草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう実生2013~2014・3月下旬の様子

2014-03-31 | さくらそうの交配と実生
さくらそう(日本桜草)の種子を昨年6月にジベレリン処理して蒔き、発芽後何度か移植をしながら栽培し、葉が枯れた12月頃に10.5cmポットに3~4株ずつ植え付けた実生苗です。
今月12日の記事にもほぼ同位置から撮った画像をアップしていますが、暖かい日が続いているためか驚くほど急速に成長しています。

3つの交配組み合わせの苗をまとめて置いていますが、このポットに植え替えた際に芽が比較的大きめのものを奥の方、小さいものを手前の方に並べてあります。
芽が小さかったものは現時点での葉の大きさも小さく、開花は来年以降になりそうです。

上の画像の場所では、大型の鉢皿の側面に穴を開け、1cmくらいしか水が溜まらないようにしたものにポットを詰めて置いていますが、常に腰水状態にしているわけではなく、水やり時にポットの底穴から流れ出た水が少し溜まり、早ければ翌日、遅くとも数日後には水が無くなる程度にして、土が乾き始めたら水やりしています。

やや詰め込み気味で窮屈ですが14ポット置けるので、全て3株植えとしても40株余りを栽培可能です。
この程度の数ならば水やり等の管理も楽ですが、鑑賞価値の高い何らかの特徴を持った花が咲く確率は極めて低いと考えられるので、成果は期待できないかもしれません。


例年葉が出るのも開花も早くなる家の西側の道路に面した場所に置いている、昨年は開花しなかった一昨年播種分の苗の中には既に花茎が伸び、蕾の色が見えてきたものもあります。

いつもの年ならば少しずつ花茎が伸びていく様子を見ているのですが、今年はバタバタしていて水やり時に観察する余裕が無く、花茎が伸び始めているのに気付いたと思ったらもう蕾に色が・・・という感じです。

同じ交配で昨年開花したものは白花が1株出た以外の100株以上が全て濃い桃色~紅色花だった実生ですが、これは白花のようです。
我が家にしては日当たりが良い場所で栽培していますが、花茎は細く頼りなげな感じです。


これは、以前こぼれ種から一つだけ芽生えてきた実生株と'御殿桜'を交配した苗で、今の蕾の色は薄めの紅紫色です。
昨年咲いた株では、表が白あるいは裏の色が少しにじみ出た感じのものと、裏表ともほぼ同じ色のものがありましたが、どんな花が咲くか楽しみです。


これは3年前(2011年)に交配・播種した'浜千鳥'x'玉珊瑚'ですが、昨年の時点で10株ほど生き残っていた中で唯一開花しなかった株です。
小さい(花数が少ない)ながらも今年は咲いてくれそうです。


昨年交配・播種の苗で、昨年末に植え替えたときに芽がそれほど大きく育っておらず、出てきた葉の数も少なめのものですが、花茎が伸び始めました。
芽が充実して本領を発揮してくれるのは来年以降かもしれませんが、どんな花が咲くか楽しみです。


これも昨年播種の実生ですが、2種類の野生種を交配したもので、中輪~大輪の園芸品種を交配親としたものと比べると蕾が一回りほど小さく見えます。

(以下、4月1日追記)

昨年播種の実生苗を植えている、長さ30cmくらいの小型のプランターです。
これには成長が早かった苗を多く植えているので、今年開花してくれる株も多くなってくれれば良いのですが・・・


'蛇の目傘'x'南京小桜'の交配苗の蕾も色づき始めました。
この交配の苗の中では大きく育っている株のためか、蕾の数が多く見えます。
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3月4週目に作ったもの

2014-03-31 | パン・お菓子作り
先週焼いたパンです。
これまでに作ったときは、やや生地の膨らみが悪くて硬く締まったような感じになっていたのですが、冷凍庫で保存していた古いドライイーストが原因の一つかと考えて、新しく購入した3gずつ小分け包装されているものを使ってみたところ、フワフワと柔らかい感じにできました!(^^)!


これは昨日焼いたものです。
卵を塗る量が少なかったので、色が薄めでした。

今回は微妙に小さく硬めになりました(それでも古いイーストのときよりは柔らかい)。
水(湯)の温度を計っていないので違いがあったのと、室温が1.5度ほど低かったことも影響したのでしょうか・・・
一次発酵の時間を少し長くすれば良かったのかも(生地を指で押してくぼみを作って発酵状態を確認するのを忘れたのが失敗でした)。


先週は、バナナマフィンも作ってみました(型が違いますが(^^ゞ
こちらはパンを発酵させている合間の時間を使って生地を作り、同時に焼きました。
前に作ったパウンドケーキやマドレーヌとほとんど同じような作り方で、最後に潰したバナナを入れるだけです。

バターを電子レンジで溶けない程度に柔らかくして使ってみたところ、前回前々回のように卵を混ぜるときに分離することもありませんでした。
どうやらバターが冷た過ぎたのが失敗の原因だったようです。
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実生のビオラの花

2014-03-30 | 庭の花いろいろ
昨年と同じく、5年以上前に採った種子を蒔いて育てたビオラの花です。
上の画像は薄紫色の花から採種した種子からの株で、咲き始めの頃は下の方の花弁が白っぽく、日が経つにつれて上の花弁と同じような紫色に変わります。


これは薄い紫色の花で、上の方の花弁は色がやや濃く見えます。


これは白い花から採種した種子からの株で、最も早く咲き始めたので、花数が多くなってきました。


どちらも白花ですが、左の株は花弁の元の方に黒い筋があり、右の株は無しです。


この花は少しだけ波打ったような形に咲くようです。


開花が遅くなった株は、ようやく最初の花が咲き始めたところです。
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実生のプリムラの花

2014-03-30 | 庭の花いろいろ
一昨年、交配・採種したプリムラの生き残ってくれた株が全て開花しました。
上の画像は採り蒔き株で唯一生き延びてくれて昨年も咲いていた株の花です。

秋蒔き~今年初開花の株は同じ大きさの鉢に2、3株植えですが、これは大きく育っているので1株植えています。


ここからは今年咲いた株です。
花弁(花冠裂片)が細めで、どことなく野生種っぽい雰囲気があるように私には思えた花です。

どうも弁の縁がやや内側に反ったように咲くようで、これがもっと強く出れば日本桜草の梅弁(梅咲き)のような花型になるのかも、という気がします。


昨年開花した株と似ていますが、なかなか形が良いと思う花です。


これも弁幅が広くて隙間なく重なるように咲いていますが、花弁の形が整っていないというか不揃いに見えます。


真ん中に写っている花はまだ萎れていないと思うのですが、どうも萎れかけに見えるような感じが・・・


交配の片親が黄色い花だったのですが、それに近い色の花も咲きました。


これは苗が小さかったので3株植えにした鉢で、それぞれ少しずつ違った色の花が咲きました。

(以下、4月2日追記)
今年初めて開花した9株の花柱形は、長柱花が7株、短柱花が2株でした。
花に微かな香りが感じられるものが4株あり、残りの5株は私には香りが無いと感じられました。
ただ、その香りが強くなったとしても良い香りと言えるかどうかは微妙な感じがしますが・・・

個人的には花茎が伸びて咲くタイプが「桜草」という感じがして好みなのと、小さい花が好きなので、この記事の画像で言うと上から2番目と6番目の花を互いに交配してみました。
両方とも長柱花なので結実しないのかもしれませんが、花冠と雌しべの長さを見比べると微妙に違うので、何とか種子ができてくれないかと・・・
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蕾が見え始めたさくらそう

2014-03-29 | さくらそう栽培記録2012〜2016
数日前に我が家の近くでもサクラ('染井吉野')が咲き始めました。
暖かくなってきて、さくらそう(日本桜草)の葉の成長も進んでいます。

上の画像は我が家で栽培している園芸品種の中で今年最も早くに蕾が見えてきたポットです(品種は'唐船')。
ただ、家の東側に置いているポットなので、南側に鉢を置いた品種の方が開花は早くなるのかもしれません。


他の品種や野生種も葉がほぼ出揃いました。
未だに葉が出ていないのは、根腐れが著しく、生き延びてくれるかどうか微妙な状態だった芽です。

いろいろな事情があって、先週末に一度だけ施肥(1000倍に薄めた液体肥料)をした以外は最低限の水やり以外に手入れらしいことは何もしていませんが、それでも例年とほとんど変わらずに育ってくれているようです。
もしかすると、例年のように花をゆっくりと見ることはできないかもしれませんが、何とか少しでも良い状態の芽が育ってくれるように栽培したいと思います。


昨年交配~播種した実生苗にも、蕾が見えてきたものがあります。
これは野生種の'田島ヶ原中州'x'塩尻'の交配のもので、早い時期から移植をして大きく育ってくれた株です。

この交配は蒔き過ぎたので、多くの苗は蒔き床にしたプランターの中で過密状態です。
そうした小苗は開花した実生苗を処分して空きスペースができたら植え替えをして、来年の開花を目標にして栽培したいと考えています。


これは昨年開花した一昨年播種の実生で、桃色の花に白い筋が現れていたので残しておいた株です。
見たところ絞りの模様とは違うようで、固定した性質ではない一度限りの現象のような気もしているのですが・・・
葉は毛が多めで今頃の時期はやや青みがかって見え、園芸品種でいうと'駅路の鈴'や'梅が枝'と似たような感じがします。

同じ交配の株には根腐れがひどいものが目立ったのですが(根茎の一部と大きな芽までもが腐っていたものも)、これは順調に育って芽数も増えていて、今日の時点で蕾が見えてきたものだけでも10芽ほどあります。


これも昨年開花の実生株ですが、濃い桃色~紅色花が多く咲いた交配の中で唯一白花が咲いたものです。
芽が小さく、今年は咲かないかと思っていましたが、蕾が出てきました。
日当たりが良くない場所に置いてしまったので、葉が徒長してしまっています。
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パンとフォカッチャ

2014-03-23 | パン・お菓子作り
今日作ったパンです。
前回までよりも水(ぬるま湯)の温度を高め(ポットに入れておいた湯2に水道水1ほどの割合)にしてみたところ、一回りくらい大きくできました。
焼けたパンの断面を見ても空洞が多くなり、触感や食感も柔らかく、格段に美味しくなりました(*^_^*)

家の冷凍庫に入れてあった古いドライイーストを使ったのが悪かったのかとも思っていたのですが、どうやら生地を発酵させる温度が低過ぎたのが原因だったようです。

しかしこれは気温や水道水の水温の影響を受けることなので、一度うまくできたからといって容易に再現はできないのかもしれません・・・(温度計を買ってきっちり計ればよいのかも)


これは少し前に作ったフォカッチャ(もどき?)です。
生地は機械ではなく手捏ねで作ってみました。

母がどこかでメモしてきたレシピを見て作ったのですが、オーブンの温度と時間に書き間違いがあったらしく、途中で止めたにも関わらず、かなり焼き色が濃くなってしまいました。
とは言え焦げ臭いほどではないので美味しく食べられましたが(^^ゞ

昨夏に収穫して乾燥させておいたバジルの葉を生地に入れましたが、香りが良かったです。
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アンズの花

2014-03-22 | 庭の花いろいろ
5日ほど前に咲き始めたアンズの花が早くも満開になりました。
暖かい日が続くと急速に咲き進むようです。


品種は'ゴールチャード'で、鉢植えの小さな木ですが毎年よく咲いてくれます。
他にもう1品種あるのですが、強めに剪定したためか今年は花芽がつきませんでした。
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クリスマスローズ・2014年

2014-03-16 | 庭の花いろいろ
鉢植えで育てているクリスマスローズの花が咲き揃ってきました。
上の画像の株は先月アップしたときには咲き始めた状態だったものですが、花数が増えてきました。


早くに咲いた花は既に雄しべが落ちてきていますが、全体を見ると見頃の時期かもしれません。


安い小苗か1000円以下の開花苗を買ったものがほとんどを占める我が家にある株の中では、花型が整っているように思う白花です。


赤い点(スポット)が多く入った花です。


これは日が経ってもあまり開かず、お椀を伏せたような形に咲くようです。
これも割と形が整っていて好みのタイプです。


「アプリコット系」という名札が付いていた小苗を買ったもので、まあそんな感じかなという花色です。


株を弱らせてしまって昨年は咲かなかったヘレボルス・リビダスも今年は咲いてくれました。
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クリスマスローズの実生苗に蕾

2014-03-16 | その他の植物
3、4年前に種子を蒔いたクリスマスローズの苗のいくつかに蕾がつきました。
置き場所が無くて鉢増しできず10.5cmポットのままで、今年は咲かないかなと思っていたので嬉しいです(^^♪

上の画像の苗は八重咲きと一重咲きを交配して採種したもので、数粒しか採れなかった上に発芽したのは1本だけでしたが、どうにかここまで育ってくれました。
八重が咲く確率は低いようですが、どんな花が咲くか楽しみです。


この株は一重咲きの花から採種した種子を蒔いたものです。
蕾の色は薄い紅色に見えます。


これは、こぼれ種から芽生えた苗を植え替えて育てた株です。
葉に隠れて見えにくいのですが、濃い赤紫色の蕾がついています。
親株もそうですが、葉色も赤みが強いです。
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2回目のパンとイチゴジャム

2014-03-16 | パン・お菓子作り
先日に続いてパンを焼きました。
今回は包丁で切れ込みを入れてマヨネーズを詰めたものと、同じ形に成形して何も入れなかったもの、前回と同じのレーズン入りのものの3種類作りました。

前回あまり膨らまなかったので、二次(仕上げ)発酵の温度(オーブンの発酵機能が2段階あったので強の方に)と時間(30分経過時点で前回より大きく膨らんでいたものの、もう少しかなと思って8分ほど追加)を調節してみたところ、今回は見た目が大きく食感も柔らかくなりました(*^_^*)

前回の記事にコメント頂いたアドバイス通りに溶き卵を塗ってから焼いてみたら焼き色が濃くなり、見た目も良くなりました。ありがとうございました!


発酵の待ち時間を利用してイチゴジャムを作ってみました。
少量だと焦げやすいので電子レンジの方が失敗が少ないと思いますが、今回は1パック分のイチゴを使ったので、ホーロー鍋(レモンの絞り汁を使うため)で作りました。
電子レンジで作っても同じですが、綺麗な色だなぁと思います。

洗ってヘタを取って水気を拭き取ったイチゴを鍋に並べ、砂糖を振りかけて1時間くらいそのまま置いておき、あとは焦げ付かないように混ぜながら弱火で煮て、イチゴが柔らかくなったらレモン汁を加えて、ほどよいとろみが付くまで煮詰めるという簡単なものです。

長く保存するには砂糖を多く使うようですが、1パックのイチゴでは大量にできることもないので、砂糖の量はイチゴ(ヘタを取る前)の三分の一の重さにしてみました。
砂糖やレモン汁の量は好みで調節すれば良さそうです。


先日焼いたマドレーヌです。
黒っぽいものは先週パウンドケーキにも使ったブランデー漬けの干し柿です。
親戚からバレンタインデーのチョコを貰っていたので、お返しということで・・・

家に6個焼ける型が二つあったものの、一つは黒く変色している部分が多かったので使わず、左側の丸いのはマフィン型に耐熱性のある紙カップを入れて使いました。
マドレーヌ型で焼いたものは上下逆さまの状態で撮ってしまったので裏側です(^_^;)

簡単に作るとパウンドケーキとは型と焼き時間が違うだけですが、家で作るお菓子としては甘過ぎるかなと思ったので、砂糖の量は75パーセントに減らしました。

量が少なかったので今回は電動ではなく泡立て器を使いましたが、この程度だと手が疲れるほどではありませんでした。
卵白や生クリームを角が立つくらいにまで泡立てる、といった使い方だと電動の機械の方が手っ取り早く疲れずにできるのでしょう。

今回もまた卵を混ぜているときにバターが細かい塊状に分離してしまいました。
前回は卵を冷蔵庫から出すのが遅かったかなと思って、バターと一緒に6時間ほど置いておいたのですが・・・
バターを潰して混ぜているときに、泡立て器の中に入ってくっついてしまったので、まだ硬い(温度が低い)ということかもしれません。
今度何か作るときは、ちょっと湯煎でもして柔らかくしてみようかなと考えています。(もっと暖かい時期ならば早めに冷蔵庫から出しておくだけで良いのかも)

マドレーヌを作るのは2回目。と言っても前回は20年前(^^ゞ
子供(当時の私は小6)でも美味しく作れた記憶があるので、お菓子の中でもかなり簡単な部類なのでしょう。
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