50を超える数の品種の根茎の様子を見てみましたが、前回の記事の画像のようにひどい状態のものは1品種だけでした。
また、同じ品種の別のポットでも、あるいは同じ配合の用土で植えて隣に並べて栽培していた異品種でも、ひどく根腐れしているものとほとんど根腐れしていないものが混在していることがあり、どうやら一様に悪い状態というのではなく、例年よりも鉢やポットによって状態の差が大きいという感じがしています。
根腐れがひどい株を観察すると、水と混ざって泥のようになっている細かな土が根茎や根に付着しているのに対して、根腐れの程度が軽い、あるいは全く見られない株は根茎や根が粒状の土に囲まれているような状態で、湿っていても根茎を指で摘んで軽く揺すっただけで用土がパラパラと落ちました。
細かい土が混ざっているように見える草花用培養土を腐葉土の代わりに使ったので、特に根腐れがひどくなってしまったのかなと思います。
私はまず用土を混ぜ合わせて袋に入れておき、それを使って植え付けているのですが、よく混ぜておいても細かい土は袋の底の方に溜まりやすいので、底の方の土はさくらそうには使わずに根腐れし難い他の植物に使うのが良いのかもしれません。
そのほか、植え付けた芽の数が多過ぎて根が絡まり合っているような場合にも根腐れしていることが多いように見受けられ、過密状態にならないよう適当な数を植え付けるのが重要だと改めて思いました。
7月頃に出てきた小さな葉がつい先頃まで緑色で残っていたところにできた小芽や、なぜか夏になっても葉が枯れることなく生育が続いていた株の根には、ネグサレセンチュウによるものと疑われる根の元の方や途中、先端などが部分的に腐って焦げ茶色~黒に変色する現象と、ネコブセンチュウによるものらしき根の小さな瘤はほとんど見られませんでした。
このことから、センチュウによる虫害は葉が枯れて半休眠状態(?)になっている状態で発生しやすいのではないかと思いました。
例年同様に陶器鉢よりもビニールポット(ポリポット)の方が根腐れしているものが少ない傾向が見られました。
私の場合、ある程度良い芽が育っていたので陶器鉢に植え付ける。ひどい根腐れで芽も小さくなる。ポットに植えて数年かけて回復を図る。の繰り返しになってしまっています。
ただ、'玉珊瑚'や'桃の里'など4、5年ほど陶器鉢植えを続けてもそこそこの状態を維持できている品種もあり、その違いが何によって起こっているのかはわかりません。
鉢内の排水性や通気性を高める効果によって根腐れ対策にもなるかと期待される、鉢底にゴロ土(鉢底石)を入れたもの、くん炭を混ぜた用土で植えたもの、そのどちらも根腐れの程度が軽い鉢の割合がいくらか高くなるように見えましたが、中にはひどい根腐れ状態のものもあって、大きな効果があるとまでは言えないように感じました。
しかし全く効果が無いというわけでもなさそうなので、今度の植え付けでは多くの鉢に取り入れてみようと考えています。
それ以降も芽や根茎の様子を確認して根腐れ部分を切り取る作業を少しずつ続けていて感じたことを記してみます。
その後50を超える数の品種の根茎の様子を見てみましたが、前回の記事の画像のようにひどい状態のものは1品種だけでした。
また、同じ品種の別のポットでも、あるいは同じ配合の用土で植えて隣に並べて栽培していた異品種でも、ひどく根腐れしているものとほとんど根腐れしていないものが混在していることがあり、どうやら一様に悪い状態というのではなく、例年よりも鉢やポットによって状態の差が大きいという感じがしています。
根腐れがひどい株を観察すると、水と混ざって泥のようになっている細かな土が根茎や根に付着しているのに対して、根腐れの程度が軽い、あるいは全く見られない株は根茎や根が粒状の土に囲まれているような状態で、湿っていても根茎を指で摘んで軽く揺すっただけで用土がパラパラと落ちました。
細かい土が混ざっているように見える草花用培養土を腐葉土の代わりに使ったので、特に根腐れがひどくなってしまったのかなと思います。
私はまず用土を混ぜ合わせて袋に入れておき、それを使って植え付けているのですが、よく混ぜておいても細かい土は袋の底の方に溜まりやすいので、底の方の土はさくらそうには使わずに根腐れし難い他の植物に使うのが良いのかもしれません。
そのほか、植え付けた芽の数が多過ぎて根が絡まり合っているような場合にも根腐れしていることが多いように見受けられ、過密状態にならないよう適当な数を植え付けるのが重要だと改めて思いました。
7月頃に出てきた小さな葉がつい先頃まで緑色で残っていたところにできた小芽や、なぜか夏になっても葉が枯れることなく生育が続いていた株の根には、ネグサレセンチュウによるものと疑われる根の元の方や途中、先端などが部分的に腐って焦げ茶色~黒に変色する現象と、ネコブセンチュウによるものらしき根の小さな瘤はほとんど見られませんでした。
このことから、センチュウによる虫害は葉が枯れて半休眠状態(?)になっている状態で発生しやすいのではないかと思いました。
例年同様に陶器鉢よりもビニールポット(ポリポット)の方が根腐れしているものが少ない傾向が見られました。
私の場合、ある程度良い芽が育っていたので陶器鉢に植え付ける。ひどい根腐れで芽も小さくなる。ポットに植えて数年かけて回復を図る。の繰り返しになってしまっています。
ただ、'玉珊瑚'や'桃の里'など4、5年ほど陶器鉢植えを続けてもそこそこの状態を維持できている品種もあり、その違いが何によって起こっているのかはわかりません。
鉢内の排水性や通気性を高める効果によって根腐れ対策にもなるかと期待される、鉢底にゴロ土(鉢底石)を入れたもの、くん炭を混ぜた用土で植えたもの、そのどちらも根腐れの程度が軽い鉢の割合がいくらか高くなるように見えましたが、中にはひどい根腐れ状態のものもあって、大きな効果があるとまでは言えないように感じました。
しかし全く効果が無いというわけでもなさそうなので、今度の植え付けでは多くの鉢に取り入れてみようと考えています。