草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

桜草の植えつけ二日目

2010-01-31 | さくらそう栽培記録〜2011年
今日もさくらそう(日本桜草)の植え付け作業をしました。

以前から記している通り、私の今年の予備の鉢は4号、3.5号の駄温鉢、10.5cmビニールポットのいずれかなので、小さな芽でも3芽程度しか植える事ができず、あまり起こらないことですが5号鉢に植えた芽が全て枯れてしまったり病虫害を受けた場合には、来年には4芽確保できず芽の大きさも若干小さくなります。

予備も5号鉢ならば万全だろうとは思うものの、置く場所が無いので仕方がありません。
でも、気に入っている品種は毎年花を見たいもので、いくつかの品種は予備を二つにしてみました。

昨年までは増し土をすることや土の節約を考え、やや少ない用土で植えていたのですが、根が鉢底近くまで伸びているものも多く見られたため、今年は増やしてみました。
それでも他の植物よりは用土が少なく、5号鉢で縁まで2~3cmの余裕はあるので、増し土が必要となった場合にも十分に対応可能です。
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植えつけ開始

2010-01-30 | さくらそう栽培記録〜2011年
今日、さくらそうの植え付けを始めました。

昨年4号鉢に植えていた分から始めましたが、昨日の記事の画像にあったように5鉢用意できていた5号鉢は早々に使い切りました。
まだ3.5号と4号の鉢は残っているので、5号鉢に植えていたものから先に進めるつもりです。

鉢の形が異なると、同じ号数(口径)でも大きさが違います。
素焼鉢や駄温鉢などは、製造元が違ってもその差は僅かですが、私が持っている2種類の桜草鉢は、鉢の高さ(深さ)が違うので、容積にも差があります。

その桜草鉢ですが、庭が広くないので、5号鉢では場所の確保が難しいかと考えて4号鉢をいくつか集めましたが、やはり3芽植えと4芽植えを比べると開花時の見た目に違いが感じられますし、土の容量と植えた芽の数によると思われる芽の大きさの違いも見られます。

我が家では現在は駄温鉢ばかりの5号鉢も、私の栽培技術が向上した暁には鑑賞に耐えうる鉢が欲しいと思っていますが、茶色い寸胴型の桜草鉢を眺めていたら、本当にこれで良いのか?という疑問(栽培上の問題ではなく、私の好みの問題)が浮かんできたので、どんな鉢にするか考えているところです。
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時々考えます

2010-01-29 | ひとりごと
いま自分が死んだら、いったい後に何が残るのだろう?などと考えることがあります。
現時点でいろいろ考えて、残るものはこれといって無い、という結論に至るのですが、そうなり得る可能性が高いのは、好きな桜草かなとも思います。

後に残ると言えば、実生して新しい品種を作り出すことが、まず思い浮かびます。
今まで本格的に実生には取り組んではいないのですが、やったとしても栽培場所から50ポット作れるかどうかで、良い結果が出る可能性は低いと思います。
ただ、そうは言っても可能性がゼロではないですし、例えば同じ交配(人工交配しなければ同じ種子親)の種を10年続けて蒔けば、同時に500ポット作ったのに近い効果が期待できそうで、やってみようかなという気にもなります。

違った考え方をすれば既存の品種でも、自分の手元に来たものを増殖させて他の人に譲ることができれば、後に残るということになります。
ここ数年、桜草に関するメールを頂いた方などに、余剰の芽を送ることができました。
比較的入手容易な品種ばかりで、私が譲渡しなかったとしても、格別どうという事はありませんが・・・

前にも記した事がありますが、100年以上も前に作り出された品種が、多くの人々により伝えられ、いま存在するという事は、私にはとても魅力的に感じられます。
古いがゆえに、贋物と言ったら印象が良くないですが、一度絶えてしまって現存するのは作出当初のものとは違う、という場合もあるでしょうし、いつの間にか品種名が変わったものもあることでしょう。
たとえそういうことがあっても、大抵はもうご存知の方がおられないほど昔の話で、その魅力が下がってしまうほどのことでは無いと思っています。

極端に栽培が難しい品種もあると見聞きしますし、新たな品種も作られるので、現存する品種全てという訳ではないにせよ、今後も受け継がれていくことでしょう。
そしてその一端を担う事ができれば、と思いつつ栽培を続けたいと思います。

死んだら何が残るなどという暗い話題になりましたが、
べつに重い病気にかかったとか、そういうことではありませんので、ご心配なく(*^_^*)
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鉢の準備

2010-01-29 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像は、他の植物を植え替えたり、さくらそうの芽を品種ごとにまとめて埋めておいたりしたため、一時的に空いた鉢です。
左から5号、4号、3.5号の駄温鉢で、さくらそう(日本桜草)の植え付けに使う予定です。

開花が見込める大きさの芽を基準にすると、5号鉢には4芽、4号鉢には2~3芽、3.5号鉢には1~2芽植えつけます。
今年は芽の数が3芽以下の品種を除いて各品種1鉢は5号鉢に植える予定なので、5号鉢はもっと増えるはずです(^_^;)

数が少ない品種と、5号鉢に植えた品種の予備として栽培する分を植える4号以下の鉢は、この他に芽を埋めてあるものが30前後あるので、それでも不足する分は10.5cmビニールポットに植えるつもりです。
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さくらそうの用土作り

2010-01-24 | さくらそう栽培記録〜2011年
もっと早くから始めれば良かったのですが、ようやく桜草用の土を混ぜ合わせました。

昨年は多くの鉢に草花用の培養土を使いましたが、それに大きな問題があったわけではないのですが、開花時の葉の大きさを見ると若干肥料が効き過ぎている印象があったので、今年は小粒の赤玉土6~7 : バーク堆肥 3~4 程度の割合に、くん炭を1割弱程度、自分で混ぜ合わせました。
増殖用の鉢には、今年も培養土を使う予定です。

今年は赤玉土や堆肥を、近くの店では小さな袋しか売っていない「くん炭」の大袋と一緒に通販で購入したのですが、赤玉土の小粒と言っても、商品によって粒の大きさが異なることに気づきました。

今回購入したものは、近くの園芸店やホームセンターのものよりも粒が大きかったのですが、私は水はけを良くするために軽石を混ぜる時もあるので、粒が大きいのは好都合です。

以前は腐葉土を使っていたのですが、木の枝が多く混ざっていて取り除くのが面倒だったので、昨年からバーク堆肥に切り替えました。

混合した用土は、しばらく置いておけば良いのでしょうが、もう1月下旬になってしまったので、来週から植え付けを始める予定です。
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ひさびさに

2010-01-23 | その他趣味いろいろ
鉢にアクリル絵の具で描いてみました。
これは普通の素焼鉢よりも色が濃いものですが、明るい色の素焼鉢を使えば、絵の具の色がより目立ちます。

最初に下地に塗る白い絵の具(?)を塗ってあります。
手間はかかりますが、発色が良くなって絵の具の量が少なくてすむので効果的です。

最後に表面保護や光沢を出す用途に使う透明のニスのようなものを塗っています。
アクリル絵の具自体も乾燥すると水に溶けないので、屋外で雨が当たっても大丈夫なのですが、これを塗ると汚れにくいように感じます。

下描きの線から色がはみ出たりしていますが、離れて見れば目立たないということで・・・
これは3号鉢と小さいので、遠くから見たのではよく見えないのですが(^^ゞ

良く言えば可愛らしい、悪く言うと子供っぽい絵ですが、ちょっとした飾りとしては良いかなと(^_^;)
植物を植えて使っても色が落ちたりすることも無いのですが、植木鉢として使わずそのまま飾ったりしています。
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桜草は地植えでも

2010-01-20 | ひとりごと


画像は、2006年4月に東京都北区の浮間ヶ原桜草圃場で撮ってきた写真です。
数種類の野生種のサクラソウが地植えにされており、開花時期に公開されています。

それまで、さくらそう(日本桜草)は鉢植えに限ると思っていた私ですが、地植えにしても綺麗なものだと、ここを見て気づきました。
とは言っても、自宅で真似てみるというのはスペース的に無理な話です。

話はずっと小さくなりますが、7~8号以上の鉢やプランターに多くの芽を植える方法でも、その雰囲気はいくらかは感じられます。
その後昨年までに、札落ちというか、購入した苗の名札と咲いた花が違っていたものを数種類植えてみたのですが、私の好みでは、野生種か、園芸品種では桜弁、平咲きの小~中輪品種が似合うように思えて、それ以外の品種はやはり4芽植えの方が良いと感じています。
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準備

2010-01-20 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像は我が家のさくらそうの栽培場所です。
鉢数の増加に対応すべく、鉢を入れている育苗箱の向きを変えまして、10箱並べました。
この育苗箱には5号駄温鉢が6鉢入るので、60鉢分というわけですが、桜草の鉢はこの場所以外にも置いているので、今年は予備として育てる3.5号か4号の駄温鉢、10.5cmビニールポットなどと合わせて置くことになりそうです。

画像の左側に昨年は桜草を植えたプランターを10以上置いていました。
今年は今のところ花菖蒲が2つ置いてあるだけですが、桜草も50~55cmのプランターに4つばかりは植えるつもりです。

さて、そのプランターですが、試しに昨年植え替えをせずにおいたものは小さな芽が少ししかなく、ひどい状態でした。
昨年も結構咲いていたのですが、葉が枯れてから雑草を茂らせてしまったのが悪かったのか、でも昨年植えたものは同じように雑草が生えていても、よく増えて芽が大きく育っていたのですが・・・
植え替えなかったものは、花後に大きくいくつかの塊に分けて、間に新しい用土を入れるとか、鉢だったら一回りから二回り大きな鉢に鉢増しするとかして、根茎や芽が育つ場所を作らないといけないのかもしれません。

容量の大きなプランターは、5号鉢と比べて水やりの手間はずいぶんと省けますが、重かったり広い場所が必要になったりと、植え替えの手間はかかる気がします。
長さ65cmのプランターに植えられる芽の数は、5号鉢で5鉢分くらいだと思いますが、プランター一つ植え替えるよりも、5号鉢を5鉢植え替える方がずっと楽だなと思いました。
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だいぶ減りましたが

2010-01-18 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像は、さくらそう(日本桜草)のポットです。
栽培していた鉢やポットから芽を一旦取り出し、今年の植え付けに必要な分は桜草鉢や駄温鉢に、余ったものは10.5cmのビニールポットにと、それぞれ品種ごとにまとめて埋めておいたものです。

昨日までに何人かの方に送ったので、育苗箱4つ分あったポットが約半分に減りました。
あと、写真に写っていないのが10ポットほどありますが、それは行き先が決まっているので、余剰分はこれだけです。

残りの数が2~3芽で、自分のところの予備の予備としてポットに植えれば何とかなるかなという品種もあれば、
‘花車’、‘雪車’などのように、数十芽あるのではないかという品種もあります。
これらは丈夫で育てやすく、花も咲きやすい品種なので、持っておられる方も多いようですね。
よく増えるので、プランターに植えたりすると花の季節には綺麗ですが、来年はさらに大量の芽を抱えることになります(^_^;)
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さくらそうの栽培方法を考える6~肥料

2010-01-16 | さくらそうの栽培方法を考える
さくらそう(日本桜草)は、肥料を施さなくても育てることができますが、肥料を施すことで花数が多くなったり、芽の成長が良くなったりする効果があるようです。

用土に混ぜておく元肥には、油かすや骨粉などの有機質肥料を植え付けの1ヶ月以上前に土に混ぜておく方法と、効果が長く持続する元肥用の化成肥料を混ぜたり、根に直接触れないように鉢底の方にばら撒いておく方法があります。
化成肥料は早めに混ぜておいても構いませんが、発酵していない有機質肥料は根を傷めるとされており、植え付け直前に混ぜる事は避けた方が良さそうです。

元肥を用いる際の欠点を挙げれば、量が多過ぎたときに取り除くのが難しいことです。
いずれにしても元肥は控え目にしておき、追肥を併用するのが無難かと思います。

生育中に施す追肥には、液体肥料や早く効果が現れる粒状の化成肥料などがあります。
こちらは他の草花と同程度かやや少ない程度の量を施せば良いでしょう。
油かすや骨粉が混ざった有機質の固形肥料や2~3ヶ月効果が持続するタイプの化成肥料も使ってみたことがありますが、効果が現れるのが遅く、花後2ヶ月ほどで葉が枯れてしまう桜草には向かないようです。

施肥の時期は、葉が出てから蕾が色づくまでの期間と、花が咲き終わってから葉が枯れ始めるまでの期間の二つに分けられます。
開花前は花数を増やし、葉を大きく育てる目的があります。
葉の大きさは開花期の鑑賞価値を左右する要素となりますので、大き過ぎず小さ過ぎず好みに合うように調節します。

花後は、葉を育てて翌年の花や葉となる芽を充実させ、数を増やす目的があるようです。
花が咲き終わった後の鉢を鑑賞することはまずありませんから、葉が大きく育っていても良いので、積極的に肥培すると良いと思います。ただ、肥料が多いと小さな芽ばかりが多く増える性質の品種もあるようですから、品種に合わせて調節することも必要です。

秋には葉が枯れていますが根は育っていて、芽が大きく成長する季節とされ、この時期にも肥料を少し施した方が良いと言う説もあるようです。
私は葉が枯れてからは全く施肥をしていませんが、特に問題を感じたことはありません。
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